新世代多用途原潜ヤーセン級

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プロジェクト885「ヤーセン」多用途原子力潜水艦「セヴェロドヴィンスク」は、必要な要件を満たした誘導魚雷が生産された後、2012年に海軍の編制へ加入する。
1月26日ロシア防衛産業企業体の関係者は語った。 

原子力潜水艦「セヴェロドヴィンスク」は、「防衛」企業の武器生産の混乱の為、昨年(2011年)にロシア海軍の編制へ加入できなかった。以前の全ての誘導魚雷が必要な要件を満たさなかったが故に。
情報提供者は述べた。

「責任は、魚雷供給の為の2011年の国家防衛契約上の義務を履行できなかった企業ダグジーゼルとカスピースクにあります」
情報提供者はイタルタス通信に伝えた。

「以前、潜水艦の有翼ミサイルに関する問題が有りましたが、現在、それは事実上排除されています。
潜水艦自体は、高品質に造られており、長期の工場試験は、セヴマシュにおいて行なわれています。
必要な要件を満たした魚雷が生産され、セヴェロドヴィンスクの試験が完了すれば、海軍の編制に加入します」
情報提供者は述べた。

「目標は、潜水艦を今年に海軍へ引き渡すことです」
彼は締め括った。

彼は、「ダグジーゼル」社が生産した魚雷は、原子力潜水艦「クルスク」の兵器になっており、同艦がバレンツ海で演習中だった2000年8月12日に沈没した事を想起させた。
その後、潜水艦の118名の犠牲者の為に「ダグジーゼル」代理人は奔走した。

火曜日、ロシア連邦国防省長官第一代理アレクサンドル・スホルコフは、記者団に対し、「セヴェロドヴィンスク」の受領が2011年から2012年に延期されたと伝えた。
「契約上は、海軍へのヤーセン級1番艦の納入は2011年になっておりましたが、実行できず、2012年に延期されました」
スホルコフは述べた。

第4世代プロジェクト885多用途原子力潜水艦「セヴェロドヴィンスク」は、サンクトペテルブルク市の海洋工学設計局「マラヒート」により設計された。
潜水艦は1993年に「セヴマシュ」で起工され、2010年6月15日に進水した。
建造工事が長期間に及んだのは、財政難の為だけでは無く、船体と兵器の根本的に新しい構造の為でもある。

「セヴェロドヴィンスク」は、我が国の潜水艦で初めて魚雷発射管と制御室区画を艦首に配置せず、新型ソナーシステムのアンテナを艦首に配置した。
ミサイル兵器は、24基の垂直発射装置により使用される。
艦には、最新の通信・航海システムと、根本的に新しい原子力パワープラントが装備されている。

潜水艦の排水量は9,500トン、全長120メートル、最大潜航深度600メートル、最大水中速力31ノット(約57km/h)、乗組員85名である。

2009年7月、「セヴマシュ」の造船台で、プロジェクト885の2番目の潜水艦「カザン」が起工された。
2020年までの国家軍備プログラムにより、「セヴマシュ」は、このクラスの原子力潜水艦を10隻以上建造する必要がある。

同級の兵器は、数百キロメートルの飛翔距離を有する超音速有翼ミサイル「オーニクス」と「カリブル」、ロケット魚雷や誘導である。
多種類の撃破手段として、核および通常兵器が使用される。

原子力潜水艦「ヤーセン」級は、敵の原子力潜水艦を破壊する事により全ての戦略ミサイルを事前に阻止し、艦艇グループの主力である空母や、海軍基地、港湾及び他の海岸目標を攻撃するために設計された。

(モスクワ時間2012年1月26日10時45分配信)


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「セヴェロドヴィンスク」型原潜は、533mm魚雷発射管を8門装備しており、誘導魚雷USET-80(
УСЭТ-80)
UGST(УГСТ)などを合計30本搭載できます。

"УСЭТ"は"Универсальная Самонаводящаяся Электрическая Торпеда" (汎用誘導電池魚雷)
"УГСТ""Универсальная Глубоководная Самонаводящаяся Торпеда "(汎用深海誘導魚雷)の略です。
両方とも、対水上艦・対潜水艦両用魚雷です。

USET-80(
УСЭТ-80)
数字の80は、1980年に正式採用された事を意味します。
つまり、「80式汎用誘導電池魚雷」という事です。
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UGST(УГСТ)
こちらは、2002年に正式採用されました。
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「セヴェロドヴィンスク」の就役が延期されたのは、誘導魚雷の生産問題もあるようです。


なお、記事中で、「ダグジーゼル」社が原潜「クルスク」の魚雷を生産していたと書かれていますが、これは、650mm対艦重魚雷(ウェーキホーミング魚雷)を指しているようです。
このタイプの魚雷は、2000年8月の原子力潜水艦「クルスク」爆沈事故の後、ロシア海軍から退役しており、現在では使用されていません。

650mm対艦熱機関遠距離誘導魚雷65-76
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2011年12月22日
 
プロジェクト885「ヤーセン」シリーズの最初の艦である多用途原子力潜水艦「セヴェロドヴィンスク」は、12月20日、今年最後の試験を終えて株式会社・生産連合「セヴマシュ」の工場係留岸壁へ帰ってきた。
 
艦は、工場幹部と白海海軍基地司令部員〜「セヴマシュ」執行役員・総取締役代理セルゲイ・マリチェフ白海海軍基地司令官ヴィクトル・リーン1等海佐の出迎えを受けた。
海洋から戻ってきた潜水艦は、海岸で工場メンバーである納入部員の歓迎を受けた。
 
「セヴェロドヴィンスク」納入部責任者ヴァレリー・ドブロヴォルスキーによると、海洋航行プログラムは完全に実施され、2011年の複合試験計画は完了した。
納入部員と艦長セルゲイ・ミチャーエフ1等海佐率いる潜水艦乗組員は、艦の試験の初期段階を安全に実施し、訓練で高い責任感と職業意識を示した。
 
来年、最新の国産原子力潜水艦は、新たな課題に直面する。
特に、主要兵装-打撃ミサイル複合体-の発射計画、航海システムと音響システムの試験が続けて実施される。


 
多用途原子力潜水艦K-329「「セヴェロドヴィンスク」
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ロシア通信社ノーボスチ情報グラフィック
【新世代の潜水艦「セヴェロドヴィンスク」】
 
搭載ミサイルは、P-800「オーニクス」対艦有翼ミサイルと、
Х-101(Kh-101)長距離戦略有翼ミサイルと書かれています。
(有翼ミサイルは、巡航ミサイルの事です)
 
Kh-101は、最大射程5000kmの新型巡航ミサイルです。

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「セヴマシュ」総取締役アンドレイ・ジャチコフ『ロシア通信社ノーボスチ』のインタビューに応じ、
同社で建造中の「セヴェロドヴィンスク」型原潜について述べました。
 
多用途原子力潜水艦K-329「「セヴェロドヴィンスク」
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記事の内容を要約すると・・・
 


 
2011年12月2日08時20分配信
【原子力潜水艦「セヴェロドヴィンスク」引き渡しは2012年に延期される】
モスクワ、12月2日-ロシア通信社ノーボスチ、セルゲイ・サフロノフ
 
・プロジェクト885「ヤーセン」1番艦「セヴェロドヴィンスク」2012年にロシア連邦海軍へ引き渡される。
 
・以前、国防省や「マラヒート」の関係者は「セヴェロドヴィンスク」が2010年にロシア海軍に納入されると発言していた。その後、2011年に延びた。
 
・そして、引き渡しが2012年に延びた理由は2つ有る。1つは、取引先から納入された部品の品質に関する問題、もう1つは、ミサイル複合体の発射試験が完了していない事である。
 
・しかし、決して欠陥部品が艦の兵器や戦闘管制システムに使われているわけでは無い。
 
・今年、新型ミサイル「カリブル」の最初の発射試験が行われた。
 
・これまでに「セヴェロドヴィンスク」は、2度の海洋試験を行なった。それは航行の安全の点検と、ミサイル複合体の発射準備である。年末に、ミサイル複合体に関する作業が行なわれる。実際には、艦上以外の場所でミサイル複合体(「カリブル」「オーニクス」)の国家試験が行なわれる。
 
2012年には、約180日の海洋試験を行なう必要がある。
 
・この艦は兵器キャリアとして優秀さを示しており、2012年末までに海軍へ引き渡されるだろう。
 


 
更にジャチコフ氏は、「セヴェロドヴィンスク」型の同型艦の建造予定についても述べています。
 


2011年12月2日08時15分配信
【ロシアは2012年に、以前より改良された潜水艦「ヤーセン-M」を建造する】
モスクワ、12月2日-ロシア通信社ノーボスチ、セルゲイ・サフロノフ
 
・ロシアは2012年に5隻の改良された多用途原子力潜水艦「ヤーセン-M」を建造する。
 
統合造船業営団(OSK)は、原子力潜水艦「ヤーセン-M」シリーズを建造する契約に署名した。
 
「セヴマシュ」は、統合造船業営団の下請け会社としての役割を果たす。
 



ロシア通信社ノーボスチ情報グラフィック
【新世代の潜水艦「セヴェロドヴィンスク」】
 
以前の情報グラフィック
【新世代原子力潜水艦「セヴェロドヴィンスク」】
とほぼ同じ内容ですが、搭載ミサイルは、P-800「オーニクス」対艦有翼ミサイルと、
Х-101(Kh-101)長距離戦略有翼ミサイルと書かれています。
(有翼ミサイルは、巡航ミサイルの事です)
Kh-101は、最大射程5000kmの新型巡航ミサイルです。
 
上記の記事中に出てくる「カリブル」Калибрは、クラブ系列ミサイルの総称です。
 
「セヴェロドヴィンスク」は、オーニクスに加え、クラブ(カリブル)系列ミサイルも装備するようです。
同艦の場合、カリブル系列ミサイルは533mm魚雷発射管から発射可能です。
 
 
現在までに「セヴェロドヴィンスク」型は2隻が起工されていますが(「セヴェロドヴィンスク」「カザン」)、
2012年3番艦以降が起工されるようです。

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ロシア海軍の新世代多用途原子力潜水艦プロジェクト885「ヤーセン」1番艦
K-329「セヴェロドヴィンスク」

1993年12月21日生産連合「セヴマシュ」で起工され、2010年6月15日に進水し、2011年9月12日から海洋試験を開始しました。

原潜「セヴェロドヴィンスク」
後方には、セヴマシュで核燃料交換を含むオーバーホール並びに近代化改装中のキーロフ型重原子力ロケット巡洋艦「アドミラル・ナヒモフ」が見えます。
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「セヴェロドヴィンスク」艦尾
遠方には、係留保管中の重原子力ロケット巡洋艦「キーロフ」が見えます。
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洋上の「セヴェロドヴィンスク」
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RIAノーボスチ「Infoglafika」(情報グラフィック)より
【新世代原子力潜水艦「セヴェロドヴィンスク」】
Подлодка нового поколения "Северодвинск"
 
設計:中央海洋工学設計局「マラヒト」
建造:生産連合「セヴマシュ」
排水量:水上8600/水中13800t
全長:119m
全高:13.5m
深さ:9.4m
乗員:90名
潜航深度:600m
新世代原子炉搭載
最大速力:31ノット
武装
長距離戦略有翼ミサイル(射程5000km)
対水上有翼ミサイル
魚雷
機雷
 
 
「有翼ミサイル」Крылатая ракетаとは、いわゆる「巡航ミサイル」の事です。
「対水上有翼ミサイル」は「オーニクス」を指していますが
この他にも、射程距離5000kmの対地攻撃用戦略巡航ミサイルも運用できるとの事です。
おそらくは、新型巡航ミサイルХ-101(Kh-101)の事でしょう。
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ロシア海軍の新世代多用途原潜セヴェロドヴィンスクの最新情報。


http://www.rian.ru/defense_safety/20100315/214359850.html
【多用途潜水艦の1番艦「セヴェロドヴィンスク」は5月7日に進水する】
モスクワ、3月15日(ロシア通信社ノーボスチ)

多用途原子力潜水艦の1番艦セヴェロドヴィンスク(プロジェクト855「ヤーセン」級)は、工場「セヴマシュプレドプリャーチェ」(セヴェロドヴィンスク市)の船台から5月7日に進水する。
月曜日、同社の公式代理人は、ロシア通信社ノーボスチに伝えた。

セヴェロドヴィンスクは、ロシア連邦海軍の新たな第4世代多用途原子力潜水艦の1番艦である。

「セヴェロドヴィンスク造船所は、戦勝65周年に当たり、祖国へ素晴らしいプレゼントを用意しました。
5月7日、セヴマシュの船台で最新原子力潜水艦セヴェロドヴィンスクの進水記念式典が開催される予定です」
セヴマシュの代理人は語った。

彼によると、潜水艦は、同社の船台作業場に在る。
「艦の全てのシステムの設置は完了し、塗装・絶縁工事が行われています」
関係者は述べた。

セヴェロドヴィンスク市庁の広報担当ミハイル・スタロジロフがロシア通信社ノーボスチに伝えたように、工場に在る潜水艦は、セヴェロドヴィンスク市庁と後援関係を結んだ。
これは、建造途上にあり、原子力潜水艦隊の戦闘編制に加入していない潜水艦に対する最初の後援である点が注目される。
協定文書は、2009年12月22日、セヴマシュ70周年を記念して署名された。

「セヴェロドヴィンスクの名前は、ロシア海軍の最新鋭艦に付けるのに相応しいものです」
スタロジロフは、ミハイル・グムーリン市長の言葉を引用した。

原子力潜水艦セヴェロドヴィンスクの建造と試験は、セルゲイ・ミチャーエフ1等海佐指揮下の乗組員により保障される。

以前、「セヴマシュプレドプリャーチェ」総取締役ニコライ・カリストラトフがロシア通信社ノーボスチに伝えたように、原子力潜水艦セヴェロドヴィンスクは、2010年にロシア海軍へ引き渡される。

前の国防省艦船・海洋兵器・軍事機器発注・納入局長アナトーリー・シュレモフ海軍中将が以前ロシア通信社ノーボスチに伝えたように、この艦は、ロシア海軍の歴史上初めて多用途艦と呼ぶ事ができる最初の潜水艦である。

この艦は、国家の広範囲目的の海軍力に課される全ての問題を解決し、水中および水上、そして陸上の異なる目標へ打撃を与える事が出来るとシュレモフは述べた。

第4世代プロジェクト885多用途原子力潜水艦(「ヤーセン」級、NATO分類「グラネイ」)は、海洋設計局「マラヒト」(サンクトペテルブルク市、設計主任・総局長ウラジーミル・ピャロフ)により設計され、1993年にセヴマシュで起工された。
財政難により、工事は長期間に及んだが、船体と兵器は、根本的に新しい構造となっている。

セヴェロドヴィンスクは、一軸・複殻船体潜水艦、低レベルの音響範囲である。
司令塔は楕円形の流線形であり、堅牢な船体は10区画に分かれている。
国内造船業の今までの慣例を破り、初めて魚雷発射管と制御室区画を艦首に配置せず、新型ソナーシステムのアンテナを艦首に配置した。

ミサイル兵器は8基の垂直発射機から発射される。
強力な兵装複合体には、超音速巡航ミサイルと、多種類の深海ホーミング魚雷が含まれる。

艦にも、最新の通信・航海システムと、根本的に新しい原子力パワープラントが装備されている。
ロシア防衛産業複合体による新たな方法で開発されたセヴェロドヴィンスクは、諸外国に対し、低騒音と穏密性において比類するものが無い明白な優位を保障する。

セヴェロドヴィンスクの排水量は8600(水上)/13800(水中)トン、寸法は119×13.5х9.4メートル、最大潜航深度600メートル、速力は16(水上)/31(水中)ノット、乗組員は90名(士官32名)である。
(2010年3月15日11時13分配信)


「超音速巡航ミサイル」は、オーニクスを指しています。
http://blogs.yahoo.co.jp/rybachii/13541274.html

「根本的に新しい原子力パワープラント」は、"моноблочный реактор типа КПМ"(単一ブロック原子炉「KPM」型)を指しています。
http://blogs.yahoo.co.jp/rybachii/40630650.html

セヴェロドヴィンスクには、OK-650B型原子炉(第3世代原子炉)が搭載されているなどと書いている資料も有りますが、もしもOK-650Bならば、"принципиально новой"(根本的に新しい)などという表現は使われません。

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