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かつて日本は貧しく、現代の人々のように海外旅行もできなければ、着飾ることもできなかった。おいしいものを毎日食べるという贅沢もできませんでした。しかし、今の日本人よりはるかに格好が良かった。内面からにじみ出る威厳と美しさに満ち満ちていました。
当時、ワシントンでもニューヨークでも、日本人使節団見たさに多くの見物客が集まりました。そして、アメリカの人々は、日本のサムライたちの凛とした立ち居振る舞いに、感動さえ覚えました。 ニューヨークで一行を見たウォルト・ホイットマンという詩人はサムライたちの品の良さ、毅然とした態度、その動作のひとつひとつに感激し、「ブロードウェイの行列」と題した詩を残したほどでした。 小栗忠順
その理由はなんでしょうか。アジアの人々があの戦争を恨んでいるからではありません。アジアの国々の欧米列強からの独立には、心底、力を注いだ。そして戦後、灰燼のなかから立ち上がり、未曾有の経済大国を築いた。東南アジアには、かつて日本人を尊敬し、日本に憧れを持つ人々がたくさんいました。 「人はどう行動すれば美しいか、ということを考えるのが江戸の武士道倫理であろう。人はどう思考し行動すれば公益のためになるかということを考えるのが江戸期の儒教である。(中略)明治後のカッコワルイ日本人が、ときに自分のカッコワルサに自己嫌悪をもつとき、かつての同じ日本人がサムライというものをうみだしたことを思いなおして、かろうじて自信を回復しようとするのもそれであろう」 東南アジアだけではなく、イスラム圏のイランなども、日本のことを日本は資源もない小さな島国だが、武勇の国、もののふの国だ。時としてそうした熱烈な親愛と尊敬の念に満ちあふれた感情を持っていると何かの記事で読んだことがあります。
実はイランは、かつてイル刊国の時代に支配された屈辱の歴史があり、そのモンゴル帝国を打ち払い、かの帝政ロシアを完膚なきまでに撃滅、アメリカとは、互角に戦い最後は負けたがそれは、非人道的な原爆という手段を使ったからだという思想があります。
残念なのは、そうしたイスラム圏の親日感情の強さを、ほとんどの日本人が知らないことです。日本に入ってくるイスラム報道は米国経由の歪められたものが多いため、テロのイメージや、好戦的で前近代的宗教に固執する頑迷な人々という、ネガティブな先入観を抱いている人が少なくないのではないでしょうか。
かつての、「八紘一宇」という精神もこうしたイスラム圏も連携し対中国包囲網を敷き尚且つ、東南アジアも含め欧米列強の植民地支配主義者を叩き出し、アジア人のためのアジアを復興を構築するという壮大なビジョンだったと思うのです。
しかしながらその精神は、欧米列強からすると極めて危険な思想であった。
それをズタズタに切り刻み、真綿で首を絞めるように分らぬうちに支配されてしまってあたかも、この時代を享受しているのは米国のお蔭であるような親米主義には、私は賛成できない。
日本人らしさを失った今、まさにもう一度思慮深く考察する方々が多く増えてくれることを祈るこの頃です。
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りょうさん おはようございます。
「凛としたした立ち振る舞い」現在の日本の政治家もそうあって欲しいものです。
小栗忠順関連の記事をTBさせて頂きました。
傑作。
2011/6/10(金) 午前 8:21
KDさん こんばんは
此の国で愛国の精神の政治家が果たしているのか疑問を感じます。
TBありがとうございます。
小栗忠政の記事を書かれていたのですね。^^)
拝読させていただきます。
傑作ありがとうございます。
[ りょう(≧▽≦) ]
2011/6/10(金) 午後 7:33