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J1リーグ第1節(@大宮)
東京 1 − 0 大宮
期待と不安が入り混じる開幕戦。
東京はHOMEでの開幕が多かっただけに、AWAYでの開幕戦なんて何年ぶり?というなんとも言えない感覚だったが、大宮は私の家からは結構近いこともあり、せっかくだから・・・と観戦することにした。
とは言え、チケット発売日の10:30頃にはゴール裏は完売。余裕だろうとコンビニに行ったらまさかの売り切れに、こちらも忘れていたJ1の感覚を思い出したりした(笑)。
その開幕戦。
大宮が予想以上に好チームで、好感を持ったというか、これはヤバイと思った。
確かに選手コメントや監督コメントでもあったように、東京の選手の動きが悪かったことも事実だが、それ以上に大宮がしっかりと連動したプレスをかけ、こちらのプレスをかいくぐるために裏へのボールを多用しながらも、中盤からもしっかりと組み立てるサッカーが出来ていて、そのせいであわや失点というの場面のなんと多かったことか。
権田のスーパーセーブ及びミスに助けられ、青色吐息で何とか前半を終えられた。
後半はさすがにロッカールームで檄が飛んだであろう東京も動きが良くなり、守備の際の寄せと球際の勝負で勝てるようになってきてペースを掴む。そして梶山の相手の逆手を取るパスからルーカスがスーパーシュートを決め、勝利を掴んだ。
正直、内容では負けていたし、このままではいずれ痛い目にあうことになると思うが、それでもある程度はやりたいことが出来ていたし、前半の終わりごろと後半に見せたパスを繋ぎながらサイドを攻略するというサッカーはかなり魅力的に感じた。
ポポ監督のサッカーは、前を向いている人間をいかに有効利用するか、そして三人目の動きが最大のキーポイントのように見えた。トラップしてもっと前へ持ち出せるという場面でも前を向いている味方がいればそこへ落とし、自分は前(相手の裏)へ走るという場面がかなり見られ、前線でボールを受けた渡邊があっさりと梶山へ預ける場面を見て最初は「おいおい」と思ったのだが、ルーカスや長谷川も基本的にはそういうプレーを選択していたので、なるほどチームの方針か・・・と合点した。
そのために中盤と前線の距離感が大切になってくるし、さらには後方の押し上げが重要になってくる。最終ラインはいつもかなり高い位置を保たなければならないので、当然ながら裏には広大なスペースを生むことになる。
理想としてはバルサスタイルに近いし、全盛期のアーセナルにも近いのかもしれない。
ただ、このスタイルを貫くからには選手のコンディション調整はかなり重要になってくるし、何より攻守の切り替えは今以上に早くしなければならないと思う。渡邊や石川、谷澤らにちらほらとみられるシュートを外して悔しがっている時間をなるべくなくし、外そうがとられようがすぐに守備へうつる気構えが必要になってくるように思う。
そして裏のスペースをいかに埋めるというか、走られた時にどう守るか・・・。
昨日の試合では“出過ぎ”だろうというくらいに権田が裏のスペースを埋め続けていたが、さすがに毎試合あれでは心労がかさむというものだ。
スピードのある加賀の獲得というのは、実はこのサッカーを実現するためだったのだと、開幕戦で初めて実感したのだが、予想以上に彼はミスも多くて(泣)。
まぁ、彼のポジショニングとかをあまり確認しないで、前任者(西へ行きました)へ預けるかのようなパスを出す秀人や梶山、森重もちょっと考えろよと思うのだが、あの位置でミスから失点するようだとかなり厳しいことは間違いない。コンビネーションを高めていけば何とかなるのか、そもそも技量の問題かは今後を見るしかないが、ちょっと心配の種ではある。
次は三人目の動き。
これ、よく攻撃時に使われる表現だが、ポポさんの場合守備でも当てはまり、両サイドバックが上がった後の三人目(たいていの場合秀人の仕事)の動きがかなり重要になってくる。
さらに、中盤でも梶山、長谷川のボールタッチの間に秀人なりサイドバックなり、FWなりが顔を出すことが求められているように思える。
後半、中盤からパスが面白いように回りながら前線へ持ち出し、秀人がミドルシュートを放った場面など、おそらく理想としている形なのではないだろうか。
こちらは実現のためには何より選手の頭脳が求められそう。
ある程度は訓練で身に付けられるが、どのタイミングで前へ行くか、リードしている時は三人目の動きより自分で持っていったほうが有効な場面もあるはずで、そういう判断力が求められる。
昨日は後半ロスタイムに、前線へ持ち出した加賀をワンツーで梶山が走らせた場面があったが、さすがにあの場面であれはないだろう・・・と突っ込みを入れざるを得なかった。チームの中心である梶山にしてああなので、他の選手にももっと状況や時間を見ながらの判断力が求められるはず(まぁあそこまで走っちゃった加賀もいかがなものかとは思うがw)。
そう思うと、今シーズンのキーマンは実は高橋秀人のような気がしてきた。
彼が後のバランスを整えつつ、上がる時は上がって攻撃に厚みをつける。その場合は長谷川なり梶山なりがカバーする。この秀人の位置に誰を置くかによって、微妙により攻撃的だったりより守備的だったり出来るし、この位置に森重を出して、最終ラインにより高さのある選手を入れて守備を固めるなんてことも出来そう。
大宮駅からの約20分の道程を歩きながら、行きも帰りもとにかくワクワクする感覚が消えなかった。
昨年もAWAY遠征の時はそれなりに楽しみな気持ちはあったが、相手どうこうではなくとにかく結果が求められる試合だけが続いただけに、見ているほうもシビアというか、勝つのが当たり前で、負ければ鋭く批判という感覚にこちらもなっていたのだと思う。
勿論J1だからって負けてもオッケーなどと言うつもりは無いが、国内最高峰のクラブチーム同士の戦いを楽しみたいという気持ちが湧きつつある。
これが浦和とかガンバが相手だとそう思えるかは分からないwが、すくなくとも昨日はそう思えたし、勝ったから言えるのかもしれないが、とにかく凄く楽しかった。
昨年の大震災を思えば、サッカーを観れるなんて幸せ者で、そういう日常を送っていることにまず感謝しなければならない・・・のだと思う。
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昨日は同じく楽しい気分で帰宅出来ました。
課題も多いですが、これからチームが更に成熟
する事に期待します。
2012/3/11(日) 午後 3:23 [ タケシ ]
ついに開幕しましたね。
ACLというものがあるのが、羨ましい。。。
2012/3/11(日) 午後 7:57
>タケシさん。
まだ課題も多いですが、チームとしての上積みが楽しみですし、何より対戦相手もイーブンで攻めてくるのが、なんとも言えずに楽しかったです。“格上”ではない戦いって、こういうのだな・・・って思い出しました。
>CONDUCTORさん。
ご無沙汰しています。磐田も選手構成が替わり、今シーズンは楽しみなクラブの一つじゃないですか?大宮は強かったですし、やはりJ1リーグはクラブ間で差がないな・・・と痛感しました。
ACLは楽しみでもありますが、疲弊してリーグに影響という悪循環だけは避けたいものです。
2012/3/11(日) 午後 9:35
僕もかなりワクワクでした、行きは結構ドキドキでしたが(^^)
ポポヴィッチサッカーもまだ模索状態でしょうか。
選手も貪欲に目指すサッカーに向かっていってもらいたいです。
2012/3/12(月) 午後 11:22 [ coltrane1964birdland ]
返信遅れまして申し訳ございません。
ワクワクドキドキが続きますね。ホーム開幕戦でもワクワク感たっぷりの試合を見せてくれました。次も、その次も・・・久しくサッカー観戦で感じられなかった気持ちが湧いてきています。
2012/3/19(月) 午後 10:48