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4月後半の連休は晴れていたのに、5月に入った途端に雨、雨、雨・・・・・・
ここ数日も急に風が強くなったり、曇ってきたり、ひょうが降ってきたりと、よく分からない天気が続いている。
さて、我らがとトーキョーは、大型連休の3試合を2勝1敗で終え、リーグでは一応8位という一桁順位をキープしていて、ACLではなんとグループステージ突破を決定させてのグループ1位。
二兎を追うもの二兎を得る・・・とまでは言えないものの、一兎くらいは手にしたと言えるかもしれない。
ただ、感情的には9人相手にまさかの敗戦を喫した清水戦の悔しさというか、馬鹿ばかしさというか、いらだたしさが残っていて、その後の勝利が素直に喜べなかったりする。
パスミスからカウンターをくらって失点というのは、以前も書いたがある程度は覚悟している。ただ、同じパターンでの失点というのは、やはり腹立たしく感じてしまう。
何より気に入らないのは、ミスをした後の太田の守備への切り替えの遅さ。
天を仰ぐ暇があったら、走ってもどれ!と怒鳴ってしまったし、鹿島戦に続いてのミスなのに、同じように戻ろうとしなかった彼のプレーをどうしても許す気になれなかった。
ずぶ濡れのACLは、オープンな戦いになればそれなりの相手でもそれなりの試合ができて、得点さえとることができれば勝つことが出来ることを改めて知らしめてくれた気がする。
ブリスベンは誰が見ても好印象を抱かせるような、本当にオープンな試合をしかけてきて、自陣からでも積極的に繋ぎ倒し、結果としてボールを失うことがあったとしても、ただ前へ蹴るということは一度も無かった。
“こういうサッカーをします”というのが分かりやすいのだが、そのこういうサッカーを皆が信じて、愚直にプレーするというのは、本島に頭が下がるし、素晴らしいと思った。
東京もポポヴィッチ監督の理想を受けて、しっかりとポゼッションするサッカーを目指しているが、まだまだ足りないし、ブリスベンよりも狙いの薄いロングボールが多かった。
個人的にはポゼッションもパスサッカーも勝利のために、ゴールを獲るための過程でしかないと思っているので、ロングボールも時には必要だと思っているのだが、ブリスベンを見ていると、「なるほど、ここまで徹底するのも悪くないな」と思えてきた。
まぁ、でもその結果として負けが込んで、終いには理想も夢も捨てて勝点のためのカウンターサッカーになるというオチは避けたいところなので、ある程度はポゼッションを優先させつつも、やはり勝つために必要なプレーを選択していく必要はあると思う。
この3試合というか、正確に言えば新潟戦を除く2試合なのだが、観ていて感じたのは、球際の弱さというか、球際で戦っていないと思えるプレーがかなり多かったな・・・という点だった。
特に清水戦は運動量も少なく、人まかせなパスも多く、意図の無いプレーが長々と続く、本当に観ていてつまらない試合だった。
この球際の弱さは、今シーズン開幕直後は無かったもの。
大宮戦や神戸戦ではむしろその部分で相手を上回ることで勝点を得ることが出来ていたように思えたのだが、名古屋に勝った後から次第に競り負ける場面が目に付くようになり、ACLの蔚山戦あたりで、かなり顕著に見られるようになった気がする。
広島戦も鹿島戦も、相手がファールまがいのプレーで止めにきていたのに対し、東京の選手は「審判が守ってくれない・・・」と嘆いてばかりで、やり返そうとしていなかった気がする。
J2ではやられてもやられても自分たちの意地を通していたし、HOMEでは負けじと激しい当たりをしていたが、鹿島戦ではそんな素振りさえも見られず、ただただやられて転がされているだけだった。
これらは、連戦による疲労もあったとは思うが、一番の原因はやはり選手のメンタルというか、“パスサッカー”という縛りへの拘泥、呪縛だと思えてならない。
パスサッカーは文字通りボールを持っていないと成しえないサッカーなので、選手の意識は当然ボール保持を最優先させることになる。
ボールを持つために、相手から素早くボールを奪い返す。そのために攻守の切り替えを速くするし、守備ラインを高く保ち、奪われた位置からより近い位置で奪い返す。
それこそが、今流行のバルサ流のパスサッカーであり、おそらくポポヴィッチ監督の目指しているところだと思うのだが、東京の選手達は、まだまだこの攻守の切り替えの部分でかなり遅れているし、相手ボールを奪い返すという肝心の部分で、どうにもやりきれていない。
スペースを埋める守備や相手の攻撃を遅らせる守備はしているが、奪いにいく守備が出来ていないので、相手がシュートまで意識して攻めてくると、案外あっさり抜かれていたりしている。
こういった守備の意識がそのまま球際での負けに繋がり、そのまま失点に直結しているように思えてならない。
新潟戦は、相手がそこまで強くなかったから勝てたと思えてしまうのだが、さてどうか・・・。
次の札幌、鳥栖はポゼッションでは高い確率で上回ることが出来る相手だが、相手はそんなことを折り込んで守備に徹してカウンターを仕掛けてくる相手でもある。
この2試合で勝点6取れるなら、現状のパスサッカーはある程度成功しているとも言えるが、またつまらないパスミスから失点を重ねるようだと・・・。
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先制されると苦しいと予言されていた通りの試合が続いている
ように思います。
新加入選手にも球際の厳しさを熊さんに教えてもらった方が
良さそうな気もしています。
2012/5/12(土) 午前 6:12 [ タケシ ]
札幌戦ではこちらが先制できたので、ある意味楽にできたみたいですが、ポゼッションは予想以上にできなかったようで・・・。J1はやはりそんなに甘くない世界だな〜と改めて感じました。磐田の森下監督のインタビューを読むと、球際の厳しさがいかに大切かがひしひしと伝わってきます。東京の選手ももっともっと厳しく行かなければならないと感じています。
2012/5/13(日) 午後 10:20