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久しぶりにかなり面白いと思いました。 |
読書
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タイトル つきのふね 著者 森 絵都 出版 角川文庫 最近、勉強ばっかりしていてずいぶん本を読んでなかったのですが、 唐突に読みたくなって、軽く読めそうなこの本をチョイスして読んでみました。 森絵都さんの本を読むのは初めてなのですが、 そもそもは本屋さんで見つけた「DIVE!」が気になったからというのがあります。 ブックオフでたまたま100円で見つけて、前に買っておいたものです。 あの日、あんなことをしなければ…。心ならずも親友を裏切ってしまった中学生さくら。
進路や万引きグループとの確執に悩む孤独な日々で、唯一の心の拠り所だった智さんも、静かに精神を病んでいき―。 近所を騒がせる放火事件と級友の売春疑惑。先の見えない青春の闇の中を、一筋の光を求めて疾走する少女を描く、奇跡のような傑作長編。 表紙の感じからもう少しさわやかな感じのを予想していたんですが、 意外と重かったです。 ラストに近づくにつれて物語の勢いが増していきます。 人と人は誰もが強く支えあって生きているのだということ。 なにかとつらいことの多い今の世の中では余計に強くそのことが感じられるのかもしれません。 でも、実際、勝田くんみたいなのが近くにいたら怖いような...
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タイトル ささらさや 著者 加納朋子 出版 幻冬社文庫 事故で夫を失ったサヤは赤ん坊のユウ坊と佐佐良の街へ移住する。 そこでは不思議な事件が次々に起こる。けれど、その度に亡き夫が他人の姿を借りて助けに来るのだ。 そんなサヤに、義姉がユウ坊を養子にしたいと圧力をかけてくる。そしてユウ坊が誘拐された!ゴーストの夫とサヤが永遠の別れを迎えるまでの愛しく切ない日々。連作ミステリ小説。 いつかドラマになってた「てるてるあした」の原作の一部。 SFミステリとでもいうのか。 幽霊は出てくるが、まったく恐ろしいということはなく、 とってもあったかく、素敵な話です。 話を彩るのは魅力的な登場人物たち。 主人公のさやもさることながら、 3人の元気なおばあさんたちや、ヤンママちっくなエリカとその息子のダイヤなど。 とっても、にぎやかで楽しげな生活を送っています。 せつない話ではあるが、読んでいてあったかい、満たされる感じがします。 |
タイトル エイジ 著者 重松清 出版 新潮文庫 主人公はエイジという普通の少年。東京郊外・桜ヶ丘ニュータウンにある中学の二年生。 その夏、町には連続通り魔事件が発生して、犯行は次第にエスカレートし、ついに捕まった犯人は、同級生だった―。 その日から、何かがわからなくなった。ぼくもいつか「キレて」しまうんだろうか? 山本周五郎賞受賞作。 少年たちの微妙なこころの動き、 主人公の葛藤と成長の様子を見事に描いている。 何年も前から「キレやすい子供」という言葉が騒がれている。 しかも、いたって普通の子供たちが切れることもあるという。 子供たちはなぜキレるのか? この本にすこしヒントがあるのかもしれない。 しかし、自分が子供の頃はこんなにも不安定なものだったろうか?
もっとお気楽な中学生だったような気が。 忘れているだけなのか? それとも時代が変わってしまったのだろうか? |
タイトル 紙魚家崩壊 著者 北村薫 出版 講談社 北村薫おなじみの日常に秘められた謎を解いていく9つの短編集だが、 これはミステリーなのかどうか? 僕としては「世にも奇妙な物語」を彷彿とさせるような感じで、 なかにはちょっとゾクッとするような作品も入っています。 どれも短い話なので気軽に楽しめると思います。 一作目の「溶けていく」はちょっと怖いね。
電車の中で読んでいて、ひゃ〜って感じでした。 個人的には「新釈おとぎばなし」が好きかな。 |




