詩人星ひかるのブログ

ようやく芥川賞に向けてスタートしました。最短コースの2011年前期に受賞となるか……!

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二十歳を過ぎて
                星 ひかる


いま二十歳を過ぎてから 一年と少し経ったけど
何年か前に経験した 仄かな恋の味を思い出したんだ

自分が少年に戻ったような
初めての恋に戸惑いを感じているような

普段は友達として話しているのに
夜になると 何故かしんみりとしたり
ひとりになるのが怖いような
誰かそばにいて欲しくて仕方ないんだ

もうオトナの恋をしてもおかしくない自分に
一体 オトナの恋ってなに?
と問いかけてみたり

初恋の女性を思い出してみたり
あの頃は どんな気分で毎日を過ごしていたのかとか
きっと なりふり構わず 突っ走っていたんだろうなあとか
考えたり 笑ってみたり 溜め息ついてみたりで

やっぱり 自分は子供だと 改めて思うし
そんな自分は 別に嫌いじゃないし
オトナのオトナはたくさんいるけど
子供の心をしたオトナは少ないと思うし
アウトサイダーな自分には それが基本と思うし

やっぱり すぐ近くに こんな自分の心を
熱くしてくれる女性がいてくれるんだし
それだけで その女性は大切に 思い出の 心の……

そう 心の秘密箱の中にしまっておきたいし
白髪になったときの エキスにしたいし

彼女を 自分のこの手で 汚してしまうのは
彼女を愛している人たちに 申し訳ないし

でも 人は自分のことどう観ているか知らないけど
自分で自分をいうなら
こんなに純で 粋で 素敵な奴はいないと思うし
自信だってあるんだ

それを解ってくれる女性がいてくれれば嬉しいし
その女性が 彼女であって欲しいと思うんだ

そんな気持ちが
最近 妙に 胸が苦しくなったりしている原因なんだね




                          一九八七年十月十一日

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