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過ちの果てに
星 ひかる
私は 自己嫌悪の塊です
なんでこうも同じ過ちを繰り返してしまうのか 年老いた あなたに 心配ばかりかけて 思えば あなたの悲しい顔しか頭に浮かびません 「どうしていつも そうなんだろうねえ」 と悲しく私に呟く あなたの声が耳から離れません こんな私は いますぐにも死んでしまいたいのです こんな こんな私が 大好きな あなたの息子で ごめんなさい お母さん あなたは こんな私のいつも味方でいてくれたから どんなに失敗しても 見守り続けてくれたから なんとしても あなたの期待に応えたいから もう一度 あなたの笑顔をみたいから 透き通るような あなたの声を聞きたいから もう死にたいなんて いわないから 胸を張って「あなたの息子です」といいたいから もう一度だけ あなたの その小さくなった背中を 抱かせてください お母さん 2010年5月12日作 |
現代詩
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おかあさん |
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無 <私という人間> |
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戸惑い |
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沈黙 |



