■五月旅’07 広島■

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 時刻は18時前。広島市内を抜け、中国道の乗り口を目指す。さすが市内らしき風景が続く。途中、大きな川が見えてきて、上をモノレールが走っていた。

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「広島にもモノレールが走ってるんだね。路面電車も走ってる。
                       ・・・・・・言うなれば、ノスタルジアとモダンの共存?」

 高速に乗るとやがて体が妙に熱くなってきて、トンネル内のオレンジ色の光が更に私の睡魔を呼んだ。抗えない。私の瞼は自然と落ちていった。
「ごめん。寝る・・・」
「ああ、ええよ。寝とき」
 息子っちも寝てしまった。旦那は高速をぶっ飛ばし続けた。そうして兵庫県に入った頃、SAに停車。直前には目を覚ましていた私。トイレに行くために車外へ出て何気に後方を見ると、まだ薄青い空に月が輝いていた。

イメージ 1
残っていたフィルムで撮影。と、途端にフィルムが巻き戻り始めた。旅の終わりを感じた瞬間。
ここにはバラのソフトクリームが売っていたが・・・時既に遅しで食べられなかった。

 さして渋滞もなく。宝塚付近のトンネルも普通にクリア。そうして高速をおりて20時半頃地元市内へと入る。途端に夕食の話となった。夕方にたくさん食べたわけだけれど、このまま寝るのもどうだろう。サンドイッチとオニギリは食べ飽きている。結局帰り道にある吉野家の牛丼に決まった。お腹いっぱいの私とは逆に、1人前を食べたがる息子・・・しかし広島焼きの麺が怖い。言い聞かせて、並盛りを私と息子で半分に分ける事にした。その代わり、生卵とお漬物をつけてもらう。
 21時過ぎ帰宅。食べ終わってから風呂に入った。
「ねえ、考えたらさ・・・今朝の午前1時過ぎに出発したわけでしょ? 今、その日の21時。今回の旅ってさ、24時間かかってないじゃん。どーなってんの? あんたがパチンコに行きたいなんて言わなかったら、海岸で夕日見てそのまま1泊して翌日も遊んでって出来たのにね・・・」
「いいじゃん♪ また行けばっ」
「ったくぅ」

 全走行距離735km 約21時間の行程。
 こうして緑野家の広島への旅は終わりを迎えた。

*編集後記*

全12回に亘ってお送りして来ました緑野家の広島への旅。
今回、広島の呉市と市内とを回っただけなのですが・・・とても気に入っちゃいました(。-_-。)ポッ

我が家にとっては、5年もの空白を作った出戻り旦那を迎え入れての約4年ぶり久々の旅。
「今度でいいじゃん♪」と、すぐに怠け癖を出す旦那をとりあえずはここまで復活させました。
なので、いきなり飛ばす必要もないかもしれないかな? と抑え気味にしていた感じでした。
それでなくとも、体の不自由な息子を連れての旅は難しい。
都会はまだ良くとも、自然の中へは簡単に入っていけないのです。知恵と道具が必要。
まあ妥協しなくては・・・妥協させなくてはならない事が多々あるわけです。

広島の旅行雑誌を見ると、まだまだ回りたいところだらけ☆

息子っちが来年、修学旅行で見る予定なので省いた『広島平和記念資料館』

そして
宮島、弥山、岩国などの宮島エリア。そして帝釈峡や世羅高原のある備北 芸北エリア。

記事UP前後しましたが
レジャー記事でも垣間見られる通り、次から次へと欲が出てくるのは否めないですぅ(。-_-。)ポッ

何も知らない息子。。。「僕も行きたい!」
無理ヵもと説明すると。。。「じゃあ泊まるところで待ってるヵら、連れてって・・・」

そんな感じなので、どれだけそれぞれの心を満たすことが出来るかは
旅を計画する私自身の力量次第とも言えるのでしょうね。
今後の課題は大きいです。でもひとまず、これはこれで楽しい旅であったと思いました。


初めて見るもの、触れるもの。まだ未知なる場所を尋ねて・・・・・・


みなさまいかがでしたでしょうか? 長々とお付き合いありがとうございました。
楽しんで戴けたなら幸いです。次の旅記事もどうぞご期待くださいね。

こういう旅からも色彩やイメージを戴いてキルト作品に活かしたりしているんですょ〜
緑野の旅は、感性を磨く旅でもあります( ^ー゜)b 
 旅も終わりに近づいてきた事を密かに感じながら歩く私たち。話題は自然とここまで来る間に出会った景色や出来事についての事になった。
「珍しくまだケンカしてないよね。私たち」
「ま、こんなもんやろっ!」
「ふ〜ん。下心があっての事じゃないよね・・・?」
「この目を見てくれ! いたって純真やろ」
 そう言って瞳をきらきらとさせる旦那だった。
「どーだか」
 それにしても、もうお腹ペコペコ。店内からソースと油の匂いが漂ってくるぅ。これを食べずして帰れやしないのだー!!

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駐車場前にたまたまあった広島焼き屋さん。

 カウンター席とテーブル席がある。こういう所に来るともちろんカウンター席に座りたい。何てったって目の前で焼くところをぜひ見たい。段差があったのもあるが、車椅子は外に放置して息子っちを抱きかかえて店内へと入った。
 さあ食べるぞ! という意気込みで上着を脱いだ。さて何を頼もうか。
 ずっとコンビニの食事だった。これが今回の旅での一番贅沢な食事となるわけだ。値段はこの際気にしない。メニュー表を見つつ、3人ともイカとエビと豚肉が入ったミックス焼きにした。驚いたのは麺をそばかうどんかを選べるところ。
「息子っちはお腹のこともあるから、うどんね♪」
「すみませーん。ミックス焼きを3つ。一つはうどんで!!」

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お店の方に撮影の許可を願い出たら快く了解してくれた。
鉄板は既に熱くなっている。広島焼き独特の作り方。薄い生地作りから始まる。
そしてタップリのキャベツが乗る。ワクワクドキドキ☆好機の目で見つめてしまう♪

この1枚でデジカメのメモリがなくなった。削除しない限り写せない。
電池の残量も少ないのでチェックもしてられない。残るはフィルムの残数でのみ。

 TVでは広島対阪神の試合風景が映し出されていた。そう。まさに現在すぐ近くの広島市民球場で行われているDayゲーム。ご存知だろうか? 広島市民球場は原爆ドームの道路を挟んだすぐ向こう側に位置している。つまり先ほど、盛り上がる声援を聞きながら私達は原爆ドームを見学していたというわけ。驚いたし、複雑な気もしないではなかったが、これも平和だからこそだろうと考える。

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今にも場外ホームランボールが飛んで来そう!

ちなみに 原爆ドームこの写真の向かい側。
       ↑画像の上でクリックしてね。

 焼けるまでの間に4人家族が入ってきた。小学生の高学年らしき男の子と中学生ぐらいの女の子のいる家族。同じくカウンターに座る。私達とちょうどL字型に並んだ。その家族、具は忘れたが広島焼きを一つとイカ焼きを注文した。
〔4人なのに・・・ああ、もしかしたらお腹はいっぱいだけど食べて帰りたいってことなのかな?〕

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キャベツの上にはもやし。ぷりっぷりのエビにイカ。豚肉。
知ってた? とろろこんぶが良い味出すのよ〜☆ おダシもたっぷりしみて〜( ̄¬ ̄*)じゅるぅ〜

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焼きあがったよ。 食べ放題? 瓶入り紅しょうが。

 4人家族の注文分はもう一人のおばさんが焼き始める。そうしてる間に私達のが焼き上がりに近づいてきた。ソースがたっぷりと塗られて・・・それぞれ目の前に運ばれた。
イメージ 1
美味しそう〜☆ 奥の2枚はテイクアウトを頼みに来たお客さんの。
「いつものね」との頼み方だった。常連さんのよう。やはり流行っているのね。
我が家の近くにも一軒欲しいわ〜☆ おたふくソース大好き(*´ェ`*)ポッ♡

 息子っちはおばさんに「頑張ってみる?」と尋ねられた。ヘラで食べるか小皿に取って箸で食べるかというわけだ。息子っちは早々に小皿を選んだ。妥当な選択だろう。そうして入れ放題の紅生姜もたっぷりと盛っていた。
 熱いけど旨い! ヘラでいい感じのサイズにカットして、はふはふしながら食べていく。旦那は猫舌で、やけどしまくりだそうだ。息子っちには多いのでは? と思ったが・・・さすが普段から食い意地のはった我が息子。旦那に少しだけは味見をさせるものの全部平らげる勢いだった。私もペースを崩さず食べ続けた。
 4人家族の分も焼きあがる。見るとイカ焼きはアルミホイルで焼かれたイカだった。なるほど。そうして1枚の広島焼きを4つにカットしてもらい食べ始めた。だが、男の子はすぐにダウン。どうやら好みじゃなかったらしい。文句を垂れる息子に父親が傍まで行き代わりに食べてあげている。逆にママと娘は物足りないのか不服そうだ。追加を注文したいとのこと。イカ焼きもたぶん想像していたのと違ったのだろう・・・。変わった家族。まとまりないなと感じた。追加注文も意見がなかなか合わず、店のおばさんも何気にイライラしているようだった。男の子はもううんざりと言った感じで仰け反ってダレている。
〔うちの息子を見てよ! 完食寸前よ! あとが怖いけど・・・〕
 全員大満足で食事を済ませ、お金を払い、丁寧に「ごちそうさま。すっごく美味しかったです」と言って店を出た。スーパーに行き買い物をする。ドリンクの補給に明日のパンに食後のデザートとしてアイスを購入。駐車場に戻ると、広島焼き屋のおばさんの一人と出くわした。
「どこから来たの?」
「大阪です」
 妙に納得したような感じで頷いた。観光者だと見られたのならよし。連休だから、広島まで追っかけてきた熱狂的阪神ファンと勘違いされたら・・・やあね。
「さあて、帰ろっか」
 旦那の言葉にしぶしぶながらも頷き車に乗り込んだ。

                                 帰路編&編集後記に続く。

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元来は地上3階・地下1階の煉瓦造りの構造の中央に、地上5階建て・高さ25mのドーム部がある建造物。
チェコ人の建築家ヤン・レッツェルによって設計され、ネオ・バロック的な骨格にゼツェッション風の細部装飾を持つ混成様式の建物だった。

〔これが原爆ドーム・・・・・・〕
 私はそう心の中でつぶやいた。
 子供の頃から学校の教科書やなんかで写真では何度も目にしているはず・・・ なのに、間近で目にするという事がこんなにも違うとは・・・驚きに全身が震えた。
 この世に存在していてはならない「核」という名の兵器で破壊された建物・・・   正直戸惑ってしまった。
〔なんて言ったらいいんだろう。でも美しい〕
 不謹慎にもそう感じずにはいられなかった。下には朽ちて剥がれ崩れ落ちたレンガや瓦礫が無造作に散らばっている。鉄がむき出しとなっている。けれど醜くなどはない。威風堂々としている。建物の大きさ、敷地の広さ。細かい部分にまで自然と目がいってしまう。何度も見上げてしまう。アートな建物。完全に魅了された。
 カメラを持つ手に力がこもる。他の人が見ないものを見たい。そしてフィルムに収めたい。この旅で最高にそう感じた瞬間だった。
 ほとんどの人がこの位置で記念撮影をしている。私は違う。やはり周囲をちゃんと回って全ての姿を見るべき。息子を旦那にまかせて、私は一人歩き始めた。

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保存のため、多少手は加えられているのだろうが・・・

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少し、引いて・・・ 遺跡と言っていいのじゃないの?

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凄いよ! 見る位置によってこんなにも違うなんて・・・
訪れるまでは、一箇所から見れば十分な建物なんだと思っていた。それは大きな間違いだったみたいね。

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心の中でだけ何度も感嘆のため息をつく。それぐらい素晴らしい。もっと奥が見たい!!
肉眼では中があんなに見えているのに写真にはうまく写ってくれない。日が邪魔。
・・・ん? ちょっと待って。

 お姉さんが建物の中の何かに見入っている。お姉さんが退いたあと私はその場所に立った。
〔あっ・・・あれは〕
 一匹の猫だった。 白と黒のぶちの入った猫がきちんと前足を揃えて座っている。だが良く見ると、ひどく薄汚れているのが分かった。
〔野良猫なんだ。でもどうしてあんな所に今・・・〕
 お姉さんが見ていたのだ。幽霊でも何でもない現実にその場に存在する猫。
 けれどとても不思議な気がした。原爆ドームの中に猫がいる。わたしたちはフェンスにはばまれ中には立ち入れない。哀れな野良猫なのか。逆に我々を哀れんでいるのか・・・。

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 息子っちにも見せてあげたくって、すぐさま二人を呼びに行った。二人はずっと最初の位置で休憩中だった。確かに西日がきつい・・・眩しい。

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息子っちに必死に「あそこ!」と指さしながら言うが・・・体制が低いので見えないらしい・・・
抱っこしてあげようとしたけれど、重さに負けて、素直にこのあと旦那とバトンタッチ☆した。
右の写真は、絵を描いているお姉さん・・・絵を描く人を写真に撮る。素敵だ(*´ェ`*)ポッ♡ 

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最初の位置からちょうど反対側。原爆ドームが世界遺産になったことも説明書きされている。
こちらが正面?

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一眼レフのフィルムカメラだから撮れた写真だろうか。(2,4,5,6,7枚目もフィルムより)

〔ずっとこのままであって欲しい。そうして私たちの姿を見ていて欲しい〕

自然の作り出す造形美ももちろん好きだけれど、古い人工物もそれ以上に惹かれてならない。
建物には歴史がある。古木と同じように訪れる人々をずっと見てきたはずだと思うから。
石にレンガに・・・・・・色んな人の思いがたくさん刻まれている。
周囲に人はいたが関係ない。澄ませば静かに語りかけてきてくれる・・・。
私の心はしばし原爆ドームと一体となった。

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時間をかけて一周を回り終え、息子と語らう。
「今回の旅はどうだった?」
「うん・・・良かったよ」

「さあ、そろそろ行こうか」 と旦那。
 私は頷いた。

「緑が多いね」という言葉を何度口にしたことか。
「良い公園だね」
人々がそれぞれのスタイルで憩っている姿に何だかこちらまで笑顔になってしまった。
来て良かった。これらの姿が「平和」であるということなんだろうなって・・・心からそう思えた。


けれど世界のどこかではまだ争っている人々がいる。
ギスギスした心をしていて辛くはないのだろうか。
安息の日々を望むことがそんなにも難しいことなのだろうか。
手に持つ武器をただ下に置くことがどうして出来ないのだろう。

 さまざまな思いを胸に感じながらも、それを口に出したりは出来ないまま・・・ 私たちは平和記念公園をあとにした。
我が家が広島へ旅に出たのは4月29日の事。それからすぐに連載を続けたのですが・・・
途中色々とあって・・・連載がSTOPしておりました。読んでくださってた方々すみません(_ _ o)ペコッ

えー前回の記事からずいぶんと日が開いてしまいましたが・・・もうまもなく8月6日がやってきます。
それに合わせて〜じゃないですが、広島への旅の記事、最後まで終わらせたいと思います。

https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/8c/ff/ryokuno16/folder/804091/img_804091_31704681_43?1186210191.jpg

 音戸を出た緑野ファミリー☆『広島呉道路(クレライン)』を通って広島市内を目指しました。目的は「原爆ドーム」旦那は見たことあるそうなのですが・・・私の時の修学旅行は富士山だったもので未だ一度も間近で目にしたことはなかったのです。
 クレラインはそんなに広くない道路。海岸線なので左側にはずっと海が見えている。広島市内に入ってしまったら、もう海は見られない。美しい瀬戸の島々と海に別れを告げる私。途中、素敵な浜が見えて「ああ、あそこに夜まで居たら夕日が見られるだろうのに・・・ったく。何で帰るかなぁ〜」などと愚痴も同時に出る。
 それでも「おお、新しく綺麗な道路だね〜でも車、少ないね〜利益出てるのかなぁ〜」などと会話したりして車を走らせていた。しかーし、単調な高速道路上。陽は高く頭上に・・・。まるで夏の日差しのように降り注ぐ光にやがて眠気がさしてきた。一度目の料金所を通過。そして何度目かの休憩所と最後らしき料金所が目前に見えた頃。
「ああ、もう無理。休憩所で寝る」
 運転を交代しても良いけど、私も眠い。そうして、トイレと自販機しかないPで車を停め家族全員、陽光の中爆睡・・・。眠ったのが13時半。起きたのは15時半だった。約2時間ほどの昼寝。いっちゃん、気持ちよかったですぅ〜本気で寝ちゃった。
 起きた旦那に残っていた一切れのハムのサンドイッチを勧めると、素直にパクつきトイレに行ってまた車を発進させた。息子っちだけがまだ爆睡状態。子供はいいもんだ。
 クレラインを降りたあと、地図を広げながら後部座席よりナビを努める。目指すは原爆ドーム。平和記念公園を探さなくては! さすが市内! 大阪市内の道路と形状が似ているね〜と言い合った。やがて華やかな場所に出た。両側にテントが張られたくさんの人が動いていた。TVでしか見聞きしたことないが、毎年5月の連休に行われているフラワーフェスティバルの準備の様子だった。
 そうしてるうちに大きな施設が右側に見えてきて、車が出入りしているのが分かった。けれど、まさかそこが平和記念公園だとは思わず通り過ぎてしまう。しばらく行くと橋が見えてきた。川を渡る。
「あれれ? ちょっと待って! もう橋? 川渡ってる? えーもう過ぎてるみたいよ〜」
 そう。地図上で見ると川も橋も広島駅もそして、原爆ドームも位置が分かっているのに・・・私の頭の中ではこう原爆ドームが目の前にど〜ん! と見えて初めてそこが平和記念公園だと・・・そういうイメージしか持っていなかったのだ。
「えーっと、待って。ん〜ここがこうで・・・あ! 分かった! 駅って、電車って、ここでは路面電車なんだ〜〜〜!!」
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 すぐさま右折を支持してぐるりとまた違う橋を渡ろうとした時。
「ああ!! 原爆ドームだよ! 見てみて! でも、こんな街のどまん中にあったんやね」
 再び大きな道路に戻って来て駐車場を探すが空きがない。路駐すらいっぱいな状態だった。位置が分かればもうOK! とりあえず歩かなくてはならないけれど少しだけ離れた100円Pに入れることにした。目前には広島焼き屋が目に入る。よし、帰りはここで食べよう!! 少し行くとスーパーもあった。よし、ここで帰りに買い物して帰ろう!! で、とりあえずトイレをお借りした。
 橋を渡り平和記念公園内に入る。
「ねえ、ねえ、やっぱり大阪の中ノ島みたいになってるんやね〜さて、まずはどこから・・・」
イメージ 1
まずは「広島平和都市記念碑(原爆慰霊碑)」の前に立った。バスガイドさんの案内で来てる方が多い。みなさん、訪れた記念にと背景にニコヤカに写真を撮られているが・・・(子供にピースまでさせている)それってどうなの? っと思ってしまった。
ガイドさんの説明を聞くと・・・慰霊碑は、はにわの家型につくられていて犠牲者の霊を雨露から守りたいという気持ちをあらわしているそうです。

 公園なだけに緑は多く、ベンチに座って本を読む人。犬の散歩している人など。それとあちこちに石碑めいた像が建っている。気になる場所では写真を撮った。

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*平和の子の像*
来年、6年生の修学旅行で再びここへ千羽鶴を持って訪れる息子。今回はリハーサルだね。

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・・・遠く原爆ドームを望む。少し休憩。川が綺麗だね〜ボートも出てるし、風船、何気に可愛い(*´ェ`*)ポッ♡
「さあ、橋を渡って、向こう側へ行こうか!」

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*動員学徒慰霊塔*
平和の女神像と8羽のハトを配した高さ12mの有田焼陶板仕上げで末広がりの五層の塔の中心柱に慰霊の灯明がついています。

ドームは目の前だけれど、もちろん寄っていく。
うちの旦那と息子は先に行く。わたしが写真を撮っていると背中で一組の夫婦の会話が通り過ぎた。
「ここは?」と奥さんらしき女の人の声。
「あー学生のやろ?! 見なくてもいいんじゃない?」と旦那さんらしき男の声。

ちょっと不快な気分になった。

木陰で涼しい場所でした。お金を入れるとスピーカーから大きな声の説明が聞けます。
息子っちが聞きたそうにしていたので、お金を入れるように渡してあげました。
しばし聞き入る私たち家族でした。

 さあ! 次はいよいよ原爆ドームを間近に・・・・・・
 アレイからすこじまの散策を終えて、コンビニでとりあえずの食料と飲料を調達。ついでにトイレも済ませる。坂道をまた登って駐車場まで行こうかと思ったが閃いた。
「そうだ! パパだけ戻って車おろして来てよ!」
 私たちが買い物している間に旦那は一人車を取りに行く。会計を済ませ外に出た良いタイミングで戻ってきた。乗り込む私たち。
「あ、そう言えば、あの途中の階段やねんけど・・・ある家族がおって、上って行ってたわ。で、何があったかのか聞いてみたよ! なぁ〜んもなかったって。。。どうして上ったんですかって尋ねたら、俺らと同じように気になったんだってさ。はははー」
 上らなくて正解だったってことね。そうね、さほど呼ばれた気もしなかったし・・・などと、心の中で私は自分を納得させた。
「さあて、今度こそ広島に行くでいいんやろ?」
「ダメ。次はこの先の『音戸(おんど)』ってところに行って! 綺麗なとこみたいだから・・・」
「はいはい、こっちまっすぐでいいんやね」
「そう、音戸って島に渡るのよ! 音戸大橋を見るの!」
イメージ 1
紫の円〜赤の円へ ちなみに広島市はかなり上

イメージ 2
「てつのくじら」で配っていた呉の観光マップより

ずっと助手席だった息子も後ろの席に座り、冷たいパックのお茶をペットボトルに入れ替えたり、サンドイッチやらおにぎりのフィルムをむいて旦那に渡してあげたりと私たちは軽い食事を始めた。
「どれくらいで着けるか分からないけれど、どうやら一本道だから渋滞に巻き込まれる可能性大かも・・・もう昼だしね〜観光客がどれくらいいるかにもよるわね」
 ある程度イメージの湧いている私と、何も分かってない旦那とじゃ全然気持ちが違うのだろうけれど、私は二人に損はさせない自信はあった。
 途中、とても興味深い施設を発見!! けれど「すごーい」と言ってる間に通り過ぎてしまい撮り損ねた。帰り再びチャンスを狙おうと心に決める。しばらく軽快に走っていたが、予想していた通り渋滞地帯に入った。少しずつ流れにそって走る。けれどそんなに悪くない渋滞。明るく歓談してる間に眼前に橋が見えてきた。
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 螺旋道路をまるでツツジの花に囲まれながら登って行くような感じ。ぐるぐるとこまめにカーブを切りながらどんどん前の車に続いて登って行く。観光マップに記されている通り、たくさんの紅白のツツジが咲き乱れていた。
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音戸大橋が見えたり隠れたりして、ああ早く渡りたい! あそこへたどり着きたいという気持ちを更に呼び起こさせてくれていた。
 頂上付近で「音戸の瀬戸公園」の駐車場へと停め景色を堪能する人びとと、橋を渡る車とに分かれた。
「どうすんの?」
「いいよ。車内からでもこれだけ見れれば十分! 橋を渡って島へ渡って、また戻って来よう〜そして、広島市へ向けて!!」
 上の観光マップで説明すると、左側から橋を渡って右のまた螺旋状の道路をおりて音戸市内へ入ることになる。とても不思議なつくりをした橋及び道路。まるでおもちゃのトミカの街に入ったみたいな気がした。旦那も息子も大喜びではしゃいだ。
「ね、面白いでしょ! ああ、満足ぅ」
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少し道路を走ってから途中の民家の駐車場でUターンをして再び橋を望んだ。
「なかなか、良かったなぁ〜言うほどの渋滞にはならんようやし、もう一回戻ってまた渡ってもええくらいかもな」
 これで一応呉での目的の観光をまあ終えて、ようやく広島市内へと向けて走り出した。そうそう帰り道、今度は音戸へ行く途中に撮り損ねた施設を写さなくては!! わたしたちが「すごい! すごい!」と言い、ちょっと感動を覚えた施設。それは・・・・・・
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製鋼所なんだけれど、その巨大さに圧倒!! 道路を走りながら見ていると異様なほどの感じを覚えた。
「何か、あれよね? SFアニメに出てきそうな。それかゲームのFFみたいな感じ」
https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/8c/ff/ryokuno16/folder/804091/img_804091_31704681_42?1180521882.jpg

 帰り道にはもう一つ興味深い施設の前を通った。IHIの宇宙事業部の施設・・・「ロケットとか作られるんだろうかぁ」などと内部を想像してみたり。アレイからすこじま付近で『招待客さまの護衛艦見学』の看板が出ていて「いいなぁ〜羨ましいぃ〜」って言っていたのに、帰りには写真のように「本日見学中止」となっていて笑えてしまった。ほぼ私一人がはしゃいで、独り言を連発し、一眼レフで写真を撮りながら旦那に周囲の状況を説明していたようなものだった。もちろんナビゲートしながらね(^_-)-☆

 現在13時。広島市内へのアクセスは『広島呉道路(クレライン)』に決めた。1枚目のマップの海岸沿いを走る薄いピンクのライン。さて、どれくらいで広島市に入れるのだろう。。。車内へと差し込んでくる陽射しは結構きつい。その光のせいと、お腹もある程度満たされて私たちはやがて眠りの世界へといざなわれるのであった。

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