龍馬 ひねもす よもすがら

七重八重 花は咲けども 山吹の 実の一つだに なきぞかなしき

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一週間のご無沙汰でした。
この間は日本縦断中のNPO青年協議会の上村君を追っかけていた。
北海道の猛暑の中リヤカーを引きながら、ごみを拾い続けている熊本の青年だ。

彼の行為はボランテイア活動だが、ボランティアであっても、なくても、その行為、その「姿」には心を動かされる。
以前、父の眠る菩提寺で、母が「靴も満足にはけなくなった」とぼやいたときに、住職が「お母さん、何も嘆くことはありません。あるがままの姿を見せていてくれるだけでいいんですよ」といった言葉を思い出した。不自由になった姿を見て、家族や周りの人々が「歳をとる」ことを学び、「慈しみの心」を育てるから「存在そのものが社会のためになっているんですよ」と住職は言いたかったに違いない。

さて、いつものように話題は急転換する。

昨日の「龍馬伝」では、おりょう役真木ようこさんのヌードが見られなく非常にがっかりした。あんなに走るシーンは私には不要だった。

だが、しかしだ、寺田屋の襲撃シーンはかなりリアリティーを感じさせた。もちろん司馬遼太郎の「竜馬がゆく」とも、龍馬の手紙とも違うが、このイメージは私の脳裏に定着するだろう。

龍馬の手紙にもその様子は記されている。




慶応二年二月六日 桂小五郎宛
・・・・・・・・・・去(さる)月廿三(23)日夜 伏水(伏見)ニ一宿仕候所、不斗も(はからずも)幕府より人数さし立ち、龍を打取るとて夜八ツ時頃二十人計(ばかり)寝所ニ押込ミ、皆手ごとニ槍(金偏のヤリ)とり持、口々ニ上意上意と申候ニ付、少々論弁も致し候得ども、早も殺候勢相見へ候故、無是非(ぜひなく)彼高杉より被送候(おくられそうろう)ピストールを以って打払、一人を打たをし候。何レ近間ニ候得バ、さらにあだ射不仕候得ども、玉目少く候得バ、手をを(負)いながら引取候者四人御座候。此時初(このときはじめて)三発致し候時、ピストールを持ちし手を切られ候得ども浅手ニて候其ひをニ(?)隣家の家をたゝき破り、うしろの町ニ出候て、薩の伏水屋鋪ニ引取申候。唯今ハ其手きず養生中ニて、参上とゝのハず  何卒(なにとぞ)、御仁免奉願候。何レ近ゝ拝顔万奉謝候。
謹言々。

二月六夕    龍

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