|
ビジネス論。
久し振りの今回は、少しスケールの大きなお話。
昨晩、米国下院議会で金融安定化法案が可決。
選挙を控えた議員たちの不安をなんとか説き伏せ、
無事可決。
すぐさまブッシュ大統領は法案に署名し、
ひとまずひと安心!?
米国株式市場では、
市場関係者は、法案成立を見越して買いを入れていたところ、
成立と同時に一斉に売りを入れ、
一時300ドル超まで上昇していたダウ平均は、
一気にマイナス圏へ。
そういや昔、国内でも小泉政権時代に
郵政民営化法案、このときは否決だったが
似たようなことが起こったような気がした。
市場は常に時代の先をゆく。
これが単なる需給要因によるものなのか、
より長い目でみた先行き不安を示したものなのか。
少なくとも法案の成立だけじゃ、
現状の金融不安が解消されたわけじゃないことは確かなんだが。
米国発の金融危機。
今じゃおそらく世界中の誰もが知っていることとなっている。
何故なら、この問題誰もが人ごとの話じゃないからだ。
先週、行きつけのラーメン屋さんに行ったら、
久し振りに店の店長さんと談笑をする機会があって、
サブプライムに端を発した一連の金融市場混乱の影響について、
延々と話してしまった。
特に原油高の影響は店の経営に大きな影響を与えたらしく、
単なる燃料高に留まらず、
それに関わる魚介スープの材料費が上がったり、
小麦の高騰のあおりを受けたり、
トウモロコシを飼料とする肉類の価格上昇など、
もう直撃しまくりなんだそうだ。
コモディティバブルそのものは一旦弾けているものの、
世界的な過剰流動性状態に変化はなく、
金融再編が一段落すれば再び投資資金は
自らの行き場を探しまわることだろう。
今度は、米国人の手によるものではなく、
再編の担い手の一角、日本人の手によるものかもしれない。
一人はみんな(世界)のために(苦労をし)
みんな(世界)は一人のために(なんざ考えていない)
それがグローバルな経済社会の原則です。
|