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"Greedy"、貪欲な、強欲な。
ウォール街で働く人々なんかを
揶揄するのによく使われた言葉らしい。
日本のバブル期も似たようなものか・・・。
それも今は昔。
最近では、一部の中国人の消費行動を
"爆買い"なんて言ったそうだ。
東京のデパートなんかじゃ有名らしい。
幸いにも見たことはない。
築地のマグロを高値で競り落とすのも
中国人(正確には香港人)の"爆買い"。
真、"Greedy"である。
社会に出て、それなりに収入も得るようになった頃、
いわば独身貴族と呼ばれるような身分になった頃、
別に将来のことなんてさほど真剣に考えずに、
ましてや老後の年金生活のことなんて、
これっぽちも想像していない頃に、
(未だに想像してやしないが・・・)
毎月の給料は、独り身の生活には、
それなりに余るものに感じられた。
その気になれば、"プチ爆買い"くらいはできるくらいは
あったように感じられた。
あくまで、感じられただけだが。
また、当時さして気の強い方ではなかった俺は、
"Greedy"であることは、一種の強さの勲章のようにも感じられたのだ。
時代は丁度、WTI原油(米国原油)相場が70ドルを突破した頃。
かのゴールドマンサックスが、レポートの中で
WTI100ドル突破説を謳い、世界中を煽っていた頃だった。
国内は、ネット株バブルがはじけるより少し前で、
都内のネット系・IT系ベンチャーが我が世の春を謳歌していた。
"Greedy"であることは、当時、正義に等しかったように思う。
そんな時代だ。
しかしそんなものは、人々の共同幻想が生み出した
幸福で、そして残酷な”夢”でしかなかったことは、
今なら誰もが知っている。
当時の俺は、そんなことをまさしく”夢”にも思わずに、
強欲な幻想の世界に飛び込んで行ったのだ。
To Be Continued
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