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スクランブル

あれから随分と長い時間が流れた

途方もない時間が

長い一本道は

いつからか無数に分かれる交差点となり

その真ん中で

僕はただ立ち尽くしてしまった

右手を見れば

未だ見知らぬ世界へ続く道が

左手を見れば

見知った世界が上り坂で続いている

後方は

既に途切れてしまったレールが横たわり

遥か遠い前方にはなにやら光が見て取れる

だがそれが

上る朝日か落日かまでは分からない

いやそんなことは誰にもわかるはずはない

それ以前に

現時点であの光がなんなのか

定まってすらいないはずだ

途切れたレールも既に遥か後方で

見えなくなりつつある

その道程で

僕は様々なものを見てきたし

感じてきた

立ち止ったのは

ただ疲れたせいだけだろうか

それとも考えあぐねてしまっているからなのか

選択肢は限られている

ただそれは合理性と現実の枷をはずしてしまえば

無限の分かれ道につながることも意味する

選択権などないに等しい

なぜなら

どちらにいっても

当分は方角もわからない

砂漠化かジャングルのような

岐路がつづくのだから

何から話せばいいのだろうか。

毎日せわしなく流れていた時間が突然止まってしまったあの日。

ただ感傷に浸るだけで、何物にも手をつけられなくなった日々。

そして未だ、依然として動き出す気配を見せない時間は、

今も何かがとてつもない変化によって、

再び動き出すそのときを待っている。

決して戻ることのない過去の時間は、

新しい日々への希望ある布石に過ぎなかったのか、

止まったままのこの時間は、

自らの過ちを悔いるために神が強いた私への試練なのか。

私は再び時を動かすために、

決断を下さなければならない。

時の流れをせき止めているのは、

誰でもない私自身なのだから・・・・。

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