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規制の話のつづき。
規制緩和の時代に自由を謳歌した人々は、
バブルの崩壊とともにいつしか行き場を失う。
彼らは、形を変えて同じことをするしぶとさもあるが、
規制強化の波とともに完全に姿を消してしまうこともある。
金融ビッグバンより、12年。
規制強化の時代が本格的にスタートする。
かって世界で最も理想的な社会主義国といわれた国の行政機関の手で、
自由だった業界に管理の波が押し寄せる。
都内の中堅FX業者が、来月より一時的に新規の取引を中止すると発表。
全額信託保全の義務化がスタートするこの業界で、
なおかつ今のタイミングでのこの報道は、
次の時代の厳しさを物語るものなのか。
それとも単なる偶然か。
自由な市場が生み出してきた、
無限の機会は、
秩序の名のもとに限られた人々の利益に集約される。
それはそれで安定につながると、人はいうかもしれない。
では、未だ乗り遅れたままの人々は、どこへ行けばいいのか。
変化がもとめられる時代に、変化の機会までも失ってはたしていいのだろうか。
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