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2010年2月11日。東京渋谷。
朝からひどい冷え込みで、
今晩はどうやら雪がふるらしい。
今の会社に入って2カ月と10日が過ぎようとしていた。
あの頃の寒さに比べれば、今日なんてたいしたことはない、
もちろん決して気なんて抜けないってのがほんとのところなんだけど、
なぜなら、未だに慣れたなんて言えない状況なんだから。
入った会社は、渋谷に小さな証券会社だった。
自分向きだなんて、軽く考えてはいたけれど、世の中そう甘いもんじゃない。
とにかくこの2カ月間もいろいろあった。
いろいろじゃわかんないかもしれないけど、とにかくいろいろはいろいろなのだ、
あえて良かったといえることがあれば、今までのくだらないプライドが随分と
はがれてきたことぐらいだろうか。
己を全否定される瞬間、だれもが大人になれば体験するはずのことなのだろうけど、
たいていは、そのことの大切さに気付かずに、己を変えられずにいるものだ。
そういえば、この前の日曜の朝、たまたまテレビを見ていたら、
ってめったにテレビなんて見ないんだですが、
めずらしくトーク番組でていた俳優の堺雅人も同じようなこと言っていたな。
彼は、早稲田の演劇研究会の出身で、入会当初はなんにもできることがなかったらしい。
とにかく、先輩かなんかにめちゃくちゃ言われて、
自分を全否定されたそうだ。
だけども、それが後になって彼を成長させていったのだとか。
なんか禅の教えにもそういうのがあるのだと・・・。
まあ難しいことはどうでもいいんだけど、
全否定されちゃったら、正直な話前向きに開き直るしか道ないもんね。
そういう意味じゃ、去年から今あたりがそういう時期なのかもしれないな。
井戸の中の蛙ってのは、井戸の中しかしらないから、考えがとってもせせこましくなっちゃう。
それはそれで幸せなのかもしれないけど、
一度大海に出て、それまでの自分を全否定してみるのもいいかもしれないね。
ねぇ、そう思いません?
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