働くということ

[ リスト | 詳細 ]

記事検索
検索

全2ページ

[1] [2]

[ 次のページ ]

不況でこれから働く場所を確保するのも大変な時代になんなんですが、

”働く”ってやっぱり難しいと思うときがあります。

仕事が上手くいかない、

どんなに頑張ってみても成果がついてこない、

といった仕事そのものの難しさもありますが、

職場にまとわりつく多種多様な事象、

例えば、人との関係の歯がゆさってのは

どうにもやりきれないものがあります。

春は別れの季節などといいますが、

学校での卒業式だけではなく、

企業社会でも人事異動が行なわれるのが

今の季節。

特に今年は、どこもかしこも急激なリストラクチャリングの執行で、

人の入れ替わりが、随分とめまぐるしいのではないでしょうか。

自分の周りでも去っていく人を見送る機会が多くなり、

あまりのあっけなさと

仕事場という環境の現実に、

なんともいえないわびしさをを感じているところです。

ただ、いつまでも同じ状態でいられる組織は、

決して健康的とはいえないのもまた現実。

今は、苦い薬を飲んで健康な体を取り戻すいい機会なのかもしれません。


但し、

自分自身がその薬に退治されるウィルスではないことが前提ですが・・・。

働くとはなにか?

生きるため?

そんな当たり前の問答が通用しない。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090120-00000086-san-soci

昨今、ニュースの定番となっている”派遣切り”。

自治体や人手不足の企業が、相次いで救済の手を差し伸べているが、

応募が想定より随分と少ないという現実が報じられた。

いわゆる雇用のミスマッチがその原因のようだが、

何をいまさらといった風である。

雇用のミスマッチとは、求職者の希望やスキルと企業や組織の求める人材が

一致しないことでおこる、人材のあぶれを指す。

国全体でみれば、職は足りているのに、

そこを希望する人、見合った人材がいないため、

部分的に失業者と人材不足がおこるのである。

わかりやすくいえば、

ジグソーパズルのフレームとピースが全くの別の絵柄を求めているようなものだ。

あきらかにこれは、経済政策と教育・社会政策の不一致が原因だろう。

だが、それ以上に問題なのは、

この期に及んで未だ、仕事の選り好みができるほど、

日本は豊かなのかということだ。

どんなに職がない、金がないといっても

所詮日本人であるかぎり、世界的には貴族階級なのかもしれない。

それすら既に幻想になりつつあるというのに・・・・。


そんなことを考えながら、ふと自分を振り返ってみると

今の自分の仕事に少なからずミスマッチ感を感じている。

本来ならそんなことは通り越して、仕事を自分のものにしているはずなのに。

人はパンのみに生きるにあらずってこういうことなのかもね。

日産派遣ゼロ政策??

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081217-00000056-mai-bus_all

日産自動車が、景気悪化による需要減に伴う

生産台数の大幅削減に踏み切ることを発表した。、

これにより、工場の派遣社員を全て削減することが決定した。


ここ最近の国内メーカーの派遣切りのニュースは

ほぼ毎日のように流れてくるが、

正直酷いものである。

グローバリズムの進展ともに

その国における労働需要は変化する。

”ものづくり”で成功した日本はもう過去の話。

労働市場の構造改革を怠ってきたつけが

ここにきて大きなダメージとして返ってきているようだ。

面白いのは、同じ国内企業の

”日興コーディアル”が、

親会社であるシティグループの業績悪化の煽りで、

社員に自主退職奨励の勧告が出ているようだということである。

はっきりいってとばっちりって奴だ。

真に安定すべきは、その会社ではなく、

雇用及び労働市場であるべきなのにね。

最近の自分のこと

ここ何週間か、自分の仕事を考えさせるような変化が多々ありました。

これまで、最善と信じてやってきた仕事の方針が、

大きく変えさせるような事態になったことが原因です。

私は、証券会社でディーラーという仕事をしています。

日々マーケットリスクと格闘をする仕事です。

一歩間違えれば、会社に大きな損失をもたらしかねない環境の中、

論理的で理性的な判断を下していくことが、

プロとしての仕事だと信じていたのですが、

会社の業績がかんばしくないなか、

より攻めの方針をとることで、

収益拡大を図るように、スタイルの変更を指示されたのです。

つまりは、より高いリスクをとって高いリターンをとれってことです。

今の時代、投資や投機の世界では、

リスク管理の技術の良し悪しが、腕の良し悪しだと信じていたのですが、

理論的に算出できるリターン以上のものを勝ち取っていくというのであれば、

それはビジネスではなく、たんなるギャンブルになり下がってしまいます。

計算できない結果を出すために、

ビジネスをギャンブルにする。

果たしてそんなことを会社という場で行っていいものか。

だが一方で、収益を拡大する必要があるのは理解できる。

いわばそういった理性と現実の間で、

答えのでないジレンマを抱えていたわけです。

結局、会社の指示に抗えることもなく、

いまは日々、大きなリスクをとるやり方で、市場と対峙しています。

投資ビジネスに関わるものにとって、

最も大切なのは、自己管理能力なのですが、

常に危険と隣合わせのこの仕事にとり、

リスクの大きなポジションを管理するのは、

非常にストレスを伴うものです。

不確定要素が多く、それだけに常に最悪の場合を想定してシナリオを

組み立てなければなりません。

その一方で、大きなリターンを得るためには、

時に理性のタガを外さなければならないこともあります。

その為、心にいつも安全弁を持ち、時にそれを外すということを繰り返しています。

こんなことがいつまで続くのか。

自分の仕事はこんなものでいいのか。

悩む毎日です。

イメージ 1

"格差社会”という言葉が

世間で一般的になって久しいですが、

その言葉が広まったきっかけとなった本が

今回紹介する、『下流社会』です。

別にこの本が全てではないかもしれませんが、

当時、ベストセラーとなった書籍であることは

間違いないはずです。

私自身、丁度この本が出始めたころに

今の会社に転職したこともあって、

興味を持って読んでいたのを憶えています。

『下流社会〜新たな階層集団の出現〜』
著者 三浦 展
ちくま新書

この年は、折しもネット株バブル終焉の年でもあり、

金融緩和と構造改革によって生まれた

全く新しい価値観を持つ階層の存在がクローズアップされて

いく年でもありました。

それより以前から、

人材派遣会社やIT系ベンチャーなど

新興企業を立ち上げて成功した

ニューエリートや

ネット個人投資家で億単位を稼ぎ出した(ネオエリートというらしい)

既存組織に依存しないエリート階層の出現は知られていました。

それらとは対立する概念として、

パートや派遣の非正規社員、

フリーターやニートといった

年収300万円以下の労働者の存在も

世間に広く知れ渡っていくようになるのも

このころだったように思います。

”落ちたら這いあがれない”

そんな脅迫観念じみたものが、

当時の私をがむしゃらに

仕事に駆り立てていたのも事実です。

『下流社会』という本は、

私にとって、

自分の今いる階層と

目標とする階層を確認するという意味で、

競争社会を生き残る地図の様な役割を果たしていました。

帰結するところが”金銭的豊かさ”となってしまうことに

今考えれば”浅さ”があったのかもしれません。

ですが、

前回紹介した”3年で辞めた若者はどこへ行ったのか”

にもかかれていたこととして、

現代はもはや組織に依存して生きることは

難しくなっていいることがあります。

事実、40代以上の世代の中で

組織依存の体質が抜けない会社員は、

現代の先端ビジネスにはついていけていません。

それは、今の職場で何度も見てきていることです。

金融機関の審査基準が厳しい米国において、

日本のメガバンクが監督基準を満たしていないと

指摘を受けている例は多くあります。

もちろん、米国の金融機関が

真に優秀かどうかという疑問はありますし、

それは近い将来明らかになることでしょうが。

話がそれましたが、

従来型の日本企業における働き方は、

俗にゆう”就社”であり、

大部分の人間は、

就職した組織内でのみ通用する仕事の能力を身につけ、

定年まで過ごすというものです。

当然、それではリストラされたらおしまいです。

他の企業では通用しないからです。

また、組織の力なしには何かを成し遂げることもできません。

そのリストラの代わりではないですが、

企業が労働コスト削減の策として

派遣労働者などの

低賃金で働く階層が生まれてきた。

それが”格差社会”の本質だと前出の本の著者、

城 繁幸氏は書いています。

ここでは別に格差社会の改善について述べるつもりはありません。

まして、そういう問題について私がとやかく言うことでもありません。

ただ、今後日本社会においては、

一層の労働市場の成熟が必要ですし、

また、そういった成熟した労働市場に対応できるだけのスキルを

身につけていく必要性は強く感じます。

それが専門性なのか普遍的スキルなのか

判断は難しいのですが、

確かなのは、

その能力が、組織の枠組みを超えて

通用するものであることは

言うまでもありません。

『氷は溶けても 大地は依然として 草木の一つも生えてはいないのです。』

全2ページ

[1] [2]

[ 次のページ ]


.
udy
udy
非公開 / 非公開
人気度
Yahoo!ブログヘルプ - ブログ人気度について

過去の記事一覧

1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31

ブログバナー

Yahoo!からのお知らせ

よしもとブログランキング

もっと見る

プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事