繚乱の森

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DV夫と長女の面会<1>

 
 
イメージ 1
 
 
 
 
 
離婚裁判中の妹達は、つつましいながらも明るい毎日を送っている。
 
妹は10月からパートの仕事も始めた。
 
 
 
 
6月に第2回の裁判が行われた後、数回の裁判が済んでいる。
 
先方から届く内容は、「不知」「不認」といったフレーズが並ぶばかり。
 
DVについては「一切否認」、そのような事実は存在していないという呆れたものである。
 
また、昨年妹が家に置いていた貯蓄を持ち出した事件の際に、お金をすべて扇子状に並べて
 
撮影をしていたらしくその写真を添付してきた。
 
お金の写真ばかりではない、一緒に持ち出した通帳全ページの大量の写真とともに…。
 
それから子供達の写真や面会を求め、お決まりの「復縁の可能性もあり」という文章もあった。
 
 
 
 
妹は面会など論外、写真すら送る気持ちにはなれないようだった。
 
ただ、弁護士から「それくらいはしてあげてもいいのでは?」という言葉もあった。
 
このまま面会させないのは、裁判官に対して心証が悪くなるという意味合いもあるようだった。
 
ここでおわかりの方もいると思うのだが、DVから論点が既に移動してしまっている。
 
弁護士によると「DVの件は何回言ってもしようがない」「相手を納得させる必要はない、裁判官を
 
納得させるのだ」ということらしい。
 
 
 
 
また、想像通りDV夫は自分の弁護士にでさえ手を焼かせているらしかった。
 
敵対しているはずの弁護士2名が、「双方を歩み寄らせる」ことで早期終了を目指すという意図も
 
感じられた。
 
相手の弁護士は彼に「これが最後のチャンスだと思って下さい」といった言葉を伝えたと聞いた。
 
こちらの弁護士は妹に「懐柔すればいい方向になるかもしれない」と妹に言った。
 
 
 
 
そして、仕方なくも子供とDV夫との面会を了承した妹であったが、下の子供は何分年齢が低い。
 
現在の住まいなどを言われてしまう可能性もあった。
 
そこで、上の子供だけという事にしこちらの弁護士から相手の弁護士を通じてその旨を伝達した。
 
 
 
 
11月初旬、ついに面会の日がやってきた。
 
場所は子供の危険回避を考えて、やはりわが家(妹の実家)の1室になった。
 
両親不在につき、妹に頼まれた私が面会を見守らねばならない役目となってしまった。
 
”お茶を出すこと”を頼まれたが、さすがに私は「それは無理」とお断りした。
 
警察から「家に入れないように」と言われているDV夫に「どうぞ」とお茶を差し出すシチュ
 
エーションが私には<ありえない!>と思ったということもある。
 
そして、もう一つの理由…
 
それは妹達が別居になった後に、娘に聞かされた衝撃的な話にわだかまっていたからだ。
 
 
 
                                            <つづく>
 

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