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いまさらながら気づいたこと

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うわっ、Beatlesのジャケットがこんな大きく自分のブログに載ると結構ビビるね〜。
今までは、2枚とか4枚をまとめ撮りした内の1枚で小さかったからあんまり感じなかったんだけど。しかも、『Abbey Road』じゃないのっ!


ばらばらになりかけてたBeatlesの4人のメンバーがPaulの音頭で、みんなで昔みたいにライブ感覚のあるやつ作ろうよと始めた『Let it Be』のセッション(Get backセッションって言うのかな?)で、更に疲れ果てた4人が、解散するという強い意思のもと、最後に取り組んだ大傑作アルバムが『Abbey Road』と言われていると思うけど、
1曲目の「Come together」から最後の遊びの「Her Majesty」まで緊張感溢れる文句のつけようのない内容。

特に、強力なのは、有名なB面のメドレーで、これについて「結局1曲に仕上げることができなかったからこうしたんじゃないの?」的な揶揄もある様ですが、
オレは真正面から反対意見です。

「Sun King」や「Mean Mr. Mustard」や「Polythene Pam」などが、1曲として仕上げられなかった? 誰が?
レコードの時間制限から、「Here Comes the Sun」と「Because」と「You never Give me your Money」に
「She Came through the Bathroom Window」と「Golden Slumber」と「Carry that Weight」の3曲をフルの1曲で入れたら、もう出来上がっちゃうよ。

アイディアだよ、アイディア。

新譜で、7曲もの曲をメドレーにするなんて、誰もやったことないんじゃないの?
しかも全部おいしいフレーズの所ばっかりだよ。
いくらでも水増ししてフルの曲に仕上げる輩が多い中、贅沢にもメドレーという着想で作ったんだよ。
それぞれのソロ・アルバムでフルの曲として入れたってよかったんだから。

ちょっと脱線したな。


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で、解散しようと決めて作ったこのアルバムで凄味があるのは、
「Carry that Weight」

歌詞は

Boy, you’re gonna Carry that Weight
Carry that Weight a Long Time
Boy, you’re gonna Carry that Weight
Carry that Weight a Long Time

I never Give you my Pillow
I only Send you my Invitations
And in the Middle of the Celebrations
I Break down


これを聴いたのは中学の時の78年か79年頃なので、完全に後追いで、しかもこの歌詞のことを知ったのももう少し後のことだ。

Beatlesファンのみんなへのさよならの歌。

オレらがBeatlesというアイドルが必要なのは、現実から目をそむけ、夢を見たいから。
Beatlesという幻想なんてないんだよ。
ただの人間、4人も別に仲も良くないし、曲だって別々に書いてるし。

Johnは解散後のソロで散々そういう歌を歌っていた。

だから、現実という「重さ(Weight)」を自分で「持ち続けろ(Carry)」、「一生(Long Time)」。
僕らは、みんなが安らかに眠れる魔法のまくら(Pillow)なんか、あげた訳じゃない。
ただ、お祭り(Cerebration)の招待状(Invitation)を送っただけ。
そして、僕らはそのお祭りにうんざり(Break down)なんだ。


だいたい、こんな歌詞かな。
冷たいでねーの、Beatles。散々夢中にさせてこれですか?
後追いだったけど、この歌詞の内容を知ってびびった。

その後にJohn、Paul、Georgeのギター・ソロの曲「The End」ってしゃれになってないじゃん。

しかも、この「Carry that Weight」がPaulの曲というのが凄い。Johnが作りそうなもんだけど。
この「Carry that Weight」をPaulが作ったというのを知った時、Paulの大きさを感じた。ただものではない。


辛い現実をまぎらわす為にBeatlesを聴いて、その夢をBeatlesに押し付けないで、現実は現実でしっかり向き合っていかなきゃいけない。
冷や水を浴びせられた感じ。



そこで、今度はStonesの『Let it Bleed』。

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A面最後のタイトル曲
「Let it Bleed」


歌詞は

Well, we all Need Someone we can Lean on,
And if you Want it
Well, you can Lean on me


みんな、誰かによりかかりたい、もたれかかりたい
だったら、オレによりかかりなよ



歌詞はLeanの部分が、CreamやFeedやBleedに変わっていくけど、いいたいことは同じなんだと思う。

すげ〜、Stones。みんなの重荷をしょってくれるって〜。
Beatlesがみんな、一人一人しっかり生きていく様にと、
1969年の9月に言った後、同じ年の12月にこんなこと歌ってんだ。

マ逆だよね。

前作の『Beggars Banquet』でブルース、R&B、ロックン・ロールでやっていく目処をつけ、本作『Let it Bleed』でより、その方向性をはっきりさせ、次作『Sticky Fingers』では、自分達のレーベルも作り、Stones路線を決定付けた頃。


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で、いまさらながら気づいたことなんだけど、今週のどこか、2月25日(月)〜29日(金)のどこかの朝か帰りの通勤電車の中だったと思う。
以上の違いに気づいた。

Stonesはこの時に既に、ロック・スターとしての役割に自覚的で、しかもそれを続けていく強い意志を固めてたんだ。


いくらでもオレ達に幻想を持ち続けてくれ、俺たちが引き受けるぜ。それがオレが血が流れる(Bleed)くらいのことであっても。
そして、Stonesはその意志通り何歳になってもロックを続ける。


で、さっきの「Carry that Weight」を作ったのがJohnじゃなくて、Paulだったってのが凄いと思ったことだけど。

Paulはそうしたロック・スターについては自覚的だったのかな〜、と思う。
曲もどこかのだれかさんを主人公にした物語性の高いものが多いし、
『Sgt. Pepper’s』で、『Magical Mystery Tour』な人な訳で。
Johnの言う「リアル」もわかるけど、虚構でいいだろ、と思ってたんじゃないかな。

Beatlesが解散する説明として、リーダーのJohnがこんなこと考えてオレらは解散しますっていうのをPaulは入れたかったんじゃないかな。

オレはRockにリアルを求めたJohnの方が好きだけど、「Carry that Weight」をPaulが作ったという点で、Paulの奥深さに興味を持っていたが、
更に、Stonesの「Let it Bleed」まで、出てきちゃって、面白いことになってきた。


いつかのワールド・ツアーで
「もうさんざん儲けたのに、もっと儲けてどうするんですか?」という様な質問に答えた
ミックの「まだまだ、金も酒も女もほしいぜ」というコメントは


ジョークじゃないと思う。

閉じる コメント(10)

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昔のレコードジャケット・・って、センスいいですね・・。アビーロードの裏って、こんなに素敵だったんだ〜・・。今ごろ気づきました・・(^^;)。
ストーンズのも、いい感じ・・(美味しそう?)一筋縄ではいかない《自由》な感覚に溢れてますよね・・。

いまどきのって、わりとワンパターンかな・・と思いますが・・。

2008/3/2(日) 午後 7:34 たかっち♪

本当ですよね。
この2枚なんて、中身も素晴しいですけど、ジャケットも素敵ですよね。

今はこうしたビジュアルの才能は、Rockではない所へ行っちゃってるのかもしれません。

2008/3/2(日) 午後 8:53 りゅうどう

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ジョンとポールならジョン派ですけどポールも勿論好きです。ジョンはラフでポールは創り込む感じですけど、どちらもロックをよりロールさせるには必要な要素ですよね。二人ともお互いの自分に無い部分を求めたってのはあったんじゃないですかね?
でも出てくる表現はやっぱりポールでありジョンなんですよね(笑)

ミックとキースも似たような関係ですけど基本的にはミックが詞を書いてキースが曲を創るんでどう転がってもストーンズになっちゃうんですよね(笑)
二人で曲を創りはじめてどんどん手ごたえを得てしっかりしたフォルムが完成してくのを追ってくと面白いですよね。リアルタイムでそれを経験した人はもっと面白かっただろうなと思います。

ビートルズの進化の過程は時に見えにくいですがストーンズはだんだん骨太になったり渋み厚みが増す様が見えます、その中で自信を得てったんでしょうね。

2008/3/5(水) 午前 0:54 [ ekimaejihen ]

ビートルズに対する感想は「ビートルズ大好き→ジョンがRockだぜ→ポールも凄いじゃん」の順で今に至っています。

ポールがいなかったら確実に今のビートルズはなかったですよね(当たり前だけど)。ジョンはフィーリング一発で、変拍子や変なコード展開もばんばんやりますけど、ポールはバランスを考える正統派な気がします。

ストーンズは、僕はキース派で、ミックの初ソロ「She's a Boss」も悪くはないですが、「ふ〜ん」って感じでした。
で、キースの「Talk is Cheap」が出て「やった〜っ」て思ったんですが、何かが足りない感じが少しありました。
当然「Talk is Cheap」はいいんですが、ストーンズはやっぱりミック・テイストもあって魅力的なんだなと改めて思いました。

ビートルズというグループが破綻してしまったのは、やはりジョンの意向が強いのかな?と思います。ジョンの世界一の寂しさが。
ストーンズはロンドン出身のクレバーさが今を作っている気もしますね。

2008/3/8(土) 午後 6:59 りゅうどう

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私は後追い世代なので、まともなことは言えませんが「Her Majesty」はビートルズの歴史そのものだと感じてしまいます。また、ラストシングルB面も同様です。
ジョンの破天荒さは今でも有名ですが、実はポールも同様なんですよね。

ちなみに「LET IT BLEED」は大好きで、特にロバートジョンソンのカヴァーは原曲より好きです。でもライヴだと少し違うなって思ってしまいます。

2008/3/23(日) 午前 1:32 [ red**006*222 ]

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僕も後追い世代ですよ(笑)。
「Her Majesty」がビートルズの歴史そのものというのをもう少し教えて頂けますか?

ロバート・ジョンソンのカバーって「Love in Vain」ですよね?ジョンソンのコンプリートを買って聴いたんですが、Stonesの方が僕は断然好きです。『ゲット・ヤー・ヤー・ヤーズ・アウト』のバージョンも好きなんですよ〜。とろけちゃいます。

2008/3/23(日) 午前 2:13 りゅうどう

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「Her Majesty」がビートルズの歴史そのものというのは、理屈じゃなくて聴いてそう思っただけです(笑)、すいません。僕の中ではビートルズに相応しいラストだなって思います。
「Love in Vain」最高ですよね。この曲はライヴより「LET IT BLEED」の方が圧倒的に好きです。でも元がいいからどっちも素晴らしいです。

2008/3/25(火) 午前 2:08 [ red**006*222 ]

To:redsさん
「Her Majesty」の件、深掘りして失礼しました(笑)。了解です。

「Love in Vain」もそうなんですけど、僕が好きなStonesの曲って他人のカバー曲が案外多いんですよ。

「Going to a Go-Go」、「She Said Yeah」、「Ain't too Proud to Beg」などなど。原曲を超えられるってのが凄いと思います。

2008/3/29(土) 午後 6:55 りゅうどう

りゅうどうさん

TBありがとうございました。私もTBさせていただきました!

2008/6/8(日) 午後 6:57 epitaph

To:epitaphさん
TBありがとうございます。

2008/6/8(日) 午後 11:27 りゅうどう

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