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あのひとは小鳥のように 私の睫毛の梢を渡り
私の淀んだひとみの湖を 朗かに 懐かしく
光り輝かせてくれる あのひとは私の迷いを迷い
あのひとは私であることができると言う
あのひとは私の裏返されたこころ あのひとの
広げられた手の中で 私をめぐる時間はやさしい
私のあおざめたひたいに あのひとは歌を憩わせ
私の歌の母になる 空と海の婚(まぐわい)の子のように
あのひとの髪の入江にはいつも船出を待つ
船が泊まり 私を海図にして あのひとはほほえむ
すべてに追放された黙深い人たちの悲しみの宿り木
あのひとを名付けられるのは・・・はるかな
おぼえている あのひとの鼓動は与えるために
あのひとのまなざしはいつくしむために ひびき
そそがれ あのひとの今日は献げられるために
あのひとはいつも光の身振りでありたいと言う
その声は 私の審き その未知は 私のはじめ・・・
終わりなき私の初 あゝあのひとが帰って来ますように
詩集『宇宙開花』より再録
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あけましておめでとうございます。工夫も何もないブログを読んでくださってありがとうございます。感謝。まだ講習会の真っ最中。更新するひまがなく、30数年前の作品を再録しました。
2007/1/5(金) 午後 2:16 [ ryu*e*05*3 ]
あけましておめでとうございます。そして、お疲れ様です。今年もよろしくお願いします^−^
2007/1/5(金) 午後 4:29
おはようございます〜♪ とても とても 素敵な詩〜♪ 愛がいっぱいですね〜♪ お年賀状ありがとうございました! これからも よろしくお願いします!
2007/1/6(土) 午前 11:44
■崔さん、あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。コールサック56号に掲載された崔さんの詩、非常に強い印象を受けました。俳句との関連で、少し、感想を書かせていただきました。
2007/1/8(月) 午後 8:19 [ 尾内達也 ]