正統と異端

韓国におけるカルトに対する体系的な綜合研究書。

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研究結果および勧告
 
イ・ジェロク牧師はさまざまな病気のため死の直前でいやされて新しい人になり、イエス教大韓聖潔教会の革新側で運営する神学校(ソン・テック牧師)を卒業した。イ牧師は当時伝道師の身分で、198275日、万民中央教会を開拓し、今日に至っている。イ・ジェロク牧師の異端是非の発端は、彼のあかし集である『死の上がり框で味わう永生』にある一部の表現上の問題 (例:神様が私に終わりの時を知らせてくださった。) であった。当時、イエス教聖潔教会のアニャン側と革新側が合同して、一部の人々が、イ・ジェロク伝道師は「神様が自分に再臨の日時を啓示してくださった」と言った、というわい曲された主張で問題を提起し、結局、総会では異端性があると決議するに至った。当時、万民中央教会の教勢がイエス教聖潔教団内で最も大きかったために、他の牧師たちに牽制勢力として使われたのである。
イ・ジェロク牧師が書いたこの本は、万民中央教会の編集責任を任された女性執事がイ牧師のあかしを聞いて構成した本であり、神学的知識が全くない執事が代筆したが、単純なあかし集であるために神学的な検証を経ないで発刊された。以後、決定的な問題になったことは、万民中央教会で信仰生活した一部の不満勢力が韓国キリスト教総連合会などにイ・ジェロク牧師に対する問題を情報提供しながらふくらみ始め、このような部分が当時MBCにまで情報提供されて報道される予定であったところ、万民中央教会の聖徒たちが放送を防ぐために物理的に放送局を占拠して、だんだんと余波が大きくなり始め、韓国キリスト教総連合会は急ぎイ・ジェロク牧師を異端として罪に定めるに至ったことである。
これに対してイ・ジェロク牧師側は、当時、韓国キリスト教総連合会や放送局で教会側の意見を握りつぶして、釈明の機会も与えないまま一方的に罵倒したためだと主張した。
本会がイ・ジェロク牧師に対する具体的な調査の結果、当時の問題は教理的問題でない、金銭や倫理など周辺的な問題であり、片方の主張だけ認めた一方的な罵倒であることが立証された。したがって、本会はイ・ジェロク牧師に釈明の機会を与え、現在の教理的部分を点検した結果、異端的教理が全くないし、本会が質問した正統基準教理にも背くことがなく、異端ではないことが確認された。
特に、一部の団体や教団でイ・ジェロク牧師に対する異端規定事由が、外部では教理に問題があったようになっているが、実際は主に神秘主義を問題にして、異端と規定したのである。これに対して本会が判断するには、イ・ジェロク牧師自身が死の直前でいやされて、これをあかししながら病人たちのための神癒の行為を強調していたから神秘主義という誤解を招いていると思われる。しかし、イ・ジェロク牧師は福音主義に立った信仰的教理をもって牧会していることが確認された。
ただし、本委員会は以下のようにイ・ジェロク牧師に勧告申し上げる。神癒や奇跡の形がいろいろとありえるが、純粋な按手祈祷のほかに、賜物や奇跡体験についての説教をする時、ひょっとしたら極端神秘主義と誤認されるような表現は自重されること、この点を要請する。

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