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7日間のネイチャーフォト掲載
ケースケ・ウッティーさんからのバトンを引き継いで7日目
高尾山に咲く花の中から、少しだけご紹介
皆様、おはようございます。
いよいよ最終回です。
7日目の写真は「5月の沢」
私が通う「高尾山〜陣馬山」エリアには小さな山々が連なっています。
いろいろな沢があり、隣り合っていても微妙に植物の種類が違います。
例えば高尾山にたくさんあるキジョランは陣場方面にはあまりありません。
ジイソブ(ツルニンジン)は高尾山に多く、バアソブは陣場山に、など、分布にすみわけのようなものがあることも。沢も山ごとに何本も流れ、その環境も違い、ハナネノメにしても、沢ごとに顔が違うので、ますますひかれてしまいます。
この写真は沢の入り口。
カツラやミズキ、アオキ、アブラチャン・・、様々な木や草が生える里の雑木林の風景です。
高尾山にある植物のほんの少ししかお見せできなかったです。まだまだ、語りたい、お見せしたい植物がございますが、それは又の機会に・・。
一週間、こうしてなんとかやりおおせる事ができました。
このような機会をいただき、感謝申し上げます。
ウッティーさん、ご覧くださった皆様、ありがとうございました。
石黒久美
写真展は「和真ギャラリー新宿」にて〜2016年3月30日まで開催しています。引き続きまして、どうぞ、よろしくお願い申し上げます。
この後、石黒久美より、バトンを引き継いでいただくのは、やんばるの森を撮影されている大写真家の「湊 和雄」さんです。
『世界自然遺産登録を待つ「やんばるの森」』が琉球朝日放送(QAB)で3月26日(土)午前10時15分放送されます。
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ハイライト(高尾)
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詳細
その日に出会った植物や風景、先生方を紹介します。
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#challengeonnaturephotography.
7日間のネイチャーフォト掲載
ケースケ・ウッティーさんからのバトンを引き継いで6日目
高尾山に咲く花の中から、少しだけご紹介
皆様、おはようございます。
6日目の写真は「シモバシラ【霜柱】の氷の花」
本物の花ではありませんが、こちらは高尾山名物の氷の花です。12月(11月下旬の事もあります)、その年初めての氷点下に気温がおりますと一斉に咲き始めます。
いわゆる地面から上がる「霜柱」が山のふもと〜中腹で出ていればこれを見ることができる事が多いので、期待しながら山をのぼる事ができます。植物体はやや枯れ気味で、根と茎の中の管が生きている状態です。青々とした茎の時期にこの寒さが来ても霜はふきませんし、完全に枯れてしまっても出ません。今期は、とても残念な事に不作でしたが、この画像は撮ることができました。高尾山では12月から1月の被写体の乏しい時に出ます。大勢の方々が見にこられます。
氷はとても小さいものから、大きなものになると、草丈一杯に30センチ〜50センチほどのものも見ることができます。この画像の氷は10センチ程度です。温度計を持って行きはかると、地中2〜3センチの温度が約1度、地表が0度、気温は氷点下の条件の事が多いです。茎に通る管が縦に裂け、そこから氷が噴出します。飴細工のように、新鮮なものは白く、独特の光沢があります。氷点下の日が続くと古い氷はやがて透明になり、又、日中陽に当たりとけ出すと別の表情を見ることができます。
シモバシラという名のこの植物の本来の花は、9月末頃咲きます。白い花です。時に下唇弁に黄色い斑が入ったり、花糸が紅色の個体があります。それは遠めにピンク色がかって見え、美しいです。オシベが4本、突出しています。シソ科の植物です。(画像右下に貼りました)
氷の花は、アズマヤマアザミや、タケニグサ、カシワバハグマ、ヒキオコシ
など他の植物でも見ることができます。
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7日間のネイチャーフォト掲載
ケースケ・ウッティーさんからのバトンを引き継いで5日目
高尾山に咲く花の中から、少しだけご紹介
皆様、おはようございます。
5日目の写真は「キチジョウソウ【吉祥草】」
私は環境を入れた植物の作品を撮りその光景を残したいと思っています。
しかし、それは写真から植物の場所を特定されてしまう危険があります。とりあえず撮るのですが、発表は・・、となると難しい場合が多くなります。
そうなるとバックには「場所」を写さず、でもどのような「環境」であるかを表現する必要を感じています。
フレーミングの工夫や背景をぼかすなどの方法をとっています。
植物の部分をクローズアップする写真は、そのよう心配は無く撮影できます。(他の場所でも十分撮れる場合もあります。)
今回の画像のキチジョウソウは、秋に咲く花です。
これも群生します。地面の際から、多くは2本の花茎を立ち上げます。下方に両生花、上に雄花が咲きます。花被は6裂し、オシベは6本、外側が紅色、中は白色。
花の構造は、次なる命をつなぐためのしかけがあって、とても面白いです。色や、その形には意味があります。あるものは、虫を呼ぶために様々な仕掛けが。あるものは雨等水を利用し、あるものは風に頼る。中には自分ではじけて花粉を飛ばすものもあります。
根で増えるものも多いです。群生するものの多くは土の下に秘密があります。
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7日間のネイチャーフォト掲載
ケースケ・ウッティーさんからのバトンを引き継いで4日目
高尾山に咲く花の中から、少しだけご紹介
皆様、おはようございます。
4日目の写真は「ネコノメソウ【猫の目草】の群生」
花の写真といっても色々なスタイルがあります。花をテーマにイメージフォトを目指す方法もあります。私はどちらも撮りますが、ここはネイチャーフォトという事で、そのようにチョイスしています。
なかなか撮れないシーンに貴重な花の「群生」シーンがあります。
芽生えから追い、行く度に毎回確認し、個体数や、花の咲き出す時期がいつになるか予測を立てます。花の旬は短いです。葯が崩れる前、開花直後で、群生なら全体の7〜8分咲きそろった位が一番の撮り時となります。
その時を読むのが一番難しいです。天気によりますし、その時に現地にいける時間の作り方が重要です。個体数の多い少ないが群生シーンでは問題になってきます。当たり年というものがあって、大抵当たった年の次年は裏になることが多いです。
植物の群生をテーマに撮る。昨日はセッコク、今日の画像の「ネコノメソウ」は、水ぎわに咲く花です。水溜り(おそらくイノシシの昔ヌタバだった場所)にある年、水溜りのフチに沿って繁茂し始めました。初めはコケのように横に広がり、色も黄みがかり枯れ草のような風情。これがある時期になると青々と葉を茂らせ、花茎を立ち上げ花を咲かせます。
花はネコノメソウの仲間の中でも小さい方です。葉がまるで花のように広がります。
この群生は見事でしたが、次の年はぱったりとなくなりました。
春は毎年めぐってきますが、この景色は次は見られないかもしれません。
雪や大雨による被害、崩れた土で埋まってしまったり、イノシシに掘り返されたり、いろいろな試練が待っています。
そう思いながら。常に一期一会を感じて撮影しています。
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#challengeonnaturephotography.
7日間のネイチャーフォト掲載
ケースケ・ウッティーさんからのバトンを引き継いで3日目
高尾山に咲く花の中から、少しだけご紹介
皆様、おはようございます。
3日目の写真は「セッコク【石斛】」
高尾山に咲く蘭、このセッコクとサイハイラン、エビネ、カヤラン、キンラン、マヤランなどあげれば沢山あります。キバナノショウキランや、ツチアケビなどの腐生植物も。キバナノショウキランは、年毎に住処をかえ、神出鬼没です。他日毎、探し回る事となります。どれも登山道から見る事ができます。
セッコクもカヤランも杉の木に着生しています。大きな古木のかなり高い所に咲くので、撮影には、望遠レンズが要ります。セッコクは、杉の木の上から下までついている木がいくつかあり、花の季節には、まるで、クリスマスツリーのような景色になります。
この写真のセッコクは、毎年素晴らしい花を咲かせます。枝一つに花が大量です。セッコクは年月を経ると花が集まって珠のようになります。
カヤランの写真はただ今開催中の個展(和真ギャラリー新宿)にて展示しています。是非ごらんください。
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