全体表示

[ リスト ]

  何故この文明社会で民主主義が植物状態になっているのか。何故マスコミはこうもあからさまにブラックなのか。これでは文明社会とは言えない。文明社会とは民主主義がちゃんと機能している事が前提だ。民主主義はあれど植物状態(脳死状態)であれば、大昔の時代と社会の本質は一緒という事になる。文明の表面の変化は激しい。企業が出す製品は年々良くなる。10年経てば同じ商品も別物に思えるほど品質が高まる。あらゆる商品が程度の差こそあれ品質が高まる。それは素直に解釈すれば、国民の生活は年々良くなるという事だ。景気の波があっても基本は右肩上がりだから、10年経てばかなり生活水準は上がる筈である。

 ところがこの日本は20年成長なし。寧ろマイナス成長である。単純に考えてこれは不自然である。日本人は世界一の民度を持つ民族である。まじめで勤勉で協調性が高く、製品の質は世界が認める高さである。日々努力するこの国の国民が20年成長しないという事は考えられない事である。どこか病気に違いないと考えざるを得ない。どこか出血しているのではないか。血が止まらない病気かなのではないか。重度の貧血でまともに働けないのだろう。

  ミクロでは間違いなく国民はまともで日々研鑽を積んでいる。日本社会のミクロの風景はこの20年変わってはいない。国民はまじめだ。何故普通の成長がないのか。ミクロが正常なら、マクロがおかしいという事になる。つまり、権力がおかしいのだ。常識論でそういう結論が出る。そして、現実の政治が権力がおかしい事を証明している。よって、日本の20年成長なしは権力側の問題と断定できる。

  民主主義が脳死状態という事は、権力者が巨大利権を私物化しているという事だ。民主主義は国民主権であり、権力者の巨大利権は国民の為に使われる。元々が国民が生み出す利権であるから、国民に還元されるのは当たり前である。しかし、民主主義が脳死状態だと巨大利権は権力層に持って行かれる。

  権力とは国民が生み出す富を動せる力である。あらゆる政策は税金を使って実行される。この政策が何の為に為されるか、誰の為に為されるかは、権力者の胸三寸である。本来国民の側に立つべきマスコミを権力者が巨大利権を駆使して飼い馴らしてしまえば、国民は権力者を監視できなくなる。マスコミは巨大利権になびくのか。ここで、人間の本性が問われる。人間の大多数は巨大利権になびく。権力者も一般国民も自分が第一という点では同じである。人間の本性とはそんなものである。巨大利権になびかない人間は稀である。そういう人間は政治に向かわないかも知れない。民主主義の為に働く政治家は本当に稀である。大多数の政治屋が選び出す権力者はやはり政治屋、権力屋となる。巨大利権が政治を劣化させる。巨大利権構造が国民を押し潰す。

  日本の巨大利権構造は米の巨大利権構造に組み込まれている。日本の巨大利権は最終的に米の巨大利権に吸い取られる。これが出血の原因である。国民が生み出す富は国民に還元されずに、米に出ていく。米はそれで国家破綻を免れている。

  国民は民主主義の中身を知らなければならない。権力者は巨大利権保有者であり、人間の本性から言ってまともな政治家は稀である。多くの政治屋が巨大利権になびき、巨大利権の為に権力者が選ばれる。マスコミも巨大利権になびいている。こうなれば、国民は自ら真実を知らなくてはならない。国民を苦しめる巨大利権構造の存在を知らなくてはならない。民主主義はあれど、巨大利権が民主主義を脳死させる。国民は奪われるだけ。国民はものを知り、権力者に自由を与えてはいけない。人間は巨大利権に本当に弱い。巨大利権の奴隷を権力者にしてはならない。権力者を巨大利権の奴隷にしてはならない。

  結局、国民がしっかりしないと民主主義は脳死するのである。我々ネット国民の役割はそこにある。分かり易いネット言論というものが、国民を目覚めさせる。

この記事に


.


みんなの更新記事