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人間の死は最大のメッセージである。集団的自衛権容認に怒って焼身自殺を図った人物がいた。もしマスコミがまともであったならば、大々的に報じられ国民世論へのインパクトは凄いものになっていた筈である。その事を恐れてブラックマスコミは完全に情報封鎖した。ブラックマスコミの国民社会への罪は計り知れない。

そのブラックマスコミがSTAP事件、小保方事件そして笹井自殺事件の主犯となった。笹井芳樹博士の死が自殺か他殺かの問題は完全には解決されていない。しかし、ブラックマスコミが笹井博士を死に追い込んだ事は疑うべくもない。笹井小保方を標的としたSTAP事件は、日本のブラックマスコミの正体を見事に曝した事件である。ブラックマスコミの報道犯罪はそれが作る空気の中で為されるもので、他のどの国にもない異様な空気はブラックマスコミ、マスコミ一体となって作られたものである。マスコミの巨大な発信力を最大に効果的に使ってこの空気が作られた。我々が常日頃から普通に感じているこの空気には異様が巧妙に仕込まれている。要するに我々はこの空気に麻痺させられているのである。それ無しにSTAP事件はあり得なかった。小沢事件も同じである。個別の報道犯罪の背後にブラックな空気がある。この目に見えない空気故に、報道犯罪は繰り返される。この空気こそマスコミ鵜呑み度世界一の原因である。報道犯罪は空気の犯罪である。マスコミ問題の難しさがここにある。

目に見えない空気の犯罪の犠牲となったのが笹井芳樹博士であった。自殺他殺に拘ると、問題の核心を外してしまう。マスコミ問題、ブラックマスコミ問題は目に見えない空気問題であり、笹井博士の死の意味をこの問題と結びつけて考える事が決定的に重要である。ノーベル賞候補者が何故死に追い込まれたのか。こんな事は世界の科学史に無かった筈だ。もしあれば、我々は知識として誰もが知っている筈である。知識がないという事は無かったという事である。世界の科学史に前代未聞の自殺事件は日本だからこそ起きたのである。その日本を支配しているのがブラックマスコミである。

日本のブラックマスコミの異常さは小沢事件ですっかり経験しているが、STAP事件のピークとしての笹井自殺事件によって決定的な認識レベルに達したと言える。それはやはりノーベル賞候補者の死というものがさせているのである。笹井博士の死はSTAP事件に幕を下ろしたような感じがある。死を前に物をしゃべっていた人間がしゃべれなくなった。みんな黙ってしまった。笹井博士の死は巨大な影響があったのである。

その影響とはただ皆に無言を強いただけの事であろうか。本当の影響はもっと違う所に出るのではないか。それこそがブラックマスコミの空気の問題ではないか。目に見えなかった問題に気付かせるという影響ではないか。ブラックマスコミ問題の根源に光を当てたのではないか。ノーベル賞候補者を死に追い込むブラックマスコミの異常さ。小沢事件とも異なるアングルを与える笹井博士自殺事件である、

笹井芳樹博士は小保方会見から1週間後の自らの会見で、理研管理職としての立場と、純粋に科学者としての立場から2つの異なる考えを表していた。論文の撤回には同意していた。しかし、STAP現象には本心では確信を持っていたようだった。論文撤回は管理職としての自らへの強制があったのである。しかし、科学者としての純粋な思いはその事で萎む事はなかった。笹井博士は2つの思いの間で揺れ続け、終局的に科学者の思いを取った。科学者の思いが現実への妥協を許さなかったのだ。そういう科学者だったからこそノーベル賞候補者にまでなったのだろう。

笹井氏が打ち立てた名声をも上回る負の力が笹井氏を襲った。笹井氏もそれが何か見えなかっただろう。見えていれば対処のしようもある。見えない力で追い込まれた時、人は死への扉を開ける。ブラックマスコミの見えない空気が笹井氏を死に追いやった。現実的対応を笹井氏に許さなかった科学者の純粋な思い。笹井氏は科学に殉教したのである。ブラックマスコミが笹井氏を殉教に導いたのだ。

ノーベル賞候補者の死がブラックマスコミの深奥の闇に光を当てた。

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