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第5列という言葉は初耳だった。ネット界で沢山の言説に触れて来たが、この言葉は初めてだった。VORに出た記事にあったから、ネット界の言説という訳じゃないがネット言論活動の中で発見したという事である。第5列とはスパイの事である。辞書にちゃんとあった。

だいごれつ【第五列】
〔スペイン内乱中,四個部隊を率いてマドリードに進攻するフランコに呼応した共和政府内のグループを,フランコ側が第五列と称したことに始まる〕
内部にあって,外部の敵勢力に呼応して,その方針のもとに活動しているグループ。

スパイという概念より遥かに大きな概念である。スパイと言うと個人を指す感じが強いが、第5列と言うと大きな組織を意味している。日本海軍にはスパイが沢山いたという話はネット上にあるが、正に第5列が日本海軍の中にあったという事ではないか。米の日系人が強制収容所に隔離されたが、これも米が米国内の日系人を第5列と見たと考えられる。

何故日本の言論空間には第5列という言葉が存在しなかったのか。第5列という言葉は戦略論的には常識であろう。ロシアの国営マスコミのVORにこの言葉がぽろっと出て来たのは、記事を書い人物の頭の中では常識化していたのだろう。その部分を抜き出してみる。

「かつては西側諸国は植民地主義競争を公然と行っていた。しかし今は政治工学も精緻化し、名ばかりの平和的体制転換を起こし、「第五列」すなわちスパイを暗躍させ、政権を内側から揺さぶって大国に依存的な新政権を樹立させ、その大国の言うがままに従わせる、といった手管が使われている。東南アジアはこうした攻撃にさらされている。」( http://japanese.ruvr.ru/2014_09_12/277216162/ )

この記事は東南アジアについての記事だが、この部分は今の日本に完全に当て嵌まる。この記事から言える事は、ロシアは日本の現状を完全に認識しているという事である。日本は第5列によって国家が大国即ち米に乗っ取られているのである。第5列による支配が行われている国では、第5列という言葉は消えるだろう。今のロシアは完全に独立国であるし、ずっと戦略的思考をして来た国家であるから第5列が常識語となったのだろう。私はロシアの常識に触れて初めてこの言葉を知ったという訳である。

米欧では第5列による支配は戦略論として常識なのだろう。この言葉は日本のマスコミでも使われなかったものと思われる。何故なら、ブラックマスコミこそ第5列であるから。VORの記事にあるように、今は政治工学も精緻化し、ブラックマスコミこそが第5列の中心にあるのだ。マスコミの第5列化なしに日本のような巨大国家の乗っ取りなどできる訳がない。第5列という言葉をネット界でどんどん常識化したい。

第5列が初登場したスペイン内乱は1936~1939である。米欧ではもう長いこと使われていたのだろう。日本は第5列による支配を受けていたのである。民主党の中にも第5列がうじゃうじゃいた。自民党は第5列そのもの。公明も維新も第5列。衆参不正選挙で国会は第5列化した。

第5列。こういう言葉があったんだね~。スパイや売国奴とは異なる戦略論的概念である。

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