全体表示

[ リスト ]

鳩山はクリミア訪問をモスクワでの会見で締め括った。同時にモスクワではナルイシキン下院議長とも会談した。この議長はロシア政治で中枢に属している。大統領就任式では演壇上に立つような存在である。上院は選挙で選ばれるのではないので、日本の国会に当たるのは下院となる。そんな下院の議長であるから、会談はロシア政府挙げての歓迎という意味が読み取れる。プーチンとの会談は表向きは無いようだが、実際は分からない。少なくとも電話での話し合いはあるのではないか。

今回の突然の鳩山クリミア訪問は周到な計画の上のものだったと思われる。計画は日露双方の関与によると思われる。事の発端は誰かは想像するしかないが、ロシア側の可能性はある。去年6月ナルイシキンは日本でのロシア文化祭開幕に合わせて来日した。この時ナルイシキンは米からは渡航禁止の制裁対象となっていた。日本は受け入れたのだ。文化祭という部分があったのだろう。去年の6月の来日で鳩山と会談しているだろう。鳩山は日ロ協会のトップである。ロシア文化祭の主催者の筈である。ナルイシキンと会談していない訳がない。この時今回のクリミア訪問がどちらからか出されたものと想像できる。どちらが言い出してもおかしくない。まあどっちでもいいと思う。何れにせよ、鳩山のクリミア訪問は日ロ双方の高いレベルでの合意事項であったのは疑いない。露の方は政府側、日の方は非政府側であるが。鳩山のクリミア訪問の締め括りにナルイシキンが出て来たのは当然と思われる。プーチン自ら出てきてもおかしくない程強い共同作業としての訪問だったのである。

ロシア側にすれば日本には2つの顔がある。安倍の顔と鳩山の顔。鳩山の顔は小沢の顔でもある。2009年政権交代は小沢鳩山が日本の顔になった事を意味した。それがたった8か月で終わってしまった。プーチン(首相)と小沢(民主党代表)鳩山(幹事長)は2009年5月に会談している。プーチンは小沢事件の渦中に小沢鳩山と会談していたのである。この会談後鳩山政権が誕生した。プーチンは小沢事件最中の鳩山政権に大いに期待した筈である。それが僅か8か月で瓦解した。誰が瓦解させたかはプーチンも分かっている。

プーチン、小沢、鳩山の関係は近い。中露連合はプーチンと胡錦濤、習近平との連合であるが、胡錦濤、習近平と小沢の関係はプーチンとの関係以上と言ってもいい程近い。プーチンにすれば日本の顔が小沢鳩山に代われば決定的変化が起こせると分かっている。ナルイシキン訪日時、プーチンがナルイシキンに鳩山クリミア訪問を打診させた可能性は十分にある。因みにクリミアのロシア編入は去年の3月である。ナルイシキン来日時は米欧によるプーチン批判が燃え盛っていた時だ。プーチンが鳩山のクリミア訪問を打診したとしても全くおかしくない。そうなると、かなり長い準備期間を置いて今回計画が実行されたと言う事になる。ロシア側の受け入れ態勢も万全だった事になる。訪問の最後がモスクワでの会見、そしてナルイシキンとの会談という部分に万全ぶりが読み取れる。

鳩山にはプーチンの打診に応えるという最高の舞台が用意された。罠に嵌められて政権を追われた鳩山にはこれ以上ない復活のチャンスである。プーチンを助け、自らも助け、日本の政治も助けるという最高の華舞台である。プーチンは何とか日本を偽ユダヤ米から解放したいと思っている筈である。その為にも今回の訪問があった。プーチンの立案と考えるとなるほどと頷ける。それほどに大きな影響があった。安倍ブラック政権もこれから鳩山に振り回されるだろう。

プーチンは日本に関与し始めた。今後日本に大きな変化が起きる事が期待できる。

この記事に


.


みんなの更新記事