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月額30万円がインパクトがあったようで、ロシアマスコミSputnikでもスイスのベーシックインカムの後追い記事が出ていた。しかし内容はまだまだという感じである。ベーシックインカムの問題点などを論っていた。今の時点で予測されるベーシックインカムの問題点などは、今我々を支配している体制の問題点より遥かに小さなものである。つまり経済権力による支配の事である。経済権力によって人類の99%は大損害を蒙っている。その事に気づかずにベーシックインカムの問題点に焦点を当てる事の馬鹿馬鹿しさにこそ目を向けるべきである。

ベーシックインカムは完全なパラダイムシフトである。1%支配即ち経済権力支配を政治権力支配即ち99%支配にする事によって、ベーシックインカムは完全に確立定着する。経済権力は産業革命と科学技術の大発展による巨大な生産力を自らの利益にする事で、人類の99%を貧困に落とし込んだ。本来99%は今より遥かに経済的に恵まれていなければならない。実に巨大な損害を蒙っているのが真実である。ベーシックインカムはその損害を幾ばくか補填しようというものである。根本的には経済権力を完全に放逐し政治権力を確立する事で、巨大な資金がベーシックインカムの原資となる。経済権力が奪い取っていた巨大な富を人類全体で平等に分配する。実に単純な話である。本来国民投票にかけるような類いの問題ではない。

ベーシックインカムは文明国の国民に対する最大の義務である。義務と言うより根本的前提と言った方がいい。主権者である国民に国家の収入の最も大きな部分を割り当てるのは当然の事である。国民が国家や政府を上に見て自らを下に見る事がこの当然を当然と思えない理由である。国民意識が主権者国民を当然と見ていない。国民の内なる民主主義が成り立っていない。成り立てばベーシックインカムなど当たり前なのである。

6月に国民投票があるスイスであるが、果たしてどうなるであろうか。まだ充分時間はある。この時間を利用してベーシックインカムの本質を国民が学び知る事が大事だ。多くの国民にとってベーシックインカムは現実感がない。単純に自分の損得の問題、精々低次元の国民問題と考えてしまう。ベーシックインカムを推進する勢力は今回の機会を最大限生かすべきだ。主権者国民の当然の権利としてベーシックインカムがある事を知らしめるべきだ。スイスは1%支配の中核であるが、だからこそそこから革命を起こして欲しい。もし上手く行けば世界中の99%がベーシックインカムを我が事と見るようになる。世界的なうねりが起きる可能性がある。しかしだからこそ経済権力側は潰しにかかるだろう。99%側はしっかり反撃すべきである。6月の国民投票は今年最大の重要イベントと言っていい。


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