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世界的注目を浴びたトランプ安倍会談であったが、安倍にとって最も懸念されるTPP問題については何の答も出て来なかった。もう少し何か出て来ても良かっただろうと思うが、物の見事に何も出て来なかった。それならわざわざ出向かなくても良かったんじゃないかと思うが、電話会談の中の軽いノリで出向く事になったという事だ。勿論トランプがOKした訳だが、そこにトランプの計算があった事は当然である。安倍という日本の首相の国際的認知度は非常に低い。もし今回の会談がプーチンや習近平だったなら、その注目度は桁違いになった。またそんな会談をトランプが軽いノリでOKなどする訳がない。今回の会談は軽い安倍だからこそトランプがOKできたのだ。まだオバマの任期が2ヶ月ある今、TPP問題について何かの発言がトランプから出て来る筈も無い。ちゃんと大統領になってからTPPはじめ他の重要問題についてもきちっと自らの立場を明らかにするだろう。

今回トランプは外交面でもちゃんとやれますよという事を米国民に知らせたかっただろう。大統領当選後は暴言を封印し大統領らしさを演出しているが、その重要な一環が今回の会談だった。トランプにとっては中々いい会談だっただろう。ヒラリーの飼い犬でもこうやってちゃんと礼を尽くしてくる安倍は、トランプにも得難い存在だろう。こんな存在は他にいまいよ。軽いノリとお調子者の安倍はトランプが最初に迎える外国首脳として打ってつけだった。日本の黒マスコミは会談時間が当初予定の45分から90分に延びた事を大いに評価した。安倍もいい信頼関係ができたと自己評価した。恐らく安倍の軽さとお調子者さが時間を延長させた理由だろう。この手の軽さとお調子者さはあの小泉でも証明されていた。日本の傀儡権力者にはこの傾向がある。表面的にはトランプは安倍をいい奴だと思っただろう。しかし、そこには重みの評価が丸で無い。TPPでトランプが安倍の為に選挙公約を反故にする事などあり得ない。

同じ方向を向いている者同士なら互いに胸襟を開いて話し合う事は意味がある。しかし全く向かっている方向が反対の者同士の場合は、胸襟を開けば開くほど決定的差が浮かび上がる。トランプと安倍は真逆の方向を向いている。安倍はヒラリー当選を望んでいたのだ。一体どうやってこの2人が胸襟を開いて一致点を見出せるのか。今回の会談でもう十分に2人の差が互いに意識される事になっただろう。トランプにとって最も緊張する会談はプーチンとの会談になる。就任式前の訪露も検討していたそうだが、オバマへの遠慮で就任式後となったようである。こちらはトランプが会いに出かける。安倍との重みの違いは決定的である。

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