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今朝(5日)の朝日新聞の天声人語について「最低最悪」とけなし、一昨
日(3日)の記事を「良かった」と絶賛していた人がいるが、絶賛するほど
ではない。
今朝の天声人語は「怪談話大会」で最後のロウソクが消えた時、本物の怪
異が現れるという伝説に倣い、泊原発が停止するとどんな化け物が現れる
だろうかいう問いかけで始まる。
天声人語氏の言い分では、政府や業界は「停電という妖怪」が現れると主
張しているのは宣伝に過ぎず、原発ゼロの闇に現れるのは「うごめく変
化」だと言う。
「うごめく変化(化け物)」とは原発利権にまとわりつく東電や「原子力
ムラ」や政治家たちだと言いたいのだろう。
原発停止で、出現する本当の妖怪は何だろうか。
私の予想では、「中国、韓国から海底に送電線を敷いて電力の供給を受
ければいい」という一大キャンペーンだ。
私は、過去1年の間に朝日新聞で2回「電力供給論」の記事を読んだ。
現在、メディア、大手出版社、特にテレビはNHKを含む全ての局で反原
発の立場でキャンペーンを張っている。
少し考えたらおかしいと思うだろう。
続く
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反原発思想の人類史的意味
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長く記事を書かないでいるとなぜか気持ち悪いのでなにか書いておこう。
以前に虚無的存在論さんから「マルクスorマルキシズムは、科学∧科学技
術は大前提でしょう。これ抜きには、この思想は存在できないのではない
でしょうか?」と教わった。
それで「ヘーゲル法哲学批判序説」「ドイツ・イデオロギー」「経済学・
哲学草稿」に目を通してみたが私には「科学∧科学技術は大前提」は読み取
れなかった。
そこで今度はエンゲルスを読んでいるが、他に読んでいるのがいろいろあ
りなかなか進まない。
たとえば、職場の周囲の人が雑談で感銘を受けたと話していたので読んで
みたのが藤原正彦氏の「日本人の誇り」だ。
彼の「若き数学者のアメリカ」や「国家の品格」などは読んだことがある
がこれは読んでいなかった。「『若き数学者…』にあったみずみずさにあふ
れた感性を失い頑迷な国家主義者に成り果てた」といった宣伝に惑わされて
いたのかもしれない。
確かに終章の第8章は精神論が書かれておりここだけ紹介されると、読む
までもないと思ってしまうのは仕方ない。
続く
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サンデー毎日の7月11日号の記事で、日本共産党の不破哲三氏は毎日新聞
の岩見隆夫氏との対談で「…大量殺りく兵器の原爆と原子力エネルギーの平
和利用を意図した原発は核エネルギーに対するアプローチが全く逆。安易に
結びつけるのは、有益でないような気がするんですがね。」という問いに対
し「核兵器と原発は同じ扱いはできません。私は、核エネルギーの利用の将
来展望を完全に否定する立場ではありません。問題は発見してから70年しか
たっていないので、科学がもっと進まないと人間には使いこなせないという
ことです。」と答えている。
しかし「科学がもっと進んで人間が使いこなす」ためには、実際に造って
稼働させないと科学あるいは科学技術は進歩しないしコントロールできない
だろう。
危険だからと原発を廃止し造らず稼働しないで何十年経ったら、突然原
子力エネルギーをコントロール出来るような科学技術が生まれることはな
い。
実際は、日本が廃止すれば中国などの国に技術者が移動し技術移転が起こ
るだけで、世界から原発が無くなることはない。
続く
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引き続き、虚無的存在論さんの回答
マルクスorマルキシズムは、科学∧科学技術は大前提でしょう。これ抜
きには、この思想は存在できないのではないでしょうか?
日本で左翼というのは、私は西欧思想崇拝者のことだと思います。リベ
ラルも多くは西欧思想崇拝者ですが、政治的には左翼とは普通言わないよう
ですね。
すなわち左翼⊂西欧崇拝者でしょう。
但し、西欧思想の中にはキリスト教も入り、これには西欧近代啓蒙思想
への警戒感をもつ人々がいるようです(特にカトリック)。この中では科学
を忌避する人もそうでない人もいるようです。
日本の反科学の人々も、その内実は様々で左翼・右翼という政治的概念
では捉えられないんじゃないか?と思います。合掌」
みずがめ座さんの言っていることは納得がいったが、虚無的存在論さん
のは非常に参考になる反面、そうではないのではないかと思う箇所もある回
答だった。
続く
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虚無的存在論さんの回答
「一般の人たちの健康な生活感覚を、原発を推進してきた富と権力と知識
をもった人々が壊してきたという事実に、我々は目を向けるべきだと思いま
す。
私は、『反原発思想』という何か特別な思想をもっている訳ではありま
せん。
あたりまえの感覚を述べているだけなのです。不審なことを不審だと表
明し、普通に考えておかしなことを、おかしいと言っているだけなのです。
私は、科学・技術を至上だ(科学・技術ですべてのことが解決でき、人
間は幸せになるor科学・技術は人間の運命だ〜これがマルキシズムです)と
は、少しも思っていないのです。又、人間に何か特別な権利がある(=人
権)とは〜これもマルキシズムです〜、まったく考えていないのです。
従って、私の仰る「反原発思想」なるものは、科学・技術や人権をあり
がたいとは少しも思っていないので、奇妙に思われるのかもしれません。
共産党は、一時原発容認の姿勢を打ち出していました。彼らが自然エネ
ルギーを言いだしたのは、最近のことでしょう。彼らの本心は科学主義では
ないですか?
社民党は、社会党だった時はよく分かりませんが、ここのところ反原発
ですね。
これは、国際的な人権至上主義でしょう。彼らは、よく国民と言います
が、その歴史性には鈍感です。
続く
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