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今月の始めに娘氏のご機嫌伺いに八王子へ行った時の話です
実はママにも内緒の目的がありました 俺にとって八王子は幼い頃に姉のように育ててくれた従姉妹が住んでいる町です 親父には俺が生まれる前から外に彼女がいて、それを俺達兄弟に日々呪い聞かせるお袋と、自分を見失ってもがき苦しむ心を持て余した俺は何かと言っては「姉ちゃん」の所へ逃げて行きました 中学の頃は上野駅まで4時間ちょっとに中央線で50分くらいかけて行きましたが、高校生になるとオートバイで途中福島県や群馬県辺りのワインディングで遊びながら…(笑) 姉ちゃんも旦那の「兄さん」も何も聞かずに受け入れてくれました 何時しか友達が出来て八王子・多摩地区で最大の「仲間達」にも入れて貰ったり… 長くなりましたが、散田町の外れの二階建て三軒長屋の真ん中で、角が八百屋さんで反対隣は布団屋さん、西八王子駅からめじろ台団地へ続く下町風情の残る懐かしい町を訪ねるのが本当の目的だった訳です 所々面影があるような無いような街道を辿りながら段々近づく街並み… あれ?道路は間違うはずもないのに全く別の町です 25〜26年ぶりだもんなぁ この交差点のはずだ!と曲がって向かって行くと…あ、ありません…懐かしいはずのコロッケの匂いがするボロい肉屋どころか小綺麗なアパートに建て替わっていました 未練たらしく近所を走ってみても、俺の思い出にある風景はカケラも残っていないのです 一昨年の11月にお袋が亡くなった時に久ぶりに電話して2人が離婚していたのを知ってはいたけど、その後やり取りをする事もなく過ごしてしまったので、姉ちゃんとも今は他人になった兄さんとも会えなくなったし… 60才になろうって歳になっても「あそこへ行けば…」なんて甘っちょろい気持ちが何処かにあったんです ジイちゃんバアちゃんとの思い出の丸森町と八王子は、ずっと俺の心の故郷だと思って生きて来たんですがね 人も町も人生も、うっかりしていると知らない内に移ろうものなんですね |

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