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 ではでは 造海城の続きと参ります。 
今回は合計で3回に分けての紹介となりそうです。 ダラダラと紹介が続きますがお付き合い下さい。


イメージ 1
又しても借用させて頂きました、余呉さんのHPからの精緻な縄張り図。
 現地を歩いて本当に良く描かれているのが実感できます。

撮影地点が判り難いので縄張り図に順路を加筆させてもらいました。
前回の1が赤のライン、今回が橙色のラインになります。

 造海城は浦賀水道に突き出すような独立丘陵を丸々利用して築かれてますが、灯籠大師のある尾根1本で背後の房総丘陵と接続しているという、守るによし、退却するによしの 城を築く為に造られたような地形をしてます。


イメージ 2
前回の岩盤虎口を抜けると浦賀水道方面には土を整形した段郭が幾重にも巡らせてあります。


イメージ 3
少し降りますとここの切岸面は石積みで補強されいるのが判ります。
 苔の生え具合がいい味を出してます。


イメージ 4
何段か降りて見上げて撮影。
 
 自然地形の岩棚と石積が組み合わさり段郭を構成してます。
それに加えて真冬でも落葉しない温暖な常緑樹の木々が他の関東の山城とは一線を画す光景を演出します。


イメージ 5
そろそろ土橋を渡り5から7の郭へ移動します。
 

イメージ 6
造海城の現住所ですかね、ナビでセットすればここまで行けるのか??


イメージ 7
5の郭手前の無名郭を見上げて撮影。
 ここの切岸面も岩盤を削り込んで造られています。


イメージ 8
別のアングルからもう一枚。
 岩盤削りだしの郭。


イメージ 9
そして5郭内部の様子。
 ジャングルのように茂ってますが中々の広さが確保されてます。


イメージ 10
 内陸側の郭端部には土塁が巡らせてあります。


イメージ 11
5郭から下段の6郭へ直接アクセスできる虎口があります。
 特に工夫の見られない坂虎口ですがここも岩盤をえぐるように坂道が設けられてます。


イメージ 12
別の坂虎口から6郭を目指します。
 この虎口は大規模に岩盤を開削してますね、造海城は本当に見ていて飽きない。


イメージ 13
6郭から7郭へは段々の小郭を下ります。 かなり海が近いのか波の音が聞こえ始めます。


イメージ 14
 折角なので海を見ようと岬状の郭の先端を目指します。


イメージ 15

海面が見えた記念に撮影。
 波は穏やかでしたね、画像には納められませんでしたが、ここから対岸の三浦半島は案外と近くに見えました。


イメージ 16
 そして7郭には瓦が散乱してます。
幕末期、ここ造海城跡には海防の為の砲台が築かれていたそうです。
 
 恐らくはその時の建物の瓦か、近代にあった全く別の建物に用いられていたものでしょう。


イメージ 17
これが7郭に残る幕末期の砲台跡だと推定。
 時代が異なっていてもこの地が海防の要地にされていたのは実に興味深いですね。


イメージ 18
砲台付近に残る古い石積み遺構。 石の埋没具合からこれは造海城時代のものかも。


イメージ 19
虎口を登って6郭から5郭へ戻ります。 ここは先程の岩盤開削坂虎口です。


イメージ 20
一旦戻ります。 これは途中で見つけた割りかけたままの岩。
 矢穴を開けなくともノミを打ち込めば簡単に割れたんでしょうかね。


イメージ 21
造海城1 の最後に紹介した岩盤虎口付近まで戻りました。
 足元の郭には井戸跡が見えるのですがここからは降りられません。


イメージ 22
一旦尾根道を下り、井戸跡のある郭まで回り込むことにします。
 尾根は根本を土橋状に幅が詰められてます、ここは石積みで補強がなされています。


造海城3 に続きます。

  • なかなか大きいですね!
    岩の加工も凄いしかなりの土木工事だったでしょうね!
    凄いなぁ〜

    サービスエンジニア

    2019/3/16(土) 午前 1:29

    返信する
  • 城の名前のごとく、海が天然の堀なので要害。
    崖で充分、竪堀なんかいらないですね。

    石垣は土留めか?

    昔は、海がよく見えたのだろうな

    馬《●▲●》助ヒヒーン♪

    [ 馬秀のすけ ]

    2019/3/16(土) 午前 10:12

    返信する
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    サービスエンジニアさん コメ有難う御座います。
    3時間ほど彷徨ってましたが、凄い凄いを連発してました。ちょっと他の地域では見られないのではないでしょうか。

    黒鍬

    2019/3/18(月) 午前 0:05

    返信する
  • 顔アイコン

    馬秀のすけさん コメ有難う御座います。
    確かに竪堀は確認できませんでした。まぁこれだけの絶壁に加工していればそうそう登って来られないでしょうし。
    海はですね、現在は樹木で覆われてますが、当時は良く見えたと思いますね。

    黒鍬

    2019/3/18(月) 午前 0:07

    返信する

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