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最近、医療過誤に抗議して、病院を睨んで,ジタバタせず焼身自殺した人(キーワード検索 医療過誤 焼身自殺 参照)のことがずっと気になっています。
火で死んだということから、快川和尚のことを考えています。
NHKの大河ドラマ・風林火山の甲州武田家は、織田信長によって滅ばされましたが、その最後の局面で、武田信玄の菩提寺たる恵林寺で焼き殺された快川和尚は、「 心頭滅却すれば火も自ずから涼し」といって最後を終えたと言われています。
こうした説話は、井上靖さんが「風林火山」で取り上げて以来、何となく気にはなっておりましたが、武士道に強烈な影響を与えた禅宗のこの僧侶の最後の言葉の真実性に、この医療過誤に抗議して焼身自殺した人の伝えられる様子を通じて、一歩近ずくことができたと感じました。
ちなみに、「心頭滅却・・・」は、「碧巌録」にあるそうです。
「安禅必ずしも山水を用いず、
心頭滅却すれば火も自ずから涼し」
以上のことは、「難儀でござる・一句、言うてみい」(岩井三四二・光文社)で知りました。
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