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「逆接の日本史 8」伊沢元彦著について
井沢さんは、現代は、室町時代が終わろうとしている,と言う考えに賛同しています。「文化で区分するなら現代はまだ「室町時代」で、それが変化しょうとしている、ということなのである。」と言うのです。
重要な指摘です。さすがと言って良い慧眼ではないでしょうか?
カキシャンの尊敬する日本学の中西進先生は、室町時代から始まったいわば「知」の文化が、今や終わり、次なる変化の数世紀に向かってゆりかごに揺すられ始められているのが、現代だと指摘されています。
新しい数世紀(27世紀頃完成か?)は、いわば「意」の世紀として特徴付けられる、とも仰るのです。
ちなみに,飛鳥時代から平安時代は、中国・朝鮮の東アジア文化に揺すぶられて、独自日本文化を構築した、いわば「情」の文化の時代と区分されるそうです。
井沢さんは、歴史、すなわち過去を語る人、中西先生は、日本学、つまり、過去を研究し、日本の未来も見通す人、と言うことでしょうか?
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