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あいにく天候が悪く、阿紀神社の野外公演ではなく、大宇陀市民会館で行われました。
かえって能・狂言をしっかりと見る機会となりました。
中国に起源を有する雅楽の影響を受ける能、仏と霊を題材とし、それまでの和歌などの日本文化の継承抜きでは理解も価値も分からない日本文化の集成としての能。その現代的発展としての歌舞伎。
能から派生し、漫才等の起源となって現代につながる狂言。
ほとんど予備知識のない者にもこういった感慨を持つことが出来ます。
世界にほとんど類例のないこうした文化形態を有するに至ったわが日本に感謝。
蛍は今年は野外舞台に放たれませんでしたが、丹精こめて環境整備から始めた地元の努力で復活したたくさんの蛍が会館の出口でお見送りをしておりました。
このイベントは今後も発展していくことでしょう。
地元の能を享受する厚い文化意識を中核に、東京をはじめ全国各地から集まる見物客の熱気がそれを感じさせます。
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