熟年夫婦の明日香村移住日記

05年にしぐれさんと憧れの飛鳥に転居した、元東大全共闘、ムラ弁護士のカキシャンの文化に目覚める日記

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上原まりさんが、5月10日万葉文化館で演奏されました。

万葉集で最も長い柿本人麻呂の歌です。

高市皇子の尊の、城上(きのへ)の殯宮の時、柿本朝臣人麿がよめる歌一首、また短歌

0199 かけまくも ゆゆしきかも 言はまくも あやに畏き
   明日香の 真神の原に 久かたの 天(あま)つ御門(みかど)を
   畏くも 定めたまひて 神(かむ)さぶと 磐隠(いはがく)ります
   やすみしし 我が王(おほきみ)の きこしめす 背面(そとも)の国の
   真木立つ 不破山越えて 高麗剣(こまつるぎ) 和射見(わざみ)が原の
   行宮(かりみや)に 天降(あも)り座(いま)して 天の下 治めたまひ
   食(を)す国を 定めたまふと 鶏(とり)が鳴く 東(あづま)の国の
   御軍士(みいくさ)を 召したまひて 千磐(ちは)破る 人を和(やは)せと
   奉(まつ)ろはぬ 国を治めと 皇子ながら 任(ま)きたまへば
   大御身(おほみみ)に 大刀取り帯ばし 大御手(おほみて)に 弓取り持たし
   御軍士を 率(あども)ひたまひ 整ふる 鼓(つつみ)の音は
   雷(いかつち)の 声と聞くまで 吹き響(な)せる 小角(くだ)の音も
   敵(あた)見たる 虎か吼ゆると 諸人の おびゆるまでに
   差上(ささ)げたる 幡(はた)の靡きは 冬こもり 春さり来れば
   野ごとに つきてある火の 風の共(むた) 靡くがごとく
   取り持たる 弓弭(ゆはず)の騒き み雪降る 冬の林に
   旋風(つむし)かも い巻き渡ると 思ふまで 聞きの恐(かしこ)く
   引き放つ 矢の繁けく 大雪の 乱りて来(きた)れ
   奉(まつろ)はず 立ち向ひしも 露霜(つゆしも)の 消(け)なば消ぬべく
   去(ゆ)く鳥の 争ふはしに 度會(わたらひ)の 斎(いは)ひの宮ゆ
   神風に 息吹(いぶき)惑はし 天雲(あまくも)を 日の目も見せず
   常闇(とこやみ)に 覆ひたまひて 定めてし 瑞穂の国を
   神ながら 太敷き座(いま)す やすみしし 我が大王の
   天の下 奏(まを)したまへば 万代(よろづよ)に 然(しか)しもあらむと
   木綿花(ゆふはな)の 栄ゆる時に 我が大王 皇子の御門を
   神宮(かむみや)に 装ひ奉(まつ)りて 遣はしし 御門の人も
   白布(しろたへ)の 麻衣(あさころも)着て 埴安(はにやす)の 御門の原に
   あかねさす 日のことごと 獣(しし)じもの い匍ひ伏しつつ
   ぬば玉の 夕へになれば 大殿(おほとの)を 振り放け見つつ
   鶉なす い匍ひ廻(もとほ)り 侍(さもら)へど 侍ひかねて
   春鳥の さまよひぬれば 嘆きも いまだ過ぎぬに
   憶(おも)ひも いまだ尽きねば 言(こと)さへく 百済(くだら)の原ゆ
   神葬(かむはふ)り 葬り行(いま)して あさもよし 城上の宮を
   常宮(とこみや)と 定め奉(まつ)りて 神ながら 鎮まり座(ま)しぬ
   しかれども 我が大王の 万代と 思ほしめして
   作らしし 香具山の宮 万代に 過ぎむと思(も)へや
   天(あめ)のごと 振り放け見つつ 玉たすき 懸けて偲はむ 畏かれども


        訓読万葉集 巻2 ―鹿持雅澄『萬葉集古義』による― 引用 

集まった400名の聴衆は、ほとんどが高齢者で夫婦連れでした。

まりさんの演奏に聴き惚れており、「高齢者のアイドル」の感じで会場を圧倒しておりました。

筑前琵琶の演奏もさえ渡り、ふとこれは人間国宝に値すると思いました。

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