熟年夫婦の明日香村移住日記

05年にしぐれさんと憧れの飛鳥に転居した、元東大全共闘、ムラ弁護士のカキシャンの文化に目覚める日記

日本のこころー神仏習合

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橿原神宮で、春日大社、東大寺、薬師寺、法隆寺等の関係者による「奈良県宗教者フォーラム」が開催され、神仏習合の重要さについて論じ合われたとのことです。

招かれた上田正昭京大名誉教授は、「明治政府の神仏分離は、大変な損失だった」という感想を述べられたとのことです。

神仏分離と国家神道の歴史的誤謬が、橿原神宮でも堂々と語られ出したことの意義を強調しておきます。

以下、記事を引用しておきます。


「神仏習合」で平和実現を 奈良県宗教者フォーラム
9月30日7時50分配信 産経新聞


 古都から宗教が果たす役割について発信する「第4回県宗教者フォーラム」が29日、橿原市の橿原神宮で開かれ、県内の社寺などから約110人が参加。上田正昭・京都大名誉教授(古代日本・東アジア史)の基調講演のほか、社寺の代表が「神と仏と日本のこころ」をテーマに座談会を開き、奈良の伝統行事などを通じて伝わってきた神仏習合の思想が、平和にもつながることを訴えた。

 同フォーラムは、県内の宗教者が垣根を越えて集まり、世界平和などへの願いを伝える場として開催。今回は日本特有の思想である神仏習合に注目することにした。

 上田名誉教授は「神も仏も−日本文化の特質」と題して講演。「明治政府による神仏分離は大変な損失だった」としたうえで「海外で宗教の対立が起こっているのは一神教の世界で、多神教の世界では起こっていない」と解説。また「日本の古い祝詞(のりと)は感謝で満ちている。感謝することこそがアジアの宗教の根本」と述べた。

 この後、西山厚・奈良国立博物館教育室長を講師に、東大寺、薬師寺、法隆寺の各執事長と岡本彰夫・春日大社権宮司が座談会を開催。各執事長が修正会や修二会での「神名帳」の読み上げや社参など、神仏習合の要素について説明した。

 西山教育室長は「(法会に残る)悔過(けか)の仏教と神への信仰は近く、両者にとって最も大切なのは五穀豊穣(ほうじょう)への祈願だった」と説明。「悔過を(1日6度行う)六時の行法はこの奈良にしか残っていない」と強調した。また、岡本権宮司は「神仏習合は神と仏のお互いが侵してはいけないところは侵していない礼節のある信仰。平和にも通じる文化だ」と語った。
奈良県神道青年会と南都聖和会が合同で稲穂を奉納する「新穀奉納奉告祭」が、春日大社で開かれ、平和祈願をし、祝詞の奏上と般若心経の読経が行われたという読売記事に接しました。

以下、産経の記事を引用しておきます。


若手僧侶ら平和祈り、春日大社に新米奉納
9月30日7時50分配信 産経新聞


 神仏の垣根を越えて交流し、平和を願おうと、県内の若手僧侶らでつくる「南都聖和会」のメンバーらが、奈良市春日野町の春日大社に参拝し、新米を奉納した。

 南都聖和会は東大寺、興福寺、西大寺、唐招提寺、薬師寺、法隆寺の僧侶で構成。県内の若手神職らでつくる県神道青年会とも交流を深めており、今年は聖和会のメンバーらが薬師寺近くの水田で育てた稲穂を同大社に奉納することにした。

 奉納に際し、同大社本殿前で神職が神事を行い、僧侶が読経。僧侶は感謝の思いを込めて新米の収穫を神に伝え、世界平和を願った。

 聖和会幹事長の松久保伽秀・薬師寺録事は「海外では争いが起こる中、奈良では神職と僧侶が一緒になって平和を願っているというメッセージになれば」と話した。 

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山折哲雄先生の現代を切る直感的エッセーです(読売・07/8/28夕刊)

とにかく記録しておきます。

現代は、世界的に宗教がキーワードであり、宗教と政治、宗教と科学に関する優れた人の直感は、特に注視しておかなければならないと思います。

キリスト教と”変容”

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中西進先生の奥様に勧められてダン・ブラウンの「天使と悪魔」(角川文庫)を面白く読みました。

ダン・ブラウンといえば、「ダ・ヴィンチ コード」でブレイクした小説家ですが、この本の前に出版されたのが、「天使と悪魔」なんだそうです。

その中巻99〜103Pで、キリスト教が、他宗教を飲み込んでいく過程で、他宗教の多くの象徴を取り入れていく様子が語られています。

その様は、日本の神仏習合の経過と面白く比較できますが、なかでも太陽信仰と冬至のくだりには、ぎょっとします。

このブログの二見浦の夏至祭で触れたとおり、神道の太陽信仰とこれは相似した話ですし、冬至とクリスマスの関係にいたっては、人類皆一緒、ということさえ思わせます。

世界宗教のキリスト教が、他の地方宗教を飲み込んで”変容”していく様子と、同じく世界宗教の仏教が、日本の古代祖先信仰たる神道と習合していく過程の比較という視点を与えてくれたこの小説に感謝。

この本のことを教えて頂いたふくろう先生のお連れ様にも感謝。

なお、中西先生のファンクラブのふくろうの会は、今年の冬至の日に、「ひんがしの のにかぎろひのたつみえて・・・・」のあの「かぎろひの丘」の朝日を見に行きます。

冬至の日にかぎろひの丘に立ち、朝日を拝むことの意義については、カキシャンのブログ・日本のこころー中西進・上原まり 6/25を参照してください。

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井沢元彦さんが、「日本史集中講義」(祥伝社)で、表題の主張をされておられ、「寺社」という用語は、一体という意味で使うべきであると主張されています。

こうした一体であった神仏が、別れた原因は、明治維新で神仏分離令、廃仏毀釈が出されることによって、国家神道が政府によって強制されたものであることも述べておられます。

このあっさり感に脱帽。ちなみに中西進先生も同じ感じで語っておられます。

神仏習合などという難しい用語の方が問題か?

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