TARO&HANA diary

スパニッシュ・ウォーター・ドッグのたろうとはなとの日常生活

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HP更新しました(8/23)

年に数回あるかないかのペースでの更新が続いている本家サイトをやっとこさ更新いたしました。いやはやいやはや。
今回は、秋田犬の毛色、白/赤/虎/胡麻の4種類の遺伝子背景を、E遺伝子座(Mc1r)、A遺伝子座(ASIP)、K遺伝子座(CBD103)のコード領域をシーケンスして調べた、というものです。
興味のある方はこちらからどうぞ。

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>G遺伝子座はそうなんですか!Silvが関係しているのですね。

勘違いしてました。犬ではまだ確定してませんが、有力候補と考えられているようです。
犬のGはウマやマウスのグレーと良く似ており、ウマとマウスでは共通してPmel 17(Silv)に変異が見つかっています。

ttp://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC1617113/
ttp://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC306643/?tool=pmcentrez

ウマのグレー遺伝子解明と同じ頃に、犬のマールが同定されたのでした。
ttp://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC1360527/ 削除

2012/3/9(金) 午前 10:43 [ きり父 ] 返信する

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>私ももっと勉強しなくてはです。

日本犬界ではデタラメな俗説ばかりで、ベテランや審査員に聞いても本当のところが全くわかりませんでした。仕方がないので、自分で調べましたー(苦笑)
ただ文献を読んで妄想してみても、本当のところは解らないままですけど、幸いなことに民間検査会社で毛色遺伝子検査が始まったので、ソッコーで依頼しましたです。

検査方法について問い合わせたら、Berryereらによる2005年の方法なので、AtとAwが識別できないとの返答でした。そこで、Dregerらによる2011年の論文(A SINE Insertion Causes the Blackand-Tan・・・)を示して対応を要請したら、技術的には対応可能なので、今年中には検査を開始できるかもしれないとの返事でした。AtとAwの識別検査が始まったら、犬友に声をかけてAy/Awおよびa/aと思われる個体の検査と、我が家の淡赤長女のお婿さん探し(E/Eの雄を希望)をする予定です。 削除

2012/3/9(金) 午前 10:43 [ きり父 ] 返信する

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きり父さま

G遺伝子座についての情報ありがとうございます。
我が家の二頭がG遺伝子座が関連しているものですから気になっているところです。ただ、長毛ともリンクしているような気もして、そのあたり、研究が進められるといいなと思っているところです。

> 日本犬界ではデタラメな俗説ばかりで

ああ、本当に心底そう思っています。そう思ったからこそ、私もきり父さまと同じく独自で調べるに至っています(笑)。

科学的にわかることはドンドン取り入れて、かつ、ブリーダーや審査員ではないと判別できない細かな知識とを融合させていくことが必要だと感じています。
DNA検査会社も、こちらから要請すると対応してくれるようになってきていますよね。いろんな意味で、DNA検査がさらに普及していくといいなと思っています。

あ、もしよろしければ、ドッグアクチュアリーという犬ブログサイトで記事を書いているので是非ご覧いただければと思います!(SWDのイラストアイコンが私です)
http://www.dogactually.net/
今後ともよろしくお願いいたします!!

2012/3/9(金) 午後 0:00 [ oga ] 返信する

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>ドッグアクチュアリーという犬ブログサイトで記事を書いているので

お見それしました、s.oga○○さんでしたか! 釈迦に説法で失礼いたしました。
もちろんドックアクチュアリーはよく読んでおります。


今後、白い北極オオカミを飼育している動物園などで取材することがあったら、DNAサンプルを提供してもらえないか聞いてみて頂けませんか? 北極オオカミの白毛がe/eなのかどうか、非常に興味があるのです。オオカミやコヨーテのアグーチに関する文献なら見つけたのですが・・・ 削除

2012/3/9(金) 午後 6:00 [ きり父 ] 返信する

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きり父さま

ドッグアクチュアリー読んでいてくださっていたのですね、嬉しいです!
今後とも応援よろしくお願いいたします!!!

北極オオカミですかあ、確かに気になりますね。オオカミについての知識は史嶋さんがすごいですが、毛色の遺伝子のことも分かるのかしら…機会があれば聞いてみますね&文献や動物園もろもろ気にかけておきます!!

2012/3/10(土) 午前 10:21 [ oga ] 返信する

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ogaさま

>機会があれば聞いてみますね&文献や動物園もろもろ気にかけておきます!!

図々しいお願いですが、機会があれば宜しくお願いいたします。メアドは私の放置ブログに示してあります。

とても多くの犬種でe/eが存在するので、eアレルは犬とオオカミが分岐する前から存在していたと妄想してます。白毛の北極オオカミで確認できれば、「単なる妄想」から「根拠のある推定」に進められると考えてます。 削除

2012/3/10(土) 午後 8:40 [ きり父 ] 返信する

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きり父さま

>とても多くの犬種でe/eが存在するので、eアレルは犬とオオカミが分岐する前から存在していたと妄想してます。

私もこれに一票です(笑)。
これからも情報交換させていただければ嬉しいです。

2012/3/11(日) 午前 9:50 [ oga ] 返信する

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ちょっと前のコメントに戻ります。

>ただなんとなく、ハスキー系の犬と和犬のウラジロは、その他の洋犬とはちょっと違う気がしてなりません・・・なんとなくなのですが。

ウラジロなどの白斑がMitfによって形成されるという説に異論はないのですが、一つ大きな疑問があります。そもそもオオカミの野生表現型は、日本犬のウラジロ(腹側には色素細胞が分布していない)と同等なのだろうか? それともオオカミの腹側にはきちんと色素細胞が分布しているが、腹側毛周期プロモーターの作用で淡色化しているため白毛のように見えるだけなのか?

Mitfを研究テーマにしている学者さんには、ぜひオオカミの野生型Mitfを解析してもらいたいです。その上で、日本犬のようにオオカミに近い犬種のMitfを比較してもらいたいですね。
日本犬に近い外見の珍島犬とかフィニッシュ・スピッツには、共通してウラジロがありません。美濃柴も同様です。これらの犬種のMitfにも興味津々です(笑) 削除

2012/3/15(木) 午後 10:24 [ きり父 ] 返信する

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きり父さま

こんにちは!

> ウラジロなどの白斑がMitfによって形成されるという説に異論はないのですが

はい、異論ありません!(笑)

そして、確かにおっしゃる通り、オオカミの野生の表現型はとっても気になるところです。

> 日本犬のようにオオカミに近い犬種のMitfを比較

同感です。
さらにさらに、日本犬に近いスピッツ系の犬種でウラジロが無い犬種のMitfも大変に気になります!
ベータディフェンシンの時も確かオオカミと比較していたと思うので、Mitfもいずれされるかもしれませんよね。犬の毛色遺伝子研究は、これからもっと進んでいくだろうことを期待しましょう!

それにしてもきり父さま、ほんとにいろいろご存じで素晴らしいですね。こんなコアな話をできるなんて幸せです(嬉)

2012/3/16(金) 午前 0:16 [ oga ] 返信する

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>こんなコアな話をできるなんて幸せです(嬉)

こちらこそ、まともに話が通じるので幸せです。
優性・劣性の定義すら正しく理解していない人が多くて、「劣性=悪い遺伝子」などと短絡思考するし、話が全く通じないので歯がゆい思いをしてました(苦笑)

私がMitfに興味を持ったのは、紀州犬の現状に危機感を抱いたからです。
紀州犬は白毛同士の繁殖を繰り返しているので、白毛に隠れて白斑が拡大している危険性があると考えています。

Googleで「有色紀州犬」の写真を検索してみると、足の白斑が拡大して半ソデ状態になってるとか、極端な例ではブチ犬が出現しており、他の日本犬では考えられないような惨状です。
胴体のブチならあまり実害はありませんけど、頭部にブチが入ると目や耳に障害が発生する可能性が高くなるので心配になります。Mitfの解析が進んで遺伝子診断が可能になれば、ブチ増加を食い止められるかもしれないと期待しているのです。 削除

2012/3/16(金) 午後 4:09 [ きり父 ] 返信する

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きり父さま
おっしゃる通り、優性・劣性の話もそうですが、あまりにもずさんな理解が(本職の方々でも!)普通に使われている状況が多いですよね。それでも、きり父さまのような方や、他にも私のブログや本家HPを通じて真摯に繁殖に取り組んでいる方とも何人かで会うことができ、少しずつでもきり父さまのような方々が増えていくことが、私の願いであります。

白毛の遺伝的背景について、C遺伝子座によるものか、S遺伝子座によるものかは、大きな違いですよね。Cの遺伝子は同定されていませんが、その背景の違いを知らずしてS遺伝子座による全身白毛の犬が増えていくというのは、本当に犬の健康を損なう危険があると思います。紀州犬もびっくりです!まさに惨状といえますね。。。うーん。
毛色については、本当に色々思うところがあります。珍しい毛色、柔らかいトーンの毛色が好まれがちな日本ですから、繁殖する方々にまずきちんとした知識を持って欲しいですよね。

2012/3/17(土) 午前 10:04 [ oga ] 返信する

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>白毛の遺伝的背景について、C遺伝子座によるものか、S遺伝子座によるものかは、大きな違いですよね。

日本犬やオオカミを含めた狭義の白変種というのは、おそらくe/eであろうと想像してます。オオカミは現在の姿や色で何万年も厳しい自然淘汰を生き延びているので、オオカミが持つ野生表現型は健全であろうと考えてます。
またヒトの毛髪では犬と違ってアグーチは関与しておらず、主にE遺伝子の変異によって多彩な色を発現してます。このことからも、E遺伝子の変異は重大な病因にはなりにくいと考えられます。

S遺伝子(Mitf)は、遺伝子名の由来を考えれば眼球形成不全とか色素細胞欠損症などの病原因子と認識すべきで、そもそも毛色遺伝子に分類すべきではないと考えてます。マール遺伝子(Silv)も同様に遺伝病の因子であって、毛色遺伝子として扱うことが間違いだと考えてます。
C遺伝子は正体不明なので判断保留ですけど、現状の知見では無害みたいですね。 削除

2012/3/17(土) 午後 5:05 [ きり父 ] 返信する

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つづき

>紀州犬もびっくりです!まさに惨状といえますね。。。うーん。

犬種団体の偉い人とか紀州犬の愛好者さん達は、まったく危機感が無いみたいです。犬種団体の会誌で、紀州犬の「隠れ斑毛」の問題を取り上げた記事を見たことがないです。
紀州犬以外の有色犬種に関しては、ひつこいくらい口うるさくウラジロの拡大や退色を諫めているのですけどね・・・

>繁殖する方々にまずきちんとした知識を持って欲しいですよね。

犬種団体などの指導者層に、十分な知識が無いのが最大の問題ですね。例えば白毛同士の繁殖では血統書を発行しないといった方針を打ち出せば、効果的に改善できるはずです。もっとも紀州犬に白毛同士の繁殖禁止を適用するには20年くらい移行期間が必要ですから、その間にMitfの研究が進んで遺伝子検査が可能になる方が現実味があります(笑) 削除

2012/3/17(土) 午後 5:06 [ きり父 ] 返信する

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きり父さま

バタバタしておりレスが遅れてすみません!

> 日本犬やオオカミを含めた狭義の白変種というのは、おそらくe/eであろう
> 厳しい自然淘汰を生き延びているので

はい、まさに全くに同感でございます!

そして。

> 紀州犬以外の有色犬種に関しては

・・・そうなんですね。紀州犬だけがとりわけよくない状態にあるということなのですね。恥ずかしながら、各犬種団体について詳しいことがわかっていないのですが、きり父さまが日本の現状をご覧になってこられ、もし何かドッグアクチュアリーで取材をしたりするなどして取り上げるといいのではないかと思われることがあれば(いい取り組みも、問題がある状況も)お知らせいただけますと嬉しく思います。

それぞれの方々のさまざまな思惑があるでしょうから、なかなか難しいかもしれませんが・・・。

Mitfなどの研究が進むのと同時に、犬種団体での指針の改善も進められていく状況になることが最善策でしょうが、なかなか難しいのかもしれませんよね・・・うーん。

2012/3/19(月) 午後 5:46 [ oga ] 返信する

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>・・・そうなんですね。紀州犬だけがとりわけよくない状態にあるということなのですね。

日本犬保存会HP 日本犬標準
ttp://www.nihonken-hozonkai.or.jp/page005.html

斑毛というのは、昔から日本犬標準で制限対象になっています。斑毛犬は古文書等に登場するので、古来から存在したと認識されていましたが、日本犬標準では斑毛を排除する方針がとられました。このため有色犬の審査では、ウラジロの拡大や退色について厳しくチェックされてきました。

ただし、日本犬標準が制定された年代を考慮すれば、上記の方針は毛色遺伝の仕組みを理解した上で、科学的・合理的に決定されたものではなかった事も明白です。(はっきり言ってしまえば、当時の有力者の個人的な趣味で決められたと考えられます。)

現在でも指導者層が毛色遺伝の仕組みを理解していないので、「隠れ斑毛」の重大性を認識していないようです。白毛紀州犬については、斑が見えないから全く問題ないという見解のようです。呆れるくらい時代遅れなのですが、これが現実ですね。 削除

2012/3/20(火) 午後 0:06 [ きり父 ] 返信する

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>もし何かドッグアクチュアリーで取材をしたりするなどして取り上げるといいのではないかと思われることがあれば(いい取り組みも、問題がある状況も)お知らせいただけますと嬉しく思います。

犬種団体に取材しても、おそらく毛色遺伝の話なんかまったく通じないと予想されます。団体相手に空しい時間と労力を使うよりも、国内の大学研究者にコンタクトして、研究テーマとして取り上げてもらうよう働きかけた方が手っ取り早いと思われます。

個人的にメールを出してみようと考えているのが、岐阜大学です。興味深い卒論テーマを扱っているので、まずは卒論の閲覧コピーをお願いしてみようと思っています。
ttp://www1.gifu-u.ac.jp/~genetics/theses.htm

また研究室の教授はウズラのMitfを研究していたので、犬のMitfについて話を聞くには最適の相手だろうと思っています。
ttp://www1.gifu-u.ac.jp/~genetics/ito/ito_publication.htm

ドッグアクチュアリーの取材先としても、非常に良い研究室だと思います。 削除

2012/3/20(火) 午後 0:06 [ きり父 ] 返信する

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>もし何かドッグアクチュアリーで取材をしたりするなどして取り上げるといいのではないかと思われることがあれば(いい取り組みも、問題がある状況も)お知らせいただけますと嬉しく思います。

もう一つ指摘するなら、日本犬界でデタラメな俗説がはびこっているのは、マトモな和書が存在しないことが原因ですね。良質な洋書の翻訳本も皆無です。

一例をあげます
ttp://www.seibundo-shinkosha.net/products/detail.php?product_id=2849
誠文堂新光社 犬の繁殖と育児がわかる 2010年9月発行

和書としては新しい本で、毛色遺伝に関する内容なども含まれています。コーギーの毛色遺伝についてp.179から書かれているのですが、50年以上も昔のLittleの著作を引用し、「濃い色素を示しているセーブル・タン犬のほとんどの遺伝子構造はayatだろう」などと現在の知見では明らかに間違った事を平気で書いています。それだけでは足らずに、Littleの説だけでは説明がつかない部分に関しては、「atR」と「atb」なる新たなアレルまで提唱して 削除

2012/3/21(水) 午前 9:41 [ きり父 ] 返信する

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前世紀中に出版された古い本ならば仕方がないですが、ポストゲノム時代の2010年にもなって明らかに間違った内容の本を出版する、国内出版社の質の低さが大問題でしょう。

ドックアクチュアリー執筆者の皆さんや、国内大学の研究者、海外研究者の優れた論文の翻訳などをまとめた、ドックアクチュアリー監修の犬学本が出たら良いなと思ってます。 削除

2012/3/21(水) 午前 9:42 [ きり父 ] 返信する

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きり父さま

>呆れるくらい時代遅れなのですが、これが現実ですね。
この言葉、それこそあらゆるところであてはまる現状ですよね。まさに、教えていただいた書籍もそうですよね・・・。
せっかく勉強をしようと本を読んでも、それが間違えていたりあまりにも情報が古すぎたりすると間違えた知識を植え付けることにしかなりませんものね。売れないことが、良質な日本語での犬関係書籍が出版されにくい状況なのかと思います。研究ベースで、もっとしっかりした日本の書籍が出るといいなあと、ずーーーーーーーっと思っております。

>ドックアクチュアリー執筆者の皆さんや、国内大学の研究者、海外研究者の優れた論文の翻訳などをまとめた、ドックアクチュアリー監修の犬学本が出たら良いなと思ってます。

書籍については京子さんも考えていらっしゃるようです。サイトの運営会社が変わったばかりでまだアクションが起こせるような状態ではありませんが、何か形にできればいいなとは私も思っています。

2012/3/21(水) 午後 4:33 [ oga ] 返信する

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そしてそして。
やはり何かと注目は岐阜大学ですよね!いろろと情報をいただきまして本当にありがとうございます!!!
学会やシンポなど東京であるときにいらっしゃるようならば、是非ともお話を聞いてこようと思います!!

2012/3/21(水) 午後 4:34 [ oga ] 返信する

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