菜の花の咲く関東の街角から(伊良林正哉)

この関東の街角から、花の便りをお届けします

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雨模様の関東地方です。この雨で残念ながら満開だった桜は散ってしまいました。しばらくすれば、今度は八重桜の季節となります。紫陽花になれば、季節ははや梅雨でしょうか。紫陽花には何故にカタツムリが似合うのでしょうかね。浦沢直樹さんの「プルートウ」という作品の中で、主人公の一人であるアトムがカタツムリを拾い上げるシーンがあります。さりげないカットなんですけれど、印象に残っておりますね。さて、僕が鬱病に罹患してから六年余が経過しました。そもそもの原因は、上司であるボスからの10年以上に渡るパワハラにありました。あの当時は若かったこともあって、このようなストレスに対する抵抗性を持っていたのでしょう。発病とまではいきませんでしたし、鬱病という精神疾患の存在すら知りませんでした。思い返せば、帰宅途上、高速道路に乗って二時間もかけて海に行ったこともあります。明確な意思があったわけではありません。気が付いたら海に来ていたというのが正確です。自分でおかしいと感じるようになり、最寄りの精神科クリニックに行きましたが、この開業医さんはとんでもないヒトであり、処方された抗鬱剤の作用機構を尋ねたところ、まさに逆切れされました。これでもって学習したのは、病院を選ばなければならないという教訓です。ネットで検索して評判の良いクリニックを探し出しました。電車で二十分くらいの場所でした。これはもう凄かったです。受付が午前八時半だったのですが、待合室は超満員。三時間待ちでした。さすがに評判の良いクリニックなんだなあと、素朴に思いましたが。結局のところ、このクリニックでの受診は一ヶ月で止めました。処方される薬の量が膨大だったこともあってか、副作用に悩まされるようになったからです。どうやら、薬を大量に処方してくれるということが、評判の良いクリニックとイコールだったようです。それから、ついには入院となりました。六年前になりますか。このような経験から申し上げますと、鬱病の原因は何らかのストレスにあるということですね。このストレスとまともに向き合えば、症状はひどくなるようです。避けるというのか、逃げるというのが得策です。環境を変えるというのがいいのでしょうが、そのストレスの原因が職場にあったとすれば、環境そのものを変えることは困難です。組織というものは、個人のパワーではびくともしません。ラッキーだったのは、そのボスから離れることが出来たということでしょうか。もちろん完全にではありませんが。加えて、あまり周囲に期待しないということも重要かと思います。期待値と実際との間の解離にがっくりすることもありますから。未だに一ヶ月に一度の通院は続いていますが、薬の減量が始まりました。完治するなんて期待してはいませんが、ひどくはならないだろうと思っています。たぶん、このようなスタンスが良いのかもしれません。

閉じる コメント(4)

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それはたいへんでしたね。僕の場合は趣味や気分転換で鬱病回避を行っていますが、最近、職場からの極端な仕事量と、何でもしてくれるといった過度の要望が祟って、ストレスを感じる時があります。介護業界は矛盾と一方通行の視野でしか物事を考えられない方が多い世界でして、待遇性や将来性も上がらない中、苦しい生活を強いられている者も多く、どこかにはけ口を見出さなければ潰れてしまいます。自分でコントロールできているうちは良いのですが、時々不安になったりしますよ。

2012/4/14(土) 午後 10:22 mogura

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モグラさま
おはようございます。いつでしたか、ヘルパーの資格を取得して介護の世界へと移るヒトの特集番組がありました。とても過酷な世界であり、それでもって報いられることの少ない世界であることに愕然としました。少子高齢化は確実に進展しており、このままでは一億総介護という時代も来るかもしれません。介護施設での孤独死ということもあるようです。格差社会と高齢化という問題の解は、どのあたりにあるのでしょうか。

2012/4/15(日) 午前 9:48 [ 伊良林正哉 ]

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tomorrow さま
おはようございます。僕の拙い経験から申し上げるならば、鬱病とは薬で完治するようなものではないということです。恐ろしいのは、ストレスに対する抵抗性が発病に伴って低下していくことにあります。そのために、罹患前には耐えられていたストレスに対して、罹患後では耐えられないということが起こります。心身ともに弱っているからでしょう。そういうことがありますので、後先を考えずに、とにかく避難するというのは重要だと思います。

2012/4/15(日) 午前 9:53 [ 伊良林正哉 ]

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なごみ式部さま
おはようございます。職場以外の人間関係というものは、利害関係がありませんので、無責任ではありますが、気楽で貴重なものだと思います。このような精神疾患に罹患して、人間関係が家族と職場だけというのは辛いものがあります。実験の話が出来るというのは、とても好ましいのではないでしょうか。加えて、能動的な趣味を持つというのも重要だと思います。受動的ではもたないんですよ。スポーツ系はいいと思います。僕は、年甲斐もなくテニスをやっています。

2012/4/15(日) 午前 9:58 [ 伊良林正哉 ]


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