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伊良林です。妹が一昨日の深夜にその短い生涯を閉じました。無念です。二週間前に心肺停止、意識不明の状態で病院に搬送され、医師団による懸命の延命治療が行なわれました。しかしながら、血圧を維持するのが精一杯の状態が続き、そのあとには腎臓の機能が急激に低下しました。思えば、妹と暮らしたのは十四年間でした。幼かった頃のあどけない笑顔とおかっぱ頭が繰り返し脳裏を横切ります。運命というものは、かくも過酷なものです。大学の英文科を卒業したのち、郷里で中学校の英語教師として社会人のスタートを切りました。それから四半世紀、彼女は県内でもトップクラスの英語教師として評価されておりました。送り出した生徒さんは数千名にのぼるでしょう。生徒さんからの人気も高く、常に授業の内容を改善していくという前向きの姿勢には感心しておりました。たまに電話をしますと「あら、おにいちゃん、どうしたの」というのが枕詞でした。次女の京都大学合格を報告したのが、最後の会話になってしまいました。どのように心の整理をして良いのか分かりません。駆け落ちまでして結婚したご主人とは、教員仲間ということもあり、端から見ていて微笑ましいものでした。結婚式には私が親代わりとして出席しました。その意味では、私は妹の肉親の中では唯一の理解者であったと思います。お子さん達のしぐさや顔つきに妹の面影を見て、さらに悲しみがつのります。この週末には葬儀が取り行なわれます。妹はその密度の高い人生を駆け足で駆け抜けていきました。血を分けた肉親の死はこたえます。葬儀では「君は偉かった。よく頑張ったね」と、声をかけたいと思います。 |

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