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随分と前のことになるが、横浜の国際会議場で某学会が開催された時のことである。東海道線で横浜に出て、地下鉄のみなとみらい線に乗り換えようとして、地下鉄の切符売り場へ続く階段を降りていた。階段の踊り場にロボットが串刺しされている場面を描いた広告が貼られていた。急いでいたので、再び階段を駆け足で降りようとしたのだが、何とはなしに気になって改めて広告を眺めてみた。「プルートー」と書いてあった。咄嗟に、僕はこの広告に吸い付けられてしまった。「プルートー」って、あの「プルートー」かい。鉄腕アトムのストーリーの中でも、最も人気があったのが「史上最大のロボット」だった。僕は田舎の小学生。「少年」という漫画雑誌に、このストーリーが連載されていた。絵柄的に、広告にあった串刺しにされたロボットを、僕は「ノース2号」だと勘違いしてしまった。「ビッグコミックオリジナル」に好評連載中とあった。その日の学会の午前中のセッションが終わって昼休みになった時に、僕は横浜駅の地下街に戻って書店を探しまわった。「ビッグコミックオリジナル」。運が良かったんだろう、ありました。ちょうど、ストーリーはブランドの登場の場面だった。それからというものの、なかなかストーリーが展開しない浦沢さんの筆に、ストレスを感じながらも、「ビッグコミックオリジナル」を買い求めた。ロボット刑事であるドイツのゲジヒトを主人公にしたあたりに、浦沢さんらスタッフのセンスを感じたものだ。トータルとして八巻の単行本となって、ストーリーは完結した。本記事では、手塚さんの原作と浦沢さんのリメイクとを比較しながら、プルートーと闘った七体のスーパーロボットについて、思いつくままに書いてゆきたいと思います。 |
僕のプルートウー
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