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湯泊温泉にある道端の湯は、道路の湯とか右側の湯などいくつかの仮称があるようです。
本丸よりもオープンですから眺めも良いのですが、激熱なのです。
宿泊した湯泊荘のすぐ近くのお地蔵さんの脇にホースが転がっています。
小宝島の道路脇に何ヶ所かホースがあるのですが、ここだけ着脱可能でした。
現在閉鎖中の小宝島温泉センターの前には、塩ビパイプが何本も転がっています。
ホースと塩ビパイプをちょっと拝借して作業開始。
湯泊温泉には、温度調整のため海水が引かれています。
今回、湯泊温泉自体は適温だったので、利用することはなかったのですが、この海水を導くホースがちょっと太めのホースなので、お地蔵さんからお借りしたホースを接続してみました。
緑のホースの内径に青いの外径がピッタリです。
但し、固定しているわけではないので、勢いよく海水を出すと外れてしまいます。
青いホースの先に塩ビパイプをつなぐと、ギリギリ道端の湯まで届きました。
厄介なのが持ち続けなければならないこと。
チョロチョロなので、加水すること30分!
腕が疲れたので、かなり熱かったのですが気合で入浴。
湯泊温泉を更に濃くした感じでしたが、入浴時間は僅か1〜2分。
湯量が少ないのが残念ですが、多かったら入れなかったかも。
温泉以外に何も無いような小宝島ですが、あっという間の4日間でした。
国内では最長の旅行になりました。
悪石島、中之島、口之島、小宝島に宿泊した宿情報などもアップしようと思っていたのですが、最近、平日は睡眠時間を確保するのに精一杯な状況なので、これで一旦トカラ列島遠征記は終了します。
また、トカラ列島には行きたいと思う超魅力的なところです。
今回行かなかった諏訪之瀬島の秘湯に何方か一緒に行ってくれませんかね。
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トカラ列島遠征!
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小宝島ではあちこちで温泉が湧いているのでいくつか紹介します。
ほとんど、入っていないのですが・・・
一周道路の湯泊温泉への入口付近に「塩湯地獄」という小さな地獄があります。
小宝島のパンフレットには、塩湯の源泉と書いてあるので、昔はこの源泉を利用した温泉があったのでしょうか?
ボコボコと煮立っていたので、さすがにここは入れません。 湯泊温泉へ向かう道は地熱で温かいのですが、脇には地獄蒸しが出来るような場所がありました。
こちらはマショの湯から少し海側に行ったところにある「はなれの湯」。
干潮の時に入ってみました。
楽しそうに入ってますが、かなり温かったです。
島の北側にある城之前漁港です。
滞在中1日は雨が降っていて、気温も比較かったのではっきりと湯気があがっているのが分りました。
城之前漁港の防波堤の近くにも湯が湧いているようなので、強風且つ雨の降る中防波堤に何とか登って、途中までは行けたのですが、これ以上は進めませんでした。(写真を撮った防波堤と、写真に写っている防波堤は2Mほどの高さが違います。さらに岩の上とは4〜5Mほどあるので、降りたら登れません。)
ズームしてみると、薄っすらと湯気が上がっている分かりますか?
先人は、どうやって行ったのでしょうか??
たぶん、クリフネ。
昔は熱い湯が出ていたようなのですが・・・・。
今回は、岩の陰に潜んでいたウツボを見ちゃったので、海辺の温泉に入れませんでした〜、チキンです。
中之島の西区海浜温泉でコケテ左手の小指を負傷していたのも、気弱になってました。ちなみに帰ってからも、ハレが引かなので医者に行ったら折れてました(笑)
そんな訳で只今リハビリ中です。 最後は小宝島温泉センターです。
残念ながら温泉が出なくなったようで、数年前から閉鎖してます。
建物の前に転がってる塩ビパイプがこの後、活躍しました〜。
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小宝島の海岸付近一帯は珊瑚岩で、ひとつ北にある悪石島とは明らかな違いがあります。
湯泊温泉の奥にも小宝島が誇る超魅力的な野天湯があります。十島村のホームページや観光パンフレットには載っていないのが不思議なくらいです。
湯泊温泉からトゲトゲの岩を歩いて行けば、すぐに見つけることが出来ます。
珊瑚岩をくり抜いた湯船が3つあります。
左の濁っている湯船で源泉が湧出しており、段々と流れ落ちるようになってます。
中央に白いボックスがありますが、ボックスの中にポンプがあって、汲み上げた源泉から塩を作っているのです。
源泉を汲み上げている一番左の湯船は、激熱でとても入れる温度ではありません。この日は中央の湯船も温め、右側の湯船に至ってはもやは水状態でした。宿のおばあちゃんが言うには、真ん中の湯船の温度を左右の湯船から汲んで調節するんだとか。
(奥に見える島は、無人島の小宝小島です。)
まずは、中央の湯船の温い湯をある程度掻き出してから、源泉を中央の湯船に入れて調節。遥々持って来たゆき湯桶が大活躍!
これが結構疲れます。
中央の湯船が適温になった時は、3つともすっかり濁ってしまいました。
これは素晴らしいですね〜。
こちらも海は見えないのですが、荒涼とした珊瑚岩に囲まれた中で今まで入ってきた温泉とは一味違った雰囲気を満喫できました。
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トカラ列島遠征のつづきです。
早朝5時半ごろ口之島を出発したフェリーとしまは、約6時間かけて小宝島やってきました。
妊婦さんが寝ているよな小宝島は、十島村の有人七島の中で最も小さく、30分もあれば一周できちゃうほど。
小さな小宝島は港も小さく、この時期フェリーとしまの運航は、頻繁に接岸条件付きとなります。
運よくこの日は全く問題なし。
小宝島は、この遠征で最も楽しみにしていたので、3泊してまったりと過ごしてきました。
宿で昼食を済ませて、早速楽しみにしていた温泉へ向かいました。
宿から歩いて数分、適当に歩けば着いちゃいます。
書店で自遊人を買ったときは、まさか自分が来るとは想像もできませんでしたが、今まさにその光景が目の前にあります。
ここは温泉ストリートで、右側のコンクリート湯船と左側の階段を上った先、さらにその奥にも湯船があります。
しかも、この道自体も地熱で暖かく、岩盤浴ならぬコンクリート浴?もやる気なら出来ちゃいます。
更にさらに、この道路はそのまま海に落ち込んでいるのですが、その海の中だって温泉が湧いてます。
今回は、メインの温泉である湯泊温泉、通称?インケジィの湯へ行ってみましょう!
左側の階段の入り口に木の杭が刺さっており、そこには「いない」と書いてあります。
この杭を回すと、いない、おとこ、おんな、かぞくと4パターン(笑)
おとこにして、階段を小走りで上がっていきました!
湯が3分の1しかないのです。
先人達の情報からすると、手前が源泉湧出しているところで、熱くては入れないらしく、中央の湯船が適温なんだとか。
しかし、木の板があることから推測できるように、何の問題もなく入れる温度でした。
見た目にかなり残念だったのですが、お湯は濃厚な硫黄泉(ものすごくショッパイ)で大満足。
コンクリートの壁で囲われており、空しか見えませんが押し寄せる波の音がきこえて非日常を満喫できます。
湯船の中に栓があって中央の湯船とつながっているのですが、手前で適温の状態ですから栓を抜いて中央に流しても温い湯船になるのは明らか。しかも、オーバーフローする量も少なかったのが気になりました。
後日、夕方地元の方と一緒になった時に聞いてみると、冬場は手前だけなんだとか。
知らんかった〜。
小さな小宝島に3泊ですから、温泉絡みと酒を飲むこと以外することも無く、夜中もライトをもって出撃しました。
夏なら満点の星が見れるのでしょうが、今回は月明かりもいまひとつ。
外灯なんかありませんし、波が打ち寄せる音の中、僅かな明かりだけで湯に入っているのはスリリングでしたね。
早朝も朝日を見に通ったのですが、これがベストショット。
ちょっと夕日みたいですけど〜。
湯泊温泉を囲う壁には、小宝島小中学校の卒業生が書いた絵が描かれており、素人には何気に芸術性があるように感じられる絵で、入浴中和んでしまいます。
古い温泉本の写真では、屋根も掛けられていたようです。まさに地域の共同湯なわけです。
今は海水が引かれていて、温度調整も簡単にできるのですが、以前は雨水を溜めておいて温度調節したと本に書いてありましたが、その雨水を溜めていたのがこの桝なんでしょうかね。
風で削られた岩が湯船に覆いかぶさるようになっていて、万一崩れたらと思わずにいられないロケーション。
シャワーだってあるんですよ。
いつか必ず夏に来ようと誓ったのでした。
ちなみに、湯泊温泉=インケジィの湯は、どういう意味なのか?と思ってました。
宿のおばあちゃんに聞いたとこと、その昔、インケ(屋号)さん家の爺さんが孫の名づけ祝いで酔って、湯泊温泉に入って亡くなったんだとか。意外な由来にビックリ。
それからインケの爺さんが亡くなった湯で、島のみんながインケジィの湯って言ったそうです。
相当昔の話のようでした。
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口之島集落の中心にあるコウと呼ばれる湧水は生活用水としても利用されているんだとか。トカラ列島では水は貴重な資源ですから、集落がここに出来たのかもしれませんね。
その奥に見えるのが口之島コミュニティーセンターです。
フェリーとしまの乗船券は、各島コミュニティーセンターで購入します。どの島も販売時間は限られていますので、注意が必要です。
口之島コミュニティーセンターには、さとのゆ温泉という共同湯があります。
入浴できるのは、火・木・土の16時〜20時まで。
平島と宝島のコミュニティーセンターにも浴場があるのですが、何れも入浴できるのは火・木・土曜日です。
残念ながら口之島の滞在は、日曜日と月曜日の2泊で火曜日の早朝5時過ぎのフェリーとしまで小宝島へ行くので入浴できません。
ただ、訪問した3月は水不足で休業中でした。
入浴は出来ませんが、見学だけさせてもらいましょう。
各島のコミュニティーセンターには、無料で利用できるPCが数台あり情報収集することが出来ます。
スリッパのある棚の上に料金箱がありますが、これはさとのゆ温泉の入浴料を入れるのではなく、セランマ温泉の入浴料を入れる料金箱です。セランマ交流館のカギはここで借りることになります。
料金箱に200円を入れて、ノートに住所・氏名と携帯電話のナンバーを書いて、ぶら下がっているカギを持って行くという、長閑なシステムです。
では、さとのゆ温泉を覗いて見ましょう。
利用時間は、夕方から夜ですから浴室の近くに専用の出入口がありました。
さとのゆ温泉の入浴料も200円です。
小さな脱衣場ですが、夕方の混雑時でも十分なスペースなのでしょうね。
浴室もシンプルそのもの。
でも、浴槽が焦げ茶色に変色しているのを見てしまうと、遥々やって来たのに入れないのが残念でなりませんでした。
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