同志の皆様 こんにちは。
私の住む奈良では、ここ数日の痛いぐらいの寒さも若干マシになって来たような感じでしたが、また寒いです。日本海側ではまだまだ極寒で積雪も凄いので体調管理にはご注意下さいませね。
さてさて、私のブログで勝手にシリーズ化してます(?)ホビーフィックス(以下HF)製M16A1ですが、今回はオーバーホールがてら完全分解し、そのついでに?構造的な部分を紹介しながら実物パーツを交えて紹介して行きます。
ハイHF-M16A1ですね。前回も書きましたが1992年に発売され世間では大絶賛された機種です。確かに92年当時はそうだったでしょう。世の中はBB弾が飛ぶエアーガンやサバゲ全盛期によくぞここまでのモデルガンを発売してくれました。まぁでも今の目で見ればそれなりの部分も有りますのでグレードアップして行きましょう!
アッパーのチャンバー部分です。ここを分解して紹介している記事は殆ど皆無ですので参考になればと。アッパーはアルミ鋳物ですがチャンバーブロックは亜鉛合金製、アッパーに下から挿入しネジで固定されております。
ハイ、ロアレシーバー内部バラバラです。MGC−ABS製ニューM16A1やマルシン金属と比べても特筆すべきポイントは少ないですね。
唯一ハンマーでしょうか。何やら横に刻印が有るのと、ハンマーピンを固定する為のバネが内蔵されてます。
棒状のバネをハンマー内に挿入するとハンマーピンが通る穴にこんな感じにテンションをかける感じの位置にセットされます。
ハンマーピン&トリガーピンは同じ形状で最近のガスBLKのように溝が切られています。先の写真の棒状のバネがピンの真ん中の溝に入りピンの抜け防止となっています。
スプリングが1部まっすぐになっており、真鍮スリーブの切欠きに入ります。そのまっすぐの部分が固定ピンに着られた溝に入り抜け防止になっています。MGCやマルシンはここはEリング固定になっており外しにくいしハメにくいっす(−−)。
話ついでですが、主にアメリカのフルオートが禁止されている州ではこのフルオートシアが裏で高価取引されているとか。簡単にフルオートに改造出来てしまうからこのシアーを取り締まるとか意味解りませんよね。セミオートオンリーでも30発の弾薬が有れば30人の人を殺せる訳で・・・(−−;)。度々起こる最近の銃乱射事件に対してはフルオートだから、セミオートだから、など殆ど関係ないと思いますが。銃社会アメリカではガンコントロールは本当に難しい問題だと思います。
話を戻してバッファーチューブです。ロアレシーバーの根元に小さい穴が再現されていますが、これはバッファーチューブを取付けた後にピンを打込んでチューブが緩むのを防いでいるピン穴です。実際にピンは入っていませんがこの穴を再現したトイガンはモデルガン、ガスガン、電動ガン、海外製トイガン含め、私の知る限りHF製だけです。
バッファーチューブにネジが切られそこにリングがネジ込まれております。このリングはネジ一杯までネジ込み、その状態でロアレシーバーにネジ込めば丁度良い位置になるという、偶然なのか計算されているのか解りませんがちょっと驚きました。
ほらこんな感じ。バッファーの抜け止めのリテイニングピンが抜けない位置で、ちゃんとスプリングテンションで軽く上下する位置になります。賛同してくれる人が何人いるか解りませんがコレって凄くないですか(@@)。
形状は良く再現されたバッファーです。が、入り口で閉塞。亜鉛合金の塊で重いです。
必要以上にキツいリコイルスプリング。チャージングハンドルを引くのも他のモデルガンやガスBLKの比では無く、それが実銃の操作感を再現しております。まぁ引きが重くてもキャップ火薬でBLKさせる訳ではないので良しとしましょうか。
今回ブログに載せてますHF製M16A1の写真を見られて、最初から気付かれている方は相当なM16A1フリークだと断言できますよ!え?何がって?
ふっふっふっ・・・ぶわぁ〜はっはっは!
そうなんです、ストック、グリップ、ハンドガードがベトナム戦当時の実物なんですよっ!
まずはストック。クリーニングロッドを入れる為のハッチが無いバットプレート&ヒンジ式スイベルが付いた初期型の実物ストックです。使い込まれた傷は有りますが割れ、欠けの無い程度の良い物です。ちなみに実物はストックとバットプレートは接着されており取り外し出来ません。トイガンM16A1のストックはただのABS製ですが実物はベークライト製で重量も実物の方がすこし重いです。
ストック固定ネジは皿ネジ形状でセンターに穴が開いてます。銃側のメネジもバッファーチューブ内まで貫通してます。これはバッファーチューブ内に入った水を抜く穴です。実物ストック&皿ネジは何も加工する事無くHFにピッタリフィット!
次はグリップです。艶有の左側がHF、右が実物。ストックと同じくベークライト製。
左HF、右実物。下から見たら実物の方が幅が若干広いです。しかしココは長年&大量&多メーカー&多下請けで生産されている事による違いが出て来ていると思われるので一概に間違いとは言えません。
左HF、右実物。セレクター用プランジャー&SPが入る穴が実物には有ります。穴の深さは10mmは有るので実物を取付ける際はSPを長い物に交換する必要が有ります。
グリップの穴の底を見ると実物である証拠の「C」の文字が。これはCOLT社のCだと言われてますが確証は有りません(^^;)。
HFにHFのグリップを付けると当然ですがピタリと付いてガタも無し。
HFに実物グリップを付けると、加工も無しでガタ無くピタリと付くのですが、写真の左上のR部分がフレームラインと若干合ってないのが解ると思います。が、これぐらい気にしない!このまま行きますw
次はハンドガード裏側。同じ向きの物を並べて置いたのでややこしいですが左HF、右実物。ヒートプレートに左右を示すL、Rの刻印が有るのと止めてるリベットの位置や穴位置もほぼ同じ。う〜〜ん良く再現されてるなぁ。
同じく表側。左HF、右実物。実物は程度良いでしょ。HFをはじめM16A1のトイガンで圧倒的に違うのがこのハンドガード。ストック、グリップと同じくトイガンはABS樹脂、実物はベークライト製です。銃本体に取り付けた時、トイガン用は握るとギシギシとキシんだり、たわんだりしますが実物はガッシリしており一切ギシギシ言いません。
HFのハンドガード内側の穴と穴の間のリブ。ショボイですが再現されています。
実物のリブ。材質の違いも有りますがリブも強固です。
実物とHFのハンドガードを合わせてみました。上実物、下HF。なんと!穴位置が若干ズレてしまうでは有りませんか!でもこれも大量生産&多くの下請けにより違いが出る為一概には間違いと言えない部分です。もう1つ所有している実物のハンドガード同志でも僅かにズレが生じている事実も有りますから。
ハンドガード下面の放熱穴。上実物、下HF。やっぱちょっとズレてます。
次はマガジン。ベトナム戦争時に標準装備だった20連マガジンです。左HF、右実物。両方ともアルミ製で非常に軽いです。前面のIとCを組み合わせた刻印も再現。この刻印のC=COLT、I=INDUSTRY の意味だとか。
ちなみにHFのはダミーカート仕様なので当然ながら実物ダミーカートが装填可能。スプリングテンションは結構高い。あ、それとHFには実物マガジンがそのままポン付け装着出来、カートの装填、排莢、ボルトキャッチ作動共に完全に機能します。
HFのM16A1を購入すると付いてくる223remダミーカート×10発と実物クリップ。但し、一昔前には全てのダミーカートに施されていた穴が健在。1時期この穴の無いダミーカートは輸入出来なくなるとの噂を聞いた友人が慌てて大量に買い溜めしてましたが、この穴もいつの頃からか無くなりましたよね、友人の財政も考えてやってくれよマッタくw
30連実物マガジンを付けたHF製M16A1。16ってマガジンだけで雰囲気がガラっと変わりますよね。勿論カートの装填も問題無し。
20連マガジン&チューリップハイダーにしてみました。
アメリカが本格的にベトナム戦争に介入した1965年から1967年のもっとも戦闘が激化した当時、最初に実戦投入されたM16はXM16E1の名称で使用され、それまでM1ガーランドやM14などの7.62mmの弾薬を使う銃と比べて近未来的な外観と、小口径で軽量な事から「手入れをせずとも良い新型ライフル」と言う風評が先走りした事と、ベトナムの熱帯雨林気候による作動部の腐食、当時の弾薬がパワーを求める余りカーボンの不着が激しい不適合弾薬の使用により作動不良が続発。社会問題にもなりました。平均年齢19歳と言う若い将兵を戦争で亡くした親たちは「私の息子はM16に殺された。」と言う悪評まで付けられたほど。
M16の実銃の生い立ちは書くと1冊の分厚い本になるほどなのでここでは触りだけで置いときますが(^^;)、1967年当時の戦闘の合間に行われた改良部品の交換、改良型の支給など現場では相当な混乱が起きていたと思われます。その中で部品のみ供給され現場で兵士が自分で交換した事も多々あったと言います。
その中で恐らくベトナム戦争で最も多く存在した形状のM16A1を再現したのが上記のチューリップハイダー付の物です。クリーニングロッド入れるハッチの無いバットストック、チューリップハイダー、ボルトフォワードアシスト付アッパーレシーバー、マガジンキャッチ周りにガードが有るロアレシーバーがそれです。あまり好きな表現では有りませんが「M16A1ベトナムタイプ」と言われる形状ですね。
さてさて、次回はパート3としまして、更に実物パーツを交えて弄っていきたいと思います。しばらくお待ちを。
ではまた次回!