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いつの事か忘れてしまったが関東のとある町で入寮派遣で住んでいた当時の出来事だった。 それは真冬の出来事でその日は雪が降っていた。 仕事が休みだったその日は住んでいた町の中心地の小さな繁華街を買い物がてら傘を差して歩いていた。 ある踏切に差し掛かり遮断機が降りていて列車通過を待っていた。 私の前には母親&若い娘と思われる2人組が一つの傘を2人で差していた。 見た目裕福そうだが傘は100円ショップで売ってる様な小さな透明の傘だった。 2人の母娘は楽しそうに会話をしていた。 そこで列車が通過した。列車は母娘と私が待っている側の線路を通過していったので一時的に突風が吹いた。 私の傘は何も無かったが前にいる母娘の傘の上の透明の部分が丸ごとその突風で剥がれて横方向へ飛んで行った。 私は当然母娘が瞬時に気づくかと思ってたら全く気付かず私の直ぐ前で骨だけになった傘を差したまま会話を続けていた。 私は透明のやつが飛んで行ったのを教えてやろうと思ったが母娘が全く気付かず骨だけになった傘を差したまま楽しそうに会話している姿の滑稽さに吹き出しそうになり何も言え無かった。 遮断機が上がり母娘はまだ気付かず骨だけの傘を差したまま歩き出して数秒後・・・ 母らしきおばちゃん『あらっ!何か冷たいわねぇ』娘らしき姉ちゃん『そうだねぇ!』それを聞いて私は吹いてしまった。 ↑と言いながら2人同時に斜め上を見上げやっと骨だけになった傘に気付いた。 2人は『やだぁ〜!恥ずかしい!』と言いながら恥ずかし紛れにか?骨だけになった傘を何と!線路上に放り投げ2人して大笑いしながら雪降りの中小走りで去って行った。 私は内心『何しとんねん!』と思い線路上の骨だけの傘を道路脇に置いた。 透明の部分は既に遥か100m以上線路沿いに迄飛んで行ってた。 チャンチャン! |
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