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GRAFFITI STATION
無人駅大好きならくがき師が意味もなく続ける無責任なブログ(トップ画像:愛知県茶臼山高原のヤギ「そら」)

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 樽見鉄道の旅、6回目です。
定刻の11:58に樽見駅を折り返しで出発した列車は再び大垣駅へと向かいます。
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 樽見駅に来るまでは前方の車窓ばかり見てて、線路に沿って流れる根尾川の景色をあまり見ていなかったので、帰りはゆっくりと根尾川の水の流れを見て楽しもうと思います。
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 そして帰りの車窓を楽しみながら今回の旅のもうひとつの目的でもある駅ノートを設置する駅の選定に入ります。
(この時点まで駅ノートを設置する計画は立てていたのですが、設置する駅をまだ決めていないという見事な無計画っぷり…(笑))
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 時間があったら気に入った全ての駅に駅ノートを設置して記念のらくがきを残したいところですが…翌日の仕事を考えて帰りの時刻を逆算すると、残された時間で描けるのは1駅か2駅かなぁ…?という結論になりました。
(もう少し早く描くことが出来たらいいんでしょうけどね…)
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 とりあえず丸太を使った山小屋風の外観が特徴の「高科駅」「日当駅」「高尾駅」「水鳥駅」、あとロケーションが素敵な「鍋原駅」がおいらの中で候補にあがりました。
 それと同時に『この駅だったらこのアングルで…』『この駅だったらこういうネタで…』などと軽く「作戦」を練っていると、いつの間にか大垣市内に戻って来ていました。

この根尾川橋梁を越えると、大垣駅はもうすぐです。
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とても樽見駅で雪が舞っていたとは思えないくらい、すごく天気のいい大垣市内。
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 13:02に再び大垣駅に到着。すぐに改札を出て車の中に残して来てしまった「お絵描する為の道具」を取りに戻り、再び13:38発の折り返し列車に乗り込みます。
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 最初はロケーションのいい「鍋原駅」に駅ノートを設置しようと思いましたが、樽見駅から戻る時に見たトンネルの出口の向こう側に見えた「日当駅」のこの風景が目に焼き付いていたので、予定を変更して「日当駅」で下車しました。
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 日当駅は樽見駅と同様1989年(平成元年)3月25日に神海駅〜樽見駅間延伸と同時に開業しました。
 山間の小さな集落の中、トンネルと鉄橋に挟まれた場所にポツンと立つ可愛らしい山小屋風の駅舎は周りの景色と一体化してなんとも言えない雰囲気を醸し出しています。
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 この時はまだ枝につぼみすら付いていない状態でしたが、駅周辺にはたくさんの桜の木が植えられていて、春先には見事な桜の花を見ることの出来る駅として有名らしく、毎年桜の花が咲くシーズンになると、桜の花をバックに走る列車を撮影する多くの鉄道ファンが集まることで有名だそうです。
(上の道路からの駅入口です)
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(ホームから大垣駅方向を撮影)
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(同じくホームから大垣駅方向の鉄橋を撮影)
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(樽見駅方向にある日当トンネルを撮影)
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 早速駅舎(待合室)に入ってみます。利用者の少ない駅と言う事で、5、6人座ったら満席と言った感じの造り付けのベンチがあるだけのあまり広くはない待合室ですが、一人で過ごすには十分な広さです。
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 丸太を使った外観同様、待合室内は木の持つ温もりや優しさを感じさせる空気に包まれていて、外の寒さを忘れさせてくれました。
 意外にも窓や扉の密閉度が高く、外からの冷たいすきま風をほぼシャットアウトしてくれていたので結構快適に過ごすことが出来ました。
 しかし…待合室の中に除雪道具(ママさんダンプ)が置かれているという事は、冬場はかなり雪が積もる場所なのかもしれませんね…
(この時も軽く雪が舞っていて待合室の外はとても寒かったです…)

 時間があまりなく、外の気温も下がって来たので、早速ノートを取り出しらくがきを開始します!
まずはこんな感じで、いつもの丸いフレームと駅舎のラフを描いて構図を決めます。
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(駅に到着した瞬間に「あ、このトンネルは絶対描かなくちゃ」って思ったのでトンネルを入れた構図にしました)
続いてキャラクターのラフを配置します。
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(別の紙に描いたキャラクターの下描きを透かしながら大体の位置を決めます)

大体の構図が決まったので駅舎とキャラクターの主線を描きます。
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主線が決まったら後は一気に駅舎やキャラクターのベタ部分を入れたり、背景を描き足して仕上げて行きます。
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最後はいつもの様に丸く囲んで、テンプレートで文字を入れたら完成です。
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(駅名がちょっと左に寄っちゃいました…^^;)
とりあえずいつもの様に実際の景色と比べてみたりして…
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のんびりらくがきしてたらあたりが薄暗くなっていて駅の外灯が点灯していました…
(これでも急いで描いたつもりなんですよ!)

 駅に到着して1時間もしないうちに急に気温が下がって来たので(おそらく5℃以下だったと思います)ずっとホームに居てらくがきすることが難しくなって来たので、待合室に「お絵描きする為の道具」を持ち込んでこんな感じで快適にお絵描きさせてもらいました(笑)。イメージ 22
 雪が更に舞って来て寒さに負けそうになりましたが、らくがきしてる間は駅に誰も来なかったこともあり、結構快適な環境でなんとか仕上げることが出来ました。
(※絵を描いてる途中に持ってきたカップ麺と紅茶を頂いたのでガラスが曇ってます…^^;)

 らくがきが終わったら、お絵描き道具類を片付けて、駅舎内を軽く掃除して、いつものノートを入れるビニール袋に筆記具とWikipediaのコピー、そして余った使い捨てカイロを用意します。
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 とりあえずこの場所にノートを入れた袋をぶら下げておきました!
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 気が付くと駅の周りは真っ暗…。すごく静かで、すぐ近くを流れる根尾川の水の流れる音と時々吹いてくる風の音くらいしかしません。
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 もし列車が来なかったら、明日の朝までこの駅で過ごすことになるのかなぁ…?
なんてちょっと怖いことを考えてしまいましたが(笑)、誰もいないホームから待合室の灯りを見てると、そんな気持ちを打ち消してくれる安心感や温もりを感じてしまいました。
 おいらが無人駅を好きな理由ってこういう気持ちにさせる独特の雰囲気が好きだからなんだと思います。
あ、ちなみにこの後、ちゃんと列車が到着して19:34に大垣駅に戻りましたよ。

 大垣駅に戻る暖房の効いた列車の中で、無計画ながらもそれなりに収穫の多かった今回の旅を思い返していると「心地よい疲れ」がおいらの身を包み、大垣駅で運転手さんに起こされるまで深い眠りに落ちていました…。


〈今日のおまけ〉
 帰りの列車まで時間があったので、駅の上の道路から夜の日当駅を撮影してみました。
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(やっぱり夜の無人駅って雰囲気があっていいですね!)




この記事に

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    初めまして。このブログ記事を拝見しまして樽見鉄道日当駅に訪問しました。
    画力はまだまだですが駅ノートイラストも描かせていただきました。
    自然が一杯で良い駅でした。S.nagataさんの作品を拝見させていただき上手いなぁと感心するばかりでした。
    絵の方はトンネル側ではなくて鉄橋側を描きました。
    まだまだ練習しないと駄目だなと痛感しております。 削除

    [ ANGLER ]

    2017/6/20(火) 午前 0:45

    返信する
  • > ANGLERさん
    初コメントありがとうございます!
    樽見鉄道の日当駅に行かれたのですね。
    おいらが設置したノートに思い出を残されたそうで、いったいどんなイラストを描かれたのでしょうか?
    樽見鉄道は自然豊かな場所を通ってる路線だけあって「絵になる駅」が多くて、機会があったらまた訪れて
    駅ノートにらくがきを残してみたいなぁ…って思っています。

    おいらの絵なんてまだまだですよ〜。ホント基礎的な部分が全くダメダメなんで、描いては落ち込んで、描いては凹んだりのくりかえしです(汗)。
    でもそんなヘボい絵でもANGLERさんが駅ノートに絵を残す「きっかけ」になってくれたのなら幸いです。
    次回樽見鉄道を訪れた時にANGLERさんの描いた絵を見ることが出来たらいいなぁ…って思います。
    (それまで駅ノート残ってろよ!)

    こんなブログですが今後もよろしくお願いします。
    また気が向いたらコメント残して頂けるとうれしいです。

    [ S.nagata ]

    2017/7/1(土) 午前 1:34

    返信する
  • 顔アイコン

    > S.nagataさん
    いやー、上手ですよ。日当駅、播磨下里駅、谷上駅のイラストを見て『うわー』って思いました。
    駅ノートイラストを描き始めたのは、北条鉄道播磨下里駅のボランティア駅長をしている大海あすかさんに教えてくれたからです。
    家で練習したり、駅ノートのある駅にイラスト描いたり修行中です。
    私のイラストはツイッターのモーメントで纏めて公開してます。
    写真でしか残していないんですよね。 削除

    [ ANGLER ]

    2017/7/9(日) 午前 5:43

    返信する
  • > ANGLERさん
    返信コメント思いっきり遅れてごめんなさい。
    日当駅の他、おいらのらくがきを見て頂きありがとうございます。
    正直、大海あすかさんに絵を教えてもらえるなんてちょっと羨ましいなぁ…って思います。
    「絵を見るのが楽しい」「絵を描くのが楽しい」って気持ちは行動原理になったりエネルギーになったりするので、その気持ちは絶対大切にしたいと思っています。
    おいらが他の絵師の方からエネルギーや想いを受け取った様においらも他の駅ノート絵師をはじめ、駅ノートを愛してる方にそういうものを「お返し」出来たらなぁ…って思ってます。
    いつかANGLERさんの残したエネルギーを補充しに行きたいですね!

    [ S.nagata ]

    2017/7/27(木) 午後 9:25

    返信する

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