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ご先祖様のご供養で献杯したワインです。
私の祖母が5歳の時のワインなハズです。
さすがに生まれ年のワインは探せませんでしたから。
と言うより、偶々売り物が有り、ベストコンディションのコメント付きでしたした、
何より価格が三万で間に合ったのが理由。
90パーセントはダメと覚悟は致しておりました。
さて栓を抜く前に、鉛のシールを剥がし、カビをナイフで取り除きます。
乾いたカビです。するとコルクの色がベージュ色に見えます。
まさか! スクリューを打ち込むと弾力が残っています。ホントかヨ〜!
コルクが砕ける覚悟でしたが、抜けますよ! 途中で半分に切れましたが
再度スクーリューを打ち込むと、引き上げが可能。
結局極一部を残して、抜き取り完了。
茶こしを用意して、大至急15のグラスに分配。
色合いは透明なルビー色で、濁りも腐敗臭もナシ。奇跡に近い。
底に近づくにつれ、超微粒子の黒いオリが出ます。
最初は上等なブルゴーニュの古酒の味わい、後半はややモカがかった香りの
正調ボルドー。ブラインドなら70年代にしか思えない。
以前飲んだコスの1970とほぼ同等か。
コルクを考察すると、一度出口いっぱいまでワインが入り、そこで固まり
それがパキングの役目を果たし、その後の大半は立ったまま保管されていたかと思う
あんばいです。ですからコルクの底には微かにしか、色素が付着していませんでした。
今後私はこれ以上古いワインを飲むことはナイと思います。
何せ今まで飲んだ最古は1952でしたし、またまた幸運の女神がほほえむ
可能性もナイでしょうから。
それにしてもワインは飲むまで解らない! とつくづく実感しました。
と思っていたら、またコレのオファーが来た! 価格は解らない。
どうしたら良いのか?
翌日、運を使い果たしたのか、全治一ヶ月のケガをしたおまけ付きでした。
コワイ話です。
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