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建替えた自宅に観測室を造り、鏡筒を常設できるようになり、観測や撮影の都度、鏡筒を上げ下げする必要がなくなりました。
そうなれば、簡単に持ち運び出来ない大型の鏡筒が欲しくなります。と言うより建替えに合わせて観測室を造ることを決めた段階で、鏡筒のグレードアップを考えていました。 建替え中、新たな鏡筒を何にするか探していました。候補は、惑星観測者に人気があるC14、30cmクラスのニュートン、μ-250CRS 等でした。 本当は、μ-300CRSが欲しかったけど、ちょっと手が出せる価格ではありません。それに、重量が27kgなので初代アトラクスでは無理、赤道儀も買い替える必要があります。 近くにお住まいの月惑星研究会の仲間のお宅にお邪魔してC14を見学したりしながら何にするか迷っていた折に、同じく月惑星研究会のお仲間から12.5”のDall-Kirkham(タカハシのMewlonと同種の光学系)の養子先を探しているとの情報が入り、飛びつきました。 かなり癖がある鏡筒との事ですが、口径318mm、F20、副鏡外径80mmのDall-Kirkham、正に惑星専用の鏡筒です。その上、フレーム構造と風に弱い観測室に持って来いの鏡筒です。新品のμ-250より遥かに安価に譲って頂き、感謝感謝感謝です。 難点は、重量が21kgと初代アトラクスの積載限界に近いことと、鏡筒の長さです。 鏡筒は先週の日曜日に受け取りに行きました。その鏡筒を乗せられるアリミゾが水曜日に届き、早速アトラクスに乗せた所、何とか動いてくれ、また観測室内での振り回しも問題ありませんでした。 翌日の6日は薄雲があり風が強かったけど、アトラクスに搭載したDK125のピント出しや光軸調整を行いました。光軸調整時に接眼部に改善が必要なことが分かりました。 接眼部の止めネジが1個だけなので、フィリップミラーを差し込んで止めネジを締めてもフィリップミラーがガタ付いて光軸がズレるのです。仕方なく、長いゴムベルトで引っ張って傾きを直しました。 昨夜、調整が終わったDK125(318mm F20 Dall-Kirkham)で木星と土星のファーストライトでした。1.5倍バローを使いF30(焦点距離9500mm)の画像です。 今シーズン最高とも言えるシーイングの良さにも助けられ、木星も土星もかなり高解像度の画像が得られたと感じています。25cmでは得られなかった画像が得られ、満足しています。 今日は、一旦接眼部を外して止めネジを追加する予定です。 管理者のWebサイト「星への誘い」へもお越しください。 |
天文と気象
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昨夜は、木更津市富来田公民館で開催された天体観望会の応援に行って来ました。
2、3ヶ月に1回程度、公民館主催の星空教室と天体観望会があり、その地域にお住まいのhideさんが講師を務めており、そのお手伝いでした。 昨日は15時頃に雨が降る状態で、天体観望会無しでも星空教室は開催されるとのことだったので、来て下さいとの依頼でした。 もしかすると晴れ間があるかもと、念の為に機材を車に積んで現地に向いました。 木更津は東京湾を挟んだ向かい岸ですが、湾岸-アクアライン-圏央道で約1時間の距離です。 湾岸を走っていたら、急速に雲が薄れ晴れ間が見え出したの、運が良ければ星空も見れるかと急ぎました。 現地には19時少し前に到着、空に晴れ間もあり月が見えていました。 19時から公民会の会議室でhideさんが講師の星空教室が開始なので、星空教室の間に機材を組み立てました。機材を準備し終えると木星も見え出しました。 天気が悪いのに、40名弱の親子連れが集まり、星空教室後、公民会の駐車場で月と木星を眺めてもらいました。望遠鏡は、hideさんのC11、ClioneさんのVISAC、公民館の8cm屈折、それと私のR200SSの4台でした。 ただ、19時半頃からは雲が多くなり、月も木星も雲間に現れるタイミングを狙っての観望なので落ち着いて見てもらえなかったのが残念でした。 観望会終了後は、いつもと同様に、hideさんのお宅で盛大な反省会となり、応援に来られたクリオネさん、蕎麦打ち名人のご夫妻、ご近所の方などと夜遅くまで天文や蕎麦打ちの話で盛り上がりました。 管理者のWebサイト「星への誘い」へもお越しください。 |
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前の記事で、シュミットさんから笠井トレーディングのPIER-GRANDEとアトラクス赤道儀との接続方法の質問があったので、その方法を説明します。
初代アトラクスだけを直接PIER-GRANDEに取り付けるのはむりですが、アトラクスの三脚ヘッドを仲介して取り付けました。 アトラクスの三脚は、三脚ポール1本毎に、頭部に直径1cmのピンが左右に2本延びています。そのピンを三脚ヘッドと押さえパーツで挟み、M8のボルトで締め付けています。 そのM8のネジ穴を使いました。PIER-GRANDEの架台搭載用プレート(60mm穴あき)に8.5mmの穴を3個開けて、M8のネジでアトラクスの三脚ヘッドをPIER-GRANDEの架台搭載用プレートに取り付けたのです。 あとは、三脚ヘッドにアトラクスの赤道儀を元通りに取り付けました。 架台搭載用プレートの下に写っている3個のネジがそれです。 管理者のWebサイト「星への誘い」へもお越しください。 |
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自宅を建替えるにあたり、屋上がある構造にし、その屋上にスライディングルーフの観測室を乗せる予定でした。
その様な構造に最適なのは鉄筋コンクリート構造ですが、家族の反対と建築会社の反対で木造住宅を建てることになりました。 木造住宅で屋上をコンクリートにするには問題があるので、観測室の設置方法に悩んでいたら、建築会社の社長が、観測室が3階となる設計をしてくれました。 さらに、ニッシンドームにコンタクトしてくれて、観測室の上にスライディングルーフを乗せられるように造ってくれたのです。 その観測室の内部です。スライディングルーフを開けて、ルーフの横に登って撮影しました。 右側(北側)に2階と繋がる階段が見えています。この階段があるために、赤道儀を北側に寄せられず、スライディングルーフの中央に置くことになりました。 3方向に伸びているロープは、地震による転倒防止用ですが、まあ気休めですね。 ただ、重いスライディングルーフを乗せる為に梁の丈がかなり高くなり、スライディングルーフのレールまでの高さが1.7mとかなり高くなってしまいました。ニッシンドームの標準は1.1mなので、60cmも高い構造です。 また、家の構造や敷地の関係で、スライディングルーフは東西にではなく南北に開く形となり、南天の低空を狙うには不都合な状況になりました。 三脚形式の初代アトラクスでは、今シーズンの木星は狙えても、土星はルーフが邪魔になり狙えません。それで、捨てる積りだった座卓を観測室に持ち込み、その上に赤道儀を乗せました。これなら今シーズンの土星も狙えます。 座卓からずり落ちないように三脚の脚をロープで括り付けています。でもこれでは格好悪いし使い勝手も良くないので、あくまで急場凌ぎでした。 初代アトラクスが搭載できる背の高いピラーを探していたら、笠井トレーディングにピッタリのピラーがあり、それを手配しました。そのピラーを使って完成した姿です。 これなら来年の火星も問題なく狙えそうです。 あと残る問題は風対策です。今のニュートンはルーフより上に頭がでるので、風が強いと鏡筒が煽られ撮影になりません。ルーフ側に風除けを設置するのは無理だろうな・・・ 管理者のWebサイト「星への誘い」へもお越しください。 |
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建て替え中の自宅もほぼ完成、先月の月末に引っ越しました。
私の秘密の部屋=屋上と言うか3階の観測所の片付けは不十分ですが、 なんとか使えるようになったので、昨夜は木星を撮影しました。 今年、今シーズンの木星の撮り始めです。10ヶ月ぶりに木星に再会できました。 昨夜は、空の透明度が低く、北極星が見えないので極軸も合って居らず、光軸調整も出来ていない状態での撮影でした。 それに10ヶ月ぶりなので、撮影手順や画像処理を忘れかけており、それを思い出すのに手間がかかりました。 観測所はまだ十分に片付いていないので、撮影に支障だらけなので、この週末にもっと整理する積りです。 スライディングルーフの縁から外を眺めると360度視界を遮るものはありません。 管理者のWebサイト「星への誘い」へもお越しください。 今日の画像は、今夜の木星です。 |




