「拳銃使いの娘」 ジョーダン・ハーパー(2019年、ハヤカワポケットミステリ、1700円) 拳銃強盗の罪で服役していたネイトは、刑期を終えて出獄します。
しかし、シャバでかれを待っていたのは苛酷な運命でした。 ネイトとその妻子への処刑命令が、裏社会の帝王から出されていたのです。 それを知ったネイトは別れた妻のもとに急行しますが、時すでに遅し。
元妻は、再婚相手の男性と共に殺されていました。 時をうつさず、ネイトは小学校校門で娘ポリー (11歳) を待ちます。
もう何年も会っていなかった娘。 その日から 「娘の命を守ること」 がネイトの至上命題となります。 ネイトとポリーの必死の逃避行。
しかし、娘の身の安全を永遠に守るためには、逃げるだけではダメだ。 裏社会組織を相手に、反撃に出なくては...。 無骨な犯罪者の父親と、利発で勇敢な娘。
ハラハラドキドキ感は申し分なし。 ポリーの可愛らしさも印象的で、ひじょうに楽しい読書になりました。 映画化されるそうですが、うまい子役が見つかれば大ヒットするでしょう。
(あの人気映画 「レオン」 に似た設定ですし。) ※権威ある 「MWA賞 (アメリカ探偵作家クラブ賞)」 の新人賞を受賞しています。
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「拳銃使いの娘」 ジョーダン・ハーパー





