「ノースライト」 横山秀夫(2019年、新潮社1800円) 主人公 青瀬稔 (40代) は、才能ある一級建築士です。
売れっ子建築士として多忙で華やかな生活を送っていた時期もありましたが、バブル崩壊で状況は一変。 大手建築事務所をリストラ同然に辞めたあとは、家庭も崩壊してしまいます。 数年まえ、大学時代の友人が誘ってくれて、小さな建築事務所に再開職した青瀬。
昨年ある夫婦から、名指しで、新居の設計を依頼されます。 小柄で人の良さそうな夫婦は、信濃追分に80坪の土地を所有していると言い、
「建築資金3千万円で、あなた自身が住みたいと思うような家を建ててください」。 創作意欲を刺激された青瀬は、北向き採光 (ノースライト) のユニークな家を設計します。
この家は、建築雑誌の 「平成すまい二百選」 という特集に取りあげられるほど評判になります。 ...が、青瀬は最近、この家が無人の状態になっていることを知ります。 依頼主夫妻にも連絡がとれなくなっています。
かれらの行方を追ううちに、さまざまな謎が明らかになっていき...。 というような内容です。 『家』 というものに対するひとびとの思い入れが、印象深く描かれているし、
子を想う父親の情、夫婦間の愛憎、など、情緒的な内容を語るちからもきわだっています。 多くの伏線が効果的にちりばめられるなど (ブルーノ・タウトの椅子とか)、 とにかく脱帽です! ※殺人はありませんが謎があるので、ミステリというジャンルでよさそうです。
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「ノースライト」 横山秀夫







ノースライト、長らく待って
ようやく順番が回ってきました!
脱帽なんですね♬
じっくり読みます、楽しみです。!
2019/7/19(金) 午後 8:09
あゆままさん、こんばんは。
今順番がまわってきたということは、わりあい早めに予約をかけていたんですね。(私もそうです。)私に順番が来たとき、うしろにはじつに200人を超える行列ができていました。人気本を早めに手に入れられる「ラッキー感」はなかなかうれしいものです。(一種の優越感?)
2019/7/19(金) 午後 9:13