「自炊力」 白央篤司 (2018年、光文社新書、800円)
「よもや (ぜったい、断じて) 結婚はあり得ない」 と思っていた長女が結婚しました。
家事能力はゼロで、とくに、料理などやったこともありません。 不安がつのるなか (本人はわりとのんき)、 この本に出会いました。 「『料理、料理』 と肩ひじ張らなくても大丈夫ですよ」 と、全編をつらぬくやさしい語り口が、何ともうれしい。
食事というものはつぎの3種類がそろっていればOK、と著者は言います。
①主食(米、麵、パン、などの炭水化物) ②主菜(魚、肉、大豆加工品、などのタンパク質) ③副菜(野菜類など) だから、このすべてを含むハム野菜サンドイッチは、梅干しおにぎりなどよりマッチベター。
合わせて牛乳も飲めば、じゅうぶんランチとして成り立つ。 コンビニ店内でこう考えることが、もうすでに 「自炊」 なんですよ。
えっそうなの? そんなゆるい考え方でいいの?
ゆるゆる路線 (「ムリをしないで、できる範囲で自炊してみましょう」) はさらにつづきます。
*カップ麵に温泉卵を割り入れ、貝割れなどの野菜を少し乗せる
*冷凍野菜をレトルトカレーやレトルトシチューに混ぜ込む (セブンイレブンの 「イタリア産ミックスグリル野菜」 はとくにオススメ) *豆乳にベーコンと冷凍ブロッコリを入れて温め、うすく塩味をつける などなど、具体的ヒントがてんこ盛り。 冷凍食品、レトルト食品、できあい総菜 を進んで取り入れつつ、上記①〜③をめざすわけです。
なーるほど、これならうちの娘にもできるかもね...。 「ひとり暮らしの男性」 を主たるターゲットにしているであろうこの本、
料理音痴の新米主婦も、 (その心配性の母親も)、とても助かっていますよ。 ありがとうございます! |
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