「シエラレオネの真実」 アミナッタ・フォルナ(2018年、亜紀書房、2400円) シエラレオネは、ダイヤモンドの産出で名高いアフリカ西部の小国ですが、
長い内戦のさなか、一般市民が残虐行為の犠牲になったことでも知られています。 恐怖を植えつけるだけの目的で、革命軍が、ひとびとの腕や脚を切断したのです。 新聞報道でこの事実を知ったときの衝撃!
それ以来、シエラレオネという言葉を聞くと、平静ではいられなくなりました。 なので、この本が新聞書評欄で紹介されたとき、すぐに、読むことを決めました。
恐怖のヴェールにつつまれた暗黒の内戦を、ぜひ明快に解き明かしてほしいと思ったのです。 ところが...。
その期待はかなえられませんでした。 文章に魅力がなく、読み進めることができなかったのです。 語るべき主題を持ちながら、語る技倆がともなっていない。
前記事の三澤慶子さんとは大違いです。 (「夫が脳で倒れたら」) 前半3分の1くらいまではふつうに読み、つぎの3分の1で斜め読み・飛ばし読みに切り替え、
その辺で力尽きて、残り3分の1はあきらめました。 ちなみにこの本は小説です。
著者の父親は、シエラレオネ政府で財務大臣をつとめたあと、逮捕されて死刑になります。 父の死と、その後の自分の人生を描いた、自伝的物語です。 題材的に気になるので取りあげましたが、 <オススメではないけれど> の書庫に収納します。
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「シエラレオネの真実」 アミナッタ・フォルナ





