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先日、意気揚々とあたらしい書庫 (「マイクル・コナリー書庫」) を開設しましたが、
ここで、まえから気になっていた 「エド・マクベイン書庫」 について、少し言及したいと思います。 エド・マクベインの 『87分署シリーズ』、
ニューヨークを思わせる架空の街アイソラを舞台に、87分署の刑事たちがイキイキと活やくします。 数十年まえは、日本でも大人気のシリーズで、 黒澤明 『天国と地獄』 をはじめ、翻案映画がいくつか作られました。 警察ミステリなのに、人生のペーソスがしみじみと描かれ、読みながら泣いてしまうこともしばしば。
ディック・フランシスとならんで、大、大、大好きな作家でした。 『ホープ弁護士シリーズ』 も含め、60を超える作品をほぼもれなく読みました。
だから、満を持しての書庫開設だったのですが...、紹介はうまく進みませんでした。 再読がかったるくなってしまったのです。 たとえばディック・フランシス。
紹介にあたっては、当該作品を再読するわけですが、その楽しいことと言ったら! 初めて読んだときと劣らぬよろこびが得られたのです。 (とうぜん、紹介はサクサクと進みます。) いっぽう、エド・マクベイン。
まず、語り口 (文章) が、いやに冗漫に感じられておどろきました。 レギュラー登場人物である87分署の刑事たちについて、延々と語られるのもわずらわしい。 ...要するに、以前のよろこびを感じられなくなってしまったのです。 つよい哀惜感を味わいました...。
そんなわけで、 「エド・マクベイン書庫」 は、中途半端なまま放置されることになりました...。 |
エド・マクベイン
[ リスト | 詳細 ]
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◎「熱波」−−−エド・マクベイン (87分署シリーズ、第35作) |
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◎「幽霊」−−−エド・マクベイン (シリーズ34作) |
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◎「血の絆」−−−エド・マクベイン (シリーズ第30作) |
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◎「ショットガン」−−−エド・マクベイン (87分署シリーズ第23作) |






