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2009.5.25(月)
今日の目的地は大崎下島の御手洗港。13.3マイルと距離だけで言えば母港熱海でショッチュウやっている初島を一周して戻ってくるのと同じだ。
ところが急潮で知られる船折れ瀬戸を通ることとなる。緊張する。
宮の窪瀬戸は鵜島の北側を通る船折れ瀬戸と南側を通る荒神瀬戸がある。
お世話になり、有津を推薦してくれた回航屋さんの石井さんにヨットの場合、荒神瀬戸はダメ、船折れ瀬戸を通るように言われているのでその予定だ。

船折れ瀬戸の転流は来島海峡転流より10分早い。今日の来島海峡転流は11時28分、従って11時18分となる以後南流、連れ潮となる。有津を出れば船折れ瀬戸なので10時58分を出港と決め、ジャストに有津ポンツーンを離岸。
一番気になったのはどれくらいの船がこの狭い瀬戸を行くのかだ。
有津で見ていた限りでは時々本船が通っているといった感じだった。
転流時にどのくらい集中するかだ。
瀬戸に入り南に下がりすぐV時型に北に上がって行く変形水路なのだが、南に下りだした時に追いかけて来る本船を遠くに確認する。何時追い着いてくるか。V時の下頂点当たりまではこちらが先行する。北に上がり始めると目の前に大島大橋がありそれをくぐる当たりで本船がかなり近づくが未だ若干距離がある。本船なので右によって通航するかと予想していたのに段々こちらの真後ろのコースを取る。こちらは次第に左(西)岸に寄っていく。本船も西に寄ってくる。たまたまなのか左側一杯の方が安全なのは不明である。結局、船折れ瀬戸を抜けるまで瀬戸で出会ったのは1艇のみであった。荒神瀬戸も出口は船折れ瀬戸と合流するわけだが、こちらは1艇も通らなかった。
瀬戸を通る間、いつもの様に船首が持っていかれたが特にものすごいということは無かった。
11時30分に瀬戸を抜けることが出来た。
大三島の南岸を西に進み御手洗瀬戸に近づくにつれ次第に連れ潮が強くなり一時8.6ノットとなる。

御手洗港:
ゆたか海の駅は無くなりました。昨日、電話で予約しようと何度電話しても通じないない。関連のところへ色々かけてようやっともうなくなりましたとの回答を得た。
おととし、実はゆたか海の駅に来ている。ポンツーンのある狭い港に入ったが船が一杯で着けられない。電話してみると予約してないし、係留の余地も無いと入港を断られた。予約しない私が悪いのだが、どうも予約するのがきらいで仕方なく次ぎの予定泊地、大三島の宮之浦に向かった。
今回はこうゆうことの無いよう予約したのだが無くなってしまったとは!ただ、ポンツーンは空いていれば着けられるのでどうぞとのことであった。ウイークデイなら先ずあいているとのことだった。

私は狭いポンツーンがどうもイヤなのともう一つホントの御手洗に泊まりたいと思っていた。
私は江戸時代の豊かな港の風情を残している御手洗の港に入り、そこに船を留めたいのだ。
港湾案内を見ると御手洗と書かれたいるがどこが昔から栄えた御手洗なのかわからない。
ゆたか海の駅は少し離れていることは確かだ。
インターネットで御手洗を引くと有名な江戸時代n家並みの場所は御手洗水道の始まりから最初の灯台のあたりの陸側のようだ。ここにはどう見ても船が着けられる港では無い。
灯台を越え、少し突き出たところにフェリー用らしき桟橋が表示されている。しかし港では無い。御手洗の古い町からは少し離れるがもう少し北に行ったところに小さく囲われた港がある。ここなのか。
そこで気が付いたのがグーグルの写真画像だ。御手洗を検索し、写真で見てみる。やはりここが現在の船溜まりだった。狭いここにしか船は写っていない。古い御手洗の町からは離れている。しかし海の駅よりは良い。ここを目指すことに決定する。
御手洗瀬戸に入り御手洗の古い街並みの前はやはり船など着けられない。少し北に港湾案内にある大きな桟橋があるが外にもろに出ているので瀬戸の急流をもろに受けるのではないかと思った。少し行くと大長港のやはり桟橋が見える。目的地その手前の囲われた極小さな狭い港に入る。よおやっと一周できるでけの広さをデットスローでゆっくり廻る。今日は大潮の次に日だ。3m50は潮差がある。出来たらポンツーンか動かない船に横抱きしたい。だが、留める余地が無い。2周港の中をゆっくり廻る。こういう場合着けられれば岡からここに着けろと声が大抵かかるものだが、人っ子一人いないようだ。人が見えない。しかたが無いと諦め、港の外にでる。御手洗の町並みそばの大きなポンツーンは無理だとしても大長港の桟橋に着けられるかもしれない。ダメで元々と先ず着けてから相談してみようと桟橋にゆっくり接近する猛接岸すると言う時グーと船が桟橋に寄せられ船首が斜めだが桟橋ゴムに当たる。何とか横付けを完了する。桟橋を渡り、フェリーか遊覧船の受付に一人でいる人にヨットですが着けていいですかと聞くとここは流れがきつくて船がバンバン桟橋に当たるのでやめた方が良い。海の駅の桟橋が空いているので手伝ってあげるからそちらに着けたらと言ってくれる。あそこは狭いので出来たらここをお願いしたいと言うと、それなら今留めたところは船が来るのでその前、先端に同じ長さの桟橋があるのでそちらなら着けて良いと言われる。万歳。ついに着けることが出来た。
一渡り片付け終わって14時。観光に出かける。

大長港の桟橋を渡った目の前に石の鳥居がある。東風神社。階段で小山に登っていく。結構きつい。かなり登った先が平らになり社が鎮座する。参拝。
道まで下り、御手洗の歴史的な建造物や江戸時代のままの街並みへと向かう。
さわやかで気持ちの良い空気が流れている。橋がありその袂に宇津神社への矢印がある。川に沿っていってみる。これは大発見であった。見逃さなくて良かった。由緒ある古社。本殿と拝殿が離れた変わった建て方なのでそこに居た人に聞いてみると珍しい建て方だけど港の社に無いわけではないとのこと。宇津神社について色々教えてくれる。大変な歴史をもっていると知る。どうもこの神社の宮司らしい。社家で越智さんという苗字とのこと。ヨットで御手洗を訪れた方はこの神社にお参りすることをお進めします。
続いて遂に御手洗の古い町並みに入る。
江戸時代、明治時代の街がそのまま残っている。きれいに手入れされ保存されているというか普通に住居として使われている。
モダンな観光目的の店舗など無い。不思議な感じがする。
広くは無いので一渡り巡る。神社も寺も多い。
気持ちの良い空気と風を感じる。家々に花が生けられており歌を添えたものもある。勿論造花では無い。床しい。

詳しく散策していたので6時近くになって船に戻る。
と、観光船の船長がやってきてここにヨットがいると観光船を出す時当たる恐れがあり非常に困ったいる
とのこと。強圧的では全く無い。どうして根だけ離れて、別のポンツーンとして独立しているのに邪魔になるのかと思ったら、潮が非常にきつく強力な観光船のエンジンでもポンツーンに戻されてしまうので後ろにどうしても空きが欲しいのだそうだ。
確かにヨットを寄せる時グーとポンツーンに寄せられバウをポンツーンにぶつけたのもそのせいだったのだ。また前のポンツーンに移動するのに舫いを引張って移動させるのに大変な苦労をした。
全体重を掛けて艇を押してもポンツーンから全く離せないのだ。いろいろ苦労してやっと係留したけれど観光船が危険となればポンツーンを離れざるを得ない。船長は海の駅ポンツーンはどうですかとチョット言ったが艇が大きいのですぐ話を変え、向こうに見える御手洗の町並み前の大型桟橋の向こう側は同ですか、観光にも便利ですよという。
潮が強いじゃないですかと懸念を示すと、今いる桟橋が一番潮が強くあたる。あの桟橋の方がズット緩やかですとのこと。ヒエー、Good。7時に近く夕もやが垂れ込め始めたがスグサマ移動。
町並み前のポンツーンに船を着けると確かに先ほどまでとはまるで違い、ずっと静か。
今日は夜はあまり寝られないと思っていたがこれでぐっすり眠れる。
きれいで清潔なトイレも3分にある。
と安心できないことがまたもや発生。
先ほどの船長さんの会社の事務系の人が自転車でやって来て反対側に留めてある海上保安庁の船が移動しないとすると対岸に見える桟橋に移動してもらう必用があるかも知れないとのこと。
またまた問題発生か、今度は対岸に移動することになるかと思っていたら海上保安庁の人が船に戻ってくる。観光船の人がここには観光船が着くので移動して欲しいと言った言い方を相手にしてくれる。向こうは観光船が出た後は空きますかとか未練がありそうだった。いえ、8時に叉船が来ますと言ってくれしょうがないかと思ったらしくそのまま桟橋を去っていった。
事務方の人の話では明日が御手洗瀬戸の潮が一年で一番きつくなる日だそうだ。
あのヨットは良く桟橋に着けられたなと話していたんだそうだ。
大長の先の桟橋に係留して問題ないが潮が一年で一番というほどきつい日の前日なので日頃弱音を言わない船長が珍しくヨットが邪魔で出港が5分遅れてしまったと文句を言ってきたので見に来ましたと説明してくれる。その他、潮はきついが台風時にはここは安全で他所から台風避難の為船が集まるとのことでった。

何日も御手洗にいたいのだが、距離も比較的長く潮の関係で明日は早い出港となる。暗くなり遅くなってしまったが、明日の食事お用意を早速始める。
あー、忙しい一日であった。でも楽しかった。
夕闇の中、静かに浮かぶ艇の上から目の前に御手洗の町並みを眺めている。

写真:
・最初に留めた大長港の前方桟橋
・次に留めた御手洗の歴史的な街並み前の大型桟橋に舫うECH0 POINT
・御手洗、歴史的町並み。皆、実際に人が住んでます。
・大長港前にある東風崎(こちざき)神社参道
・社殿
・本殿
・宇津神社参道
・拝殿
・本殿
・狛犬
・手水
・説明

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